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迷宮~新聞記者 津雲京介  作者: 村越 京三


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たまには新専務室にて…

その日の昼休み前のお話から


津雲【さてと、一段落ついたかな~】 

   と腕を伸ばしている


佐山【早い、もうお昼ですからね~】 

   と時計を見上げる


小谷【そうですね~原稿もそれなり

   出来上がってますから】


津雲【キャップ、申し訳ないんだが

   昼終えたら専務の所に話に

   行っても大丈夫ですかね】


小谷【もしかして呼び出されました?、 

   それならば向かって下さい】


津雲【あと、こちらお願いします】と 

   報告書を手渡している


小谷【津雲さん、確かに

   お預かりします】と

   受け取っている


津雲【資料整理と管理が終わらない】


佐山【なんだかんだでやりますよね】


津雲【これで年間のコラムは

   あと7回で終わるな~

   さてと昼行くとしますか】


そして各々昼に出たのであります。


昼休みを終えた津雲はその足で

専務室で向かい、そして専務室の前に

到着して…ドアをコンコンして…


鶴田【はい、どうぞ~】


津雲【失礼します】とドアを開けて

   一礼をして入っていく


鶴田【おお~珍しいな

   お前さんが突然に

   どうしたね】とメガネを

   かけたまま視線を合わせる


津雲【呼び出したのは専務かと】と

   苦笑いしている


鶴田【とりあえず腰をかけてくれ】と

   ソファーの方に視線を向ける


津雲【分かりました、それではお言葉 

   に甘えまして】と硬めの

   ソファーに腰を掛ける


鶴田【はいよ】とプラスチックの

   コップを渡していく


津雲【毎回すみません、

   ありがとうございます】と

   受け取る


鶴田【おかげさんで色々なコーヒーを 

   試してるよ】と

   プラスチックの容器のコップに

   コーヒーと氷を入れて

   アイスコーヒーにして

   津雲に手渡していく


津雲【わざわざご丁寧に

   ありがとうございます】と

   カップを受け取り

   1口飲んでいく


津雲【相変わらず美味しいですね~】


鶴田【なかなかいけるだろう~】と

   少し得意気に話している


津雲【馴染みの喫茶店には

   及びませんけどね】と 

   淡々と話している


鶴田【そうか…まだまだかい

   今度紹介してくれよ】


津雲【行ける時が限られて

   いますけどね】


鶴田【ところで2つのコラムが

   なかなかの評判でな

   いつの間に協力して】


津雲【ここ数年騒がれていたので

   当事者達に聞いた方が早いかと

   外野がやんややんやと

   オレ様私様と上から目線の

   オンパレードでしたからね

   それでも1つの答えですから

   他の都道府県もやるべきかと

   確か宮城でもアンケート調査を

   実施すると聞いていますよ

   ただ、私1人だと体力的に

   厳しいかなと感じていたのと

   定期検診を受けないと

   通報されるのもありましてね】


鶴田【スポーツ部も巻き込んだかい

   でも良く調べて書けているよ

   これがウチの真骨頂だな】と

   腕組みしながら頷いている


津雲【そして、今日のコラムも

   同じように財源とか騒ぐので

   政治部と協力して

   やるべき事をやっただけです

   政治家が公約守れないなら

   速やかに退場してもらうしか

   ないかなと】と苦笑いしている


鶴田【財務省から睨まれそうだがな】


津雲【その財務大臣が会見で

   減税分の財源については

   話してましたけどね

   大臣よりも増税派の官僚達が

   国民の利益の情報を

   隠していたのは事実ですから

   まあ、インフレよりはデフレが 

   理想であるというのが

   財務官僚の方針だそうですし

   失わせた30年ならぬ40年かと】


鶴田【さすがの嗅覚だな

   お前さんの得意分野】


津雲【得意分野ではないかと】と

   苦笑いしている


鶴田【大手もみんな弱味を握られた

   そんな所かい】


津雲【まあ、しばらくは政治部は

   出禁になるかなとは

   思いますけどね

   それもお盆明けから月末までの 

   期間でしょうから

   それに記事の責任は私ですし】


鶴田【出禁にすれば事実であると

   受け取れる訳かい】と

   静かに笑っている


津雲【その様相になりそうです】


鶴田【ところで話は逸れるが

   中道と立憲と公明は

   どうなると思う】


津雲【正直申し上げれば

   それぞれで活動するべきか

   中道を解党して新党かなと

   それでそれぞれ方針を示して

   振り分けていくしかないかと

   このままならば統一地方選挙や 

   次の国政選挙で茨の道になるの 

   は間違いないでしょうし】


鶴田【終わりの始まりかい】


津雲【それぞれで活動した上で

   小沢一郎さんが述べていた

   オリーブの木の戦略を

   するのがせめてもの救いかと】


鶴田【生き残るためにもかい

   さてと、もうこんな時間か…】     

   と腕時計を見る


津雲【確かにもうそろそろですね】と

   こちらも腕時計を見て確認する


鶴田【戻らないと立花部長の雷が

   落ちかねないからな】

   

津雲【お盆前にはきついので

   それでは失礼します】


そう言って立ちあがり一礼をして

部長室を後にした…


津雲【本当の独裁を知らないからな

   アドルフヒトラーに比べたら

   日本の民主主義は生きてるよ】 

   とぼやきながら 

   遊軍部に足を運んで戻って

   いったのでした

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