ピンチ!なのに、何もできない...
突然変異したカイジ。そこに、リュウマが襲いかかる!
カキン!
バキン!
ジャキン!
剣がぶつかり合うたびに音がなる。ユウタは、自分のになるはずだった剣を持って戦っているカイジと、自分のために戦っているリュウマを見ていると、見るに耐えられなかった。ユウタがこうしている間も二人の戦闘は続く。
カキーン!
バキーン!
ジャキーン!
剣がぶつかり合うたびに音がなる。ユウタは、剣を持っていないため、何もできない。リュウマを見ていると、リュウマはすごいと思う。カイジを見ていると、カイジの剣はすごいと思う。
バキゴーン!
カイジがリュウマを斬った。リュウマからは血が出ていないが、痛そうだ。ユウタには、何もできない。ただ、自分は愚かだと思うぐらいしかできないのだ。
その瞬間、ユウタの身体の中にある何かが目醒めたような気がした。ユウタは、カイジに向かって頭突きをした。不意をつかれたカイジは、一瞬うろたえる。すぐに立て直そうとするが、それをリュウマは見逃さなかった。カイジに必殺の一撃をくらわした。カイジは倒れた。ユウタとリュウマの勝利だ。
翌朝、カイジは2人に謝った。ユウタは「気にしないで」と言い、リュウマも「気にするな」と言った。カイジは剣をユウタに渡した。ユウタは子供のように喜び、カイジにお礼を言った。ユウタは「あれ?」と思った。剣が、昨日戦っていたときの剣とは違うのだ。しかし、ユウタは「まあいいか」と思い、その村を後にした。
村を出た直後、リュウマはユウタに話しかけた。
「こういう道場があるらしいが、行ってみるか?」
リュウマの手には、一枚のポスターが握られていた。そこには、『間違い探し道場』と書いてあった。ユウタは、行くことに同意した。




