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7話 白薔薇、剣を取る

 王太子ルイ・ヴァルタインの執務室には、深夜にもかかわらず灯がともっていた。


 窓の外に広がる王都は静まり返っている。昼間は商人の声と馬車の音で満ちていた大通りも、今は夜警の松明だけが淡く揺れていた。遠くに見える民家の窓明かりは一つ、また一つと消え、王国は眠りへ沈んでいく。


 だが、王城だけは眠らない。


 国を動かす者たちにとって、夜は休息だけの時間ではなかった。報告書は夜にも届き、密書は闇に紛れて運ばれ、表に出せない判断ほど、静かな時間に下される。


 ルイは執務机の前に立っていた。


 いつものように背筋は伸び、金の髪は乱れていない。だが、その表情には明らかな疲労が滲んでいた。昼は評議、夕刻は貴族との会談、夜は各地の報告整理。その上、今夜は旧聖セリア礼拝堂跡での黒蛇との衝突について、弟から直接報告を受けなければならない。


 扉が叩かれた。


「入れ」


 静かな声に応じて、扉が開く。


 入ってきたのは、銀の髪を持つ第二王子だった。アラン・ヴァルタイン。王都の貴族たちが駄王子と笑い、王家の恥と囁く男。だが今、彼の姿に夜会で見せる気の抜けた空気はない。黒を基調とした外套を羽織り、腰には細身の剣。髪は少し乱れ、頬にはごく薄い擦り傷があった。


 ルイの目が、その傷を見逃すはずがなかった。


「怪我をしたのか」


「髪を少し持っていかれただけです。傷は飾りみたいなものですよ」


「飾りで済ませるな」


 短い言葉に、兄としての苛立ちが滲んでいた。


 アランは肩をすくめる。


「兄上に怒られるほどの傷ではありません」


「お前は傷の大小ではなく、いつも報告の仕方が問題だ」


「それは耳が痛い」


「痛いだけで済ませるな」


 ルイは椅子に座らず、立ったまま弟を見た。


 部屋には二人しかいない。レムは扉の外に控えている。王太子の執務室でありながら、今この場所にあるのは政務の空気ではなく、兄弟の間にしか流れない重い沈黙だった。


 アランは机の前まで進み、一礼した。


「旧聖セリア礼拝堂跡で黒蛇と接触しました。現場には下働き十二名、外周に別働隊八名を確認。うち十七名を拘束、三名は逃走。黒蛇幹部ヴァルグと交戦しましたが、捕縛には至らず」


「ヴァルグは強かったか」


「ええ。想定以上に」


 アランの返答は正直だった。


 ルイの表情がわずかに険しくなる。


「お前がそう言う相手か」


「剣の腕だけなら、王国騎士団の隊長格にも匹敵します。ただ、厄介なのはそこではありません。彼は状況を見る。敵の配置、味方の距離、逃げ道、こちらの癖。剣を交えながら、それらをすべて拾っていました」


「指揮官でもある、ということか」


「おそらく。少なくとも、ただの暗殺者ではありません」


 アランは懐から小さな紙片を取り出し、机の上に置いた。


 蛇の紋。


 その横に、短く記された文字。


 白薔薇は扉を開いた。


 ルイはそれを見て、眉を寄せた。


「ミリア嬢を完全に狙いに入れたな」


「はい」


「お前は、彼女にどこまで話した」


「黒蛇の存在と、影狼の名を」


 ルイの視線が鋭くなった。


 アランは逃げなかった。


「指揮官であることも話しました。すべてではありませんが、隠し続ける方が危険だと判断しました」


「判断としては遅い」


 ルイは即座に言った。


 アランは苦笑する。


「兄上ならそう言うと思いました」


「思っていたなら、なぜもっと早くそうしなかった」


「巻き込みたくなかったからです」


「もう巻き込まれていた」


「分かっています」


「分かっていて目を逸らしたな」


 その言葉は鋭かった。


 アランは黙る。


 ルイは弟を責めたいわけではなかった。アランがどれほどのものを背負っているか、誰よりも知っている。影狼を作り、王都の闇に潜ることを選び、表では嘲笑を受け続けてきた。そのすべてが自分のためであり、王国のためであることも理解している。


 だからこそ、見過ごせない。


「アラン、お前は人を守ろうとする時、相手を遠ざけすぎる」


「……そうでしょうか」


「そうだ。お前は自分が傷つくことには鈍いくせに、誰かが傷つく可能性には過敏だ。その結果、相手に何も知らせず、選ばせず、安全だと思う場所に置こうとする」


 アランは反論しなかった。


 できなかった。


 ルイの言葉は正しい。アランはずっとそうしてきた。兄を光の中に置くため、自分は影に立った。父王を不安にさせないため、多くを報告しなかった。貴族たちを警戒させないため、無能を演じた。必要なことだと思っていた。


 だが、それは同時に、自分が勝手に決めてきたということでもある。


 ミリアに対しても同じことをした。


 知れば危険だから。巻き込みたくないから。守るためだから。


 そう言って、彼女から選ぶ機会を奪おうとした。


「ミリア嬢は、剣を学びたいと言ったそうだな」


 ルイが続けた。


 アランは小さく息を吐いた。


「ランバール公爵から報告が?」


「直接届いた。お前にも届いているはずだ」


「ええ」


「どうする」


「反対したいです」


「したい、か」


 ルイは弟の言葉の揺れを聞き逃さなかった。


 アランは少しだけ顔をしかめた。


「彼女が剣を取れば、黒蛇はさらに利用しようとするでしょう。訓練を始めたというだけで、彼女の行動範囲も意識も変わる。こちらとしては守りにくくなる」


「だが、お前は完全には反対しない」


「……彼女がそう望む理由を、僕は否定できません」


 アランの声は低かった。


「彼女は戦場に出たいわけではない。自分の身を守りたい、足手まといになりたくない、いずれ力になりたい。そう言ったそうです。そこまで考えている相手に、危ないから何もするなとは言えない」


「ようやく分かってきたな」


「説教が嬉しそうですね、兄上」


「弟が少し成長したなら、兄として喜ばしい」


「僕は子どもではありません」


「人を守ることに関しては、時々子どもより頑固だ」


 アランは返す言葉を失った。


 ルイはそこでようやく椅子に腰を下ろし、机の上の紙片を見つめた。


「剣を学ばせるなら、指導者は慎重に選べ」


「レムが適任でしょう」


「最初からか?」


「基礎を見るには十分です。むしろ、レムなら無茶をさせない」


「お前よりはな」


「兄上、今夜は随分と刺しますね」


「刺されるだけのことをしている」


 アランは肩を落とした。


 だが、ルイの言葉に怒りはなかった。むしろ、そこには安堵がある。ミリアが自らの意思で踏み込もうとしていること。アランがそれを完全には否定しないこと。危ういが、悪い方向ではない。


 ルイは弟を見た。


「アラン」


「はい」


「彼女を守れ。だが、守るだけにするな」


 アランは静かに目を上げた。


「彼女は公爵令嬢だ。王国の未来に関わる家の娘であり、聡明で、責任感がある。お前がすべてを背負って遠ざけるには、惜しい人材だ」


「兄上は、彼女を影狼に関わらせるべきだと?」


「段階を踏むべきだ。だが、少なくとも何も知らない花瓶の花として扱うべきではない」


 花瓶の花。


 その言葉に、アランはミリアの白薔薇を思い出した。


 気品があって、美しく、棘がある。


 だが、彼女は飾られるだけの花ではない。


「分かりました」


 アランは静かに答えた。


「剣の訓練については認めます。ただし、最初は防御と回避、体の使い方だけ。実戦を想定した訓練は当面させません」


「妥当だな」


「それから、影狼の内部情報には触れさせません。彼女には公爵家側の資料整理と貴族社会の動きの分析を頼む程度に留めます」


「それも妥当だ」


「……兄上」


「何だ」


「僕は今、婚約者候補を影の協力者にしようとしているのでしょうか」


「そうだな」


「普通の婚約とは何なのでしょう」


「お前に普通を期待している者はいない」


「ひどい」


 ルイはそこで初めて小さく笑った。


 アランも苦笑する。


 兄弟の間に、少しだけ柔らかな空気が戻った。


 だが、机の上の蛇の紋は消えない。


 黒蛇はすでにミリアを見ている。アランを探っている。王家とランバール家の結びつきを利用しようとしている。その先には、王国そのものを揺るがす何かがある。


 ルイは表の王として国を支える。


 アランは影の王子として闇を払う。


 そして今、その影の境界に、ミリアが立とうとしている。


 それが何をもたらすのかは、まだ誰にも分からなかった。


 翌朝、ランバール公爵邸の中庭には、いつもとは違う空気があった。


 白薔薇の庭園から少し離れた場所に、小さな訓練用の区画が設けられている。普段は護衛騎士が軽く体を動かす程度に使われる場所で、地面は踏み固められ、周囲には目隠しの生垣がある。貴族令嬢の稽古場としては、少々実用的すぎる場所だった。


 ミリアはそこで、剣を手にしていた。


 もちろん、本物の剣ではない。


 最初に渡されたのは、細身の木剣だった。重さは本物より軽いが、ただの飾りではない。握れば手のひらに硬さが伝わり、振れば空気を切る感触がある。


 ミリアはそれを両手で握り、じっと見つめた。


 剣を持つのは初めてではない。幼い頃、兄や従兄弟たちが稽古をしているのを見て、興味本位で木剣を握ったことはある。だが、その時は遊びだった。今とは違う。


 これは、自分の意思で取る剣だ。


 自分の身を守るため。


 誰かの足手まといにならないため。


 いずれ、アランの力になるため。


 そう思うと、木剣は想像以上に重かった。


「構えが硬いですね」


 冷静な声がかかった。


 ミリアの前に立っているのは、レムだった。


 今日は侍女服ではなく、黒を基調とした動きやすい訓練着を着ている。髪は高く結い、赤い瞳は静かにミリアを見ていた。その姿には、王城で控えている時の侍女らしさはほとんどない。そこにいるのは、影狼副官としてアランの右腕を務める剣士だった。


「力を入れすぎです。剣は握り潰すものではありません」


「はい」


「肩も上がっています。呼吸が浅い」


「……はい」


 ミリアは言われた通りに肩の力を抜こうとした。


 だが、抜こうと思えば思うほど力が入る。


 レムはしばらく見ていたが、やがてミリアの背後に回り、手の位置と肩の角度を直した。


「まずは剣を振る前に、立つことです」


「立つこと、ですか」


「はい。剣術の基礎は足です。腕ではありません。どれほど速く剣を振れても、足が崩れれば何もできません」


 レムはミリアの足元を示した。


「右足を半歩後ろへ。膝は固めず、少し緩める。体重は前に乗せすぎない。いつでも前後左右へ動ける位置を探してください」


 ミリアは言われた通りに動く。


 最初はぎこちなかった。


 だが、何度か直されるうちに、少しずつ重心の位置が分かってくる。乗馬や舞踏で培った身体感覚が、ここで役に立った。背筋を伸ばしながらも膝を固めないこと。上半身を美しく見せながら、足元を安定させること。貴族令嬢として学んできたものが、形を変えて剣の基礎に繋がる。


 レムの目がわずかに変わった。


「もう一度、構えてください」


 ミリアは木剣を構える。


 先ほどより、自然に立てた。


 レムは頷く。


「思ったより早いですね」


「それは、褒めていただいているのですか」


「事実を述べています」


「では、褒め言葉として受け取ります」


「構いません」


 レムの表情はほとんど変わらない。


 だが、声にはほんの少しだけ柔らかさがあった。


 訓練は、剣を振ることから始まらなかった。


 立つ。構える。足を運ぶ。止まる。半歩下がる。体を開く。木剣を持ったまま、上半身をぶらさないように歩く。ただそれだけの動作を、何度も繰り返した。


 単純だった。


 だからこそ難しかった。


 ミリアはすぐに額に汗を浮かべた。腕も重くなる。手のひらには木剣の硬さが食い込み、指が少し痛む。舞踏の練習で足が疲れたことはあるが、これはそれとは違う疲れだった。身体の奥の使ったことのない部分が、少しずつ目を覚ましていくような感覚がある。


「休憩しますか」


 レムが尋ねた。


 ミリアは息を整えながら首を振った。


「まだ、大丈夫です」


「無理は禁物です」


「無理ではありません。悔しいだけです」


 レムは少しだけ目を細めた。


「悔しい?」


「はい。立つことすら、こんなに難しいとは思いませんでした」


「最初からできる者はいません」


「アラン殿下もですか」


 思わず尋ねていた。


 レムは一瞬だけ沈黙した。


「アラン様は、最初から異常でした」


「……参考になりませんね」


「はい。参考にしてはいけません」


 あまりに淡々と言うので、ミリアは思わず小さく笑った。


 レムも、ほんのわずかに口元を緩めたように見えた。


「ただし、アラン様も努力をされなかったわけではありません」


 レムは静かに続けた。


「むしろ、誰よりも積み重ねてこられました。見せなかっただけです」


 ミリアは木剣を握る手に力を込めた。


 見せなかっただけ。


 それは、アランという人物を表す言葉のようだった。


 努力も、痛みも、覚悟も、すべて見せない。見せないまま、軽く笑っている。だから周囲は彼を誤解する。だが、彼自身がそう望んできた。


「私は、あの方のことをまだ何も知らないのですね」


 ミリアが呟くと、レムは静かに答えた。


「知ろうとしてくださるだけで、十分です」


 その言葉には、侍女としてではなく、アランの右腕としての感情が滲んでいた。


 ミリアはレムを見た。


「あなたは、アラン殿下をとても大切に思っているのですね」


「当然です」


 即答だった。


「アラン様は、私の主です。影狼の指揮官であり、王国の影を背負う方です」


「影狼には、どれほどの方がいるのですか」


 レムは少しだけ考えた。


 すべてを話すべきではない。だが、アランから一定の情報共有は許されている。


「全体で約二百名です」


 ミリアは目を見開いた。


「二百……」


「王都だけではありません。各地に配置されています。情報収集、護衛、潜入、突撃、後方支援、連絡、隠蔽処理。それぞれに役割があります」


「では、レムさんやガイルさんたちは」


「隊長格です。私は副官として全体補佐を担い、ガイルは突撃班、リィナは情報班、ゼイドは隠密・暗殺班を率いています」


 ミリアは改めて、その規模に息を呑んだ。


 影狼。


 王国の闇を守る秘密組織。


 小さな私兵集団ではない。二百名規模の組織が、王国の裏で動いている。そして、それを指揮しているのがアラン。表では駄王子と笑われている青年。


 彼が背負っているものの大きさが、また少しだけ見えた気がした。


「アラン殿下は、いつからそれほどのものを」


「詳しくは、いずれご本人から」


 レムは線を引いた。


 ミリアは頷いた。


「分かりました」


「では、休憩は終わりです」


「もうですか」


「はい。次は受け身の基礎です」


「受け身……」


「倒れ方を知らない者は、戦う以前に怪我をします」


 ミリアは木剣を見下ろした。


 剣を振る日は、まだ遠そうだった。


 だが、不思議と嫌ではなかった。


 一歩ずつでいい。


 今はまだ、立つだけで精一杯でもいい。


 昨日まで知らなかった世界の前で、自分はようやく最初の一歩を踏み出したのだから。


 その訓練の様子を、少し離れた屋敷の回廊から見ている者がいた。


 アランだった。


 彼は公爵邸へ正式な訪問客として来ていたが、予定より少し早く到着したため、中庭での訓練を目にする形になった。隣にはランバール公爵が立っている。


「止めますか」


 公爵が静かに尋ねた。


 アランは訓練場を見つめたまま答えない。


 ミリアは汗を流しながら、何度も足運びを繰り返している。貴族令嬢らしい優雅な姿とは違う。髪は少し乱れ、額には汗が滲み、手のひらも痛むはずだ。それでも彼女は投げ出さない。悔しそうに唇を引き結びながら、レムの指示を聞き、すぐに動きを修正している。


 覚えが早い。


 アランは素直にそう思った。


 元々、体の使い方が上手いのだろう。舞踏や乗馬の基礎がある。重心の感覚も悪くない。何より、指摘されたことを感情で弾かず、すぐ自分の動きに反映しようとする。


 このまま続ければ、基礎の会得はかなり早い。


 だからこそ、危うい。


「止めたいですよ」


 アランはようやく言った。


「今すぐにでも、木剣を取り上げて、白薔薇の庭に戻したい」


「それはできませんな」


「分かっています」


 アランは苦笑した。


「彼女は戻らないでしょう」


「ええ。あの子は、納得していない道には戻りません」


 公爵の声には、父としての諦めと誇りが混ざっていた。


 アランはミリアを見つめた。


 守る対象。


 最初はそう思っていた。


 だが、今の彼女を見ていると、それだけでは失礼なのだと分かる。彼女は守られることを拒んでいるわけではない。むしろ、自分に足りないものを理解している。だからこそ学ぼうとしている。無謀に剣を振り回すためではなく、誰かの負担を少しでも減らすために。


 その姿は、アランの胸に静かに残った。


「公爵」


「はい」


「彼女の訓練は、レムに見させます。ただし、段階を踏みます。最初は防御、回避、受け身、身体の使い方だけ。実戦形式はまだ先です」


「承知しました」


「それと、彼女には調査も頼みます。出入り業者、噂の流れ、貴族家の繋がり。戦うよりも、そちらの方が彼女の力を活かせる」


「娘も望むでしょう」


 アランは小さく頷いた。


 その時、訓練場でミリアが足を滑らせた。


 倒れる。


 そう思った瞬間、彼女はレムに教わったばかりの動きで体を丸め、肩から地面へ転がった。完璧ではない。だが、無理に手をついて怪我をするよりはずっといい。


 レムが近づき、何かを言う。


 ミリアは悔しそうに頷き、すぐに立ち上がった。


 アランは思わず息を吐いた。


「……本当に、厄介だ」


 公爵が横目で見る。


「嫌そうには聞こえませんな」


「皆、最近それを言う」


「事実だからでしょう」


 アランは返答に困った。


 中庭では、ミリアがもう一度木剣を構えている。


 朝の光を受けた金の髪。汗を拭いながらも折れない青い瞳。白薔薇のような気品はそのままに、そこには新しい強さが芽生え始めていた。


 アランは、その姿から目を離せなかった。


 守るだけでは足りない。


 遠ざけるだけでは、彼女の強さを殺してしまう。


 ならば、自分がすべきことは何か。


 危険から完全に遠ざけることではなく、危険を知った上で立てるように支えることなのかもしれない。


 アランは静かに呟いた。


「白薔薇に剣か」


 不思議と、似合うと思った。


 その事実が、少しだけ悔しかった。

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