彷徨う出来事No.141~出した答えに対して
先日のコラム“出した答えとは”というのが非常に好評らしい。
そして、賛否両論の部分もあり
その中でも特に対策案が
何かあるのだろうかという
質問が多数寄せられています。
率直に申し上げればドーム球場で
それなりに涼しい所で
9回制でやるべきとは思っている。
しかし、球児や携わる人達が
選択した事は尊重して
受け止めなければならない。
ドーム球場へ移転して開催しては
どうだろうかという話もありますが、昨年の夏にプロ野球選手会が
NPB(日本プロ野球機構)に対して
夏季の期間(7月~8月末まで)
ドーム球場に本拠地を置いている
チームの試合を暑さ対策として
優先的に日程を組むように要請し、
これを受けてNPBは選手やスタッフや
来場者に対して調査を進めていき、
来年ないし再来年からの導入の方針が示されたそうです。これは1軍だけで
なく2軍をともされており、必然的に親子ゲームという形になるのだろう。それならば季節をずらせてはという
意見もあるようですが、
毎年3月中旬から下旬にかけて開催されている全国選抜高等学校野球大会
(通称:センバツ)の地方予選は
地域によってお盆明けから10月まで
開催されており勝ち上がると11月に
明治神宮野球場にて全国大会が
実施されています。
そして、12月1日から翌2月末までは
対外試合禁止とされているため、
正直申し上げれば見事なくらいに
埋められている形です。
現在、高野連は甲子園球場にて
高校野球を開催する際には
無償で借りています。その理由としては教育の一環とされています。
仮に京セラドーム大阪や
バンテリンドームナゴヤに移転して
開催する事になる場合は
無償とはならず有償で使用する事と
なり、その費用は少なくとも
約4,600万円から5,000万円
必要とされています。
その費用に関しては主催している
朝日新聞社が負担すれば良い、
経費削減すれば何とかなるのではないかという意見も散見されている。
毎年となると新聞業界の現状を考えると厳しいというよりも不可能に近いと言わざるを得ないだろう。
費用と支出を調べていくと
人件費はやむを得ないとして、
意外な経費として上げられているのが全国地方関わらずに予選を勝ち抜いた優勝・準優勝チームに送られる
メダルや盾の費用である。
ベンチにいる選手やマネージャーさんだけでなくベンチ外の仲間達にも
授与されます。さすがにベンチ内のみという訳には教育の観点からは
いかないだろう。
もしドーム球場で開催するとならば
チケット代や飲食代の大幅な値上げやWBCと同様に地上波放送を止めて
有料配信へと切り替えなければ
ならないだろう。
有料配信に関しては他の学生スポーツ(サッカー・ラグビー・バレーボール)等でも現在検討されています。
まるで正解のない答えに対して
答えを求めているのかも知れません。
そんな中ではありますが甲子園球場を本拠地にして試合をしている
プロ野球阪神タイガースを
運営している阪神電気鉄道株式会社は高野連と協力して内野席の
一部を覆う屋根(通称:銀傘)の規模を
内野席(通称:アルプススタンド)
全体にまで拡張する
計画を発表し進めており、
再来年の2028年(令和10年)3月に
開催予定のセンバツ大会までに
待ち合わせるとの事。これは選手と
一体となってスタンドで応援している応援団の観戦環境を改善することされています。そして、選手達のベンチの裏ではクーラーの設置工事の計画が
進められており環境改善にもなると
期待されています。
この動きは屋外球場を本拠地に持つ
他のプロ野球チームも同様である。
最後に酷暑の中で屋外で運動する事は危険である事には間違いない。
それでも携わる人達が選択した
答えや訴えに対しては対策を講じた上でこれ以上は何もできないと万策尽きたと判断された時にドーム球場への移転をして開催するのが筋であると指摘せざるを得ないのです。




