さあ、歩こう!
ユウタの剣を探すことになったユウタとリュウマ。歩いていると、リュウマが言った。
「もうあんな目にあわないようにしろよ」
ユウタは頷いた。
しばらくいくと、2人は剣を見つけた。
「これも罠かもしれない。気を付けろよ」
リュウマは釘をさした。
ユウタはリュウマに言われて、あの時の恐怖を思い出す。考えた末、ユウタは剣を拾わなかった。
2人は、しっかりと鍛治職人に剣を作ってもらうことにした。鍛治職人は、遠く離れた村まで歩くそうだ。何しろ、あの村よりも遠いのだから。だが、ユウタの剣がない限り、どうしようもないのだ。
2人は歩いた。あと30km。
2人は歩いた。あと20km。
2人は歩いた。あと10km。
2人は歩いた。とうとう村が見えてきた。2人は「ふううっ」と息を吐いた。
村についた。2人は鍛治職人を探すことにした。
鍛治職人はすぐに見つかった。鍛治職人 ー名前はカイジというらしいー は、すんなり承諾した。カイジは最高の剣を作るために、数週間の期間を要すると言った。
こうして、ユウタの剣は出来上がるはずだった。が、カイジが指定した期日に行ってみると、カイジの様子が変だ。カイジは、両手に剣を持ち、縦横無尽に暴れまわっていた。
ユウタは、一瞬状況が理解できなかった。が、すぐに魔物の仕業であると察した。リュウマも気づいたらしく、独り言のように、「魔物によって操られているんだな」と言った。
剣がカイジの手元にあるユウタは、どうすることもできなかった。リュウマがカイジに切りかかった。
こうして、2人の戦闘が始まった。




