ほっと一息?喫茶店(その25)
コラム141弾が紙面に掲載された
その日の昼間、
津雲は仕事を抜けだして
もう常連客といっても過言ではない
毎度お馴染みの喫茶店(百音)へ
足を向けている。
店内では相変わらずの百音シスターズが賑やかにおしゃべりしているのだろうと想像しながら喫茶店(百音)の前についてドアを開ける津雲…
カランカランと音が鳴る…
振り向くマスター
マスター【上杉さん、
いらっしゃいませ!】と
コップを拭きながら
声をかけている
津雲 【こんにちは~毎日毎日
暑いですね~溶けそうです
アイスコーヒーをお願いします】
と苦笑いしながらも
注文をしながら
入り口そばの所にゆっくりと
腰を下ろしている
マスター【かしこまりました
確かにこの暑さですと
色々ありますからね】
津雲 【そういえばいつもの皆さんは
どうされたのですか?】
マスター【もうすぐ来られますよ】と
話しながらサイフォンを
出してくると、お店のドア
が開き音が鳴る…
カランカラン…
藤井【こんにちは~おっ!上杉さん
お疲れさん】と声をかけながら
いつもの指定席の
椅子に腰を下ろして座る
マスター【いらっしゃいませ】
藤井 【マスター、アイスコーヒーで】
マスター【かしこまりました】
藤井【そういえばよ~
本当に減税やるんかね~】
津雲【公約である以上はやり切ると
言い切っているようですね】
藤井【東葉の今朝のコラムで
財源を示してたな~
あれだけあるなら
ウチらみたいな人達にも
少しは恩恵ほしいものだわい】
津雲【この前久々にお会いして
お話した時に伺いましたよ
給付にすると手続きの関係で
2万円で終わってしまうと】
藤井【2万円かい、雀の涙だな
ありがたいけどよ】
藤井【後は高校野球の問題かい
少なくとも球児の選択を
邪魔しちゃあならんわな
土曜の昼間のラジオで
お笑いの富沢とか言うのが
上から目線で語ってたけど
あの言い方は企業じゃ
通用しないぞ
ハラスメントとかで
飛ばされるかクビになるかの
どちらかだろうな】
津雲【その辺は聞いていないので
何とも言えませんが
少なくとも津雲さんが
記事にされていますから
それを読まれてはいかがかと】
藤井【あそこまで書いてあると
ぐうの音も出ないだな
それでも謝らないだろう】
津雲【私見という名のハラスメント
死んでも謝らない病を
発症したら公共の電波では
無理だと言わざるを得ないかと
紙面コメントぐらいですかね
形だけは表向きだけは
謝っていますよと
裏では仕方あるないかとか
表と裏というものですから】
それから互いにたわいのない話を
していると
再びお店のドアが開き音が鳴る
カランカラン…
清水 【こんにちは~マスター
アイスコーヒーお願い】と
入ると同時に流れるように
注文している
マスター【いらっしゃいませ、
少々お待ちください】
清水【あらっ!みんなお疲れさま】
と言いながら
いつもの指定席の
椅子に腰を下ろして座っていく
津雲 【お疲れさまです】
藤井【お疲れさん】
清水【今、お店とかは大丈夫ですか?】
と話している
藤井 【そうそう大変だろうよ
熊本の方は】
清水 【一応社長から安全点検を
やるようにと通達来たわ
原因究明をしないと
再発防止策は出来ないから
ただ、テナントさんの件では
相当参っているみたいね】
津雲【昔のダイエーみたいにと
考えていたりするのですか?】
藤井【昔のダイエーって
なんでもあるけど
欲しいものは何もないとか
皮肉言われてたけどな】
津雲【規模を拡大し過ぎだと
あちらこちらから
話は聞いた事がありましてね
昔のジャスコくらいが
気軽に行きやすいと】
藤井【それはあるな~
広くし過ぎて迷って下さいと
言わんばかりだよ】
清水【ああいうやり方にしないと
生き残れないのよ
なんだかんだで1日中
いられる場所であれというのが
方針みたいよ】
藤井【それなら非正規雇用を
もう少し正社員に昇格をだな
4割はさすがに】
津雲【ウチの会社は非正規を雇うほど
費用がありませんからね】と
苦笑いしている
藤井【ウチみたいな町工場は
人を雇いたくても来ない
あらゆる求人に出しても
閑古鳥だよ、みんな大手にな】
津雲【まあまあ、ぼやきはその辺りに
しておきましょう】
清水【そうそう、もうお盆休みよ~
早いわ~1年が】
マスター【お話の端を折るようで
申し訳ないのですが、
みなさんおまちどうさま
です】とテーブルの上に
置いていく
津雲 【今日はさすがに暑いですから
はぁ~いつもの安定の味と香り
落ち着きますね~】とゆっくり
味わうようにストローで
吸っている
マスター 【ありがとうございます、
皆さんもいつものです】と
朗らかな笑顔を見せながら
もそれぞれの品をテーブル
に置いていく
藤井【これを飲むと汗が引っ込むよ】
同じくストローで吸っている
清水【本当にね~】と
勢いよくストローで吸っていき
早くも半分以下になっている
マスター【ありがとうございます】と
再び朗らかな笑顔を見せる
藤井 【マスターアイスコーヒーの
おかわりと追加で
冷やし中華を頼みます】
清水 【マスター私も同じで
アイスコーヒーのおかわりと
と私も冷やし中華お願い】
津雲【マスターすみません、
私もアイスコーヒーの
おかわりと冷やし中華を
お願いします】
マスター【大変申し訳ありませんが
皆さんに食べていただき
たい料理がありまして
少しお時間がかかって
しまうのですが
宜しいでしょうか】
そういって調理の準備に
取りかかる
藤井【マスターが食べてもらいたい
料理なんて珍しいな~】
清水【たまには悪くないかもね】
津雲【これまでにもあったのですか?】
藤井【稀にはあるけど】
マスター【食べて貢献という事で
しかし、暑さ寒さも
彼岸までとは言いましたが
今年も厳しくなりそうです
くれぐれも体調管理には
特に熱中症には
気をつけて下さい】




