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ただいま。  作者: ダイナマイト・キッド


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人間ドックと脳ドックだったよ

会社で受けさしてくれるので行ってきました。

近所の真新しい総合病院。

何年か前に移転したばかりの新築ぴかぴか病院。


8時10分受付、8時開錠って書いてあったのでそのぐらいに行くともう結構待っている。病院ってさ、絶対早めに行ってもさらに早い奴が座ってるよね。

あと待合室のどの椅子に座ってもテレビが目に入るからきつかった。

街の小さな病院に勤めてた人が言うには、あれが点いてないと退屈で仕方がないらしいけど…これだけごった返してて、座ってもすぐ呼ばれてまた戻って座って呼ばれて、してると別に見なくてもいいんじゃねえのかなあとは思う。

ウド鈴木さんが愛知県あま市でロケをしていた。


問診表は家で書いたし、待つかと思って文庫本を持ってきたけど別にいらなかった。書いた通り気ぜわしくて、立っちゃ座り座っちゃ立ってしてたから時間もあっという間。

今まで身長体重を170cm100㎏って書いてたけど169.5cm94㎏だった。

6キロも減ってる。筋トレしてないから筋肉が落ちたのかな。

まあ面倒くさいので今まで通り170の100ってことにしておく。


採血とか胸部エックス線、心電図…この辺は普段の健康診断と大して変わらない。というか私が子供の頃に比べて全部格段に速くなってるよね?

心電図、小学校か中学校で取った時もっと大袈裟でもっと時間かかった気がする。学校まで心電図用のバスが来て、そんなかに入って取ったんじゃなかったかな。

レントゲンも子供の頃に骨折したり、腰を痛めたりして撮ったのもっと時間かかってたよなあ。技術の進歩もだけど、看護師さんたちの場を回す力も凄かった。

角々に掛かりの人が立ってて、検査ごとにファイルに記入してもらって、それを渡してまた待合室に戻って、呼ばれたら次の項目を受けて…の繰り返し。

その項目の人は延々それを検査してくれる。

かといって機械的事務的流れ作業的医療技術最先端的健康促進検査事業ふうに(往年のシーナ誠さんみたくしてみた)進められるかと言えば割と親切で丁寧に説明や検査をしてくれて。院内も明るいし、トイレや更衣室も綺麗。

ただ、あの手の健康診断とかしに行く施設の更衣室ってちょっと狭いよな…私が行ったところだけか?

そこに朝、今から検査しますよーってオッサンが3人もひしめいたらもうケツがぶつかりそうになったり、今まさに着替えてるそいつの奥が私に割り振られたロッカーだったり、あの数分が凄く億劫なんだよな。

腹部エコーも久しぶりだった。結構何度も深呼吸して、止めて、吐いて、吸って…ってしてたけど案の定、脂肪が厚いんでよく見えなかった臓器もあるらしい。

それに石や何かの数値が出てたからと言ってすぐ問題になるわけではないらしい。

健康であっても、そのぐらいはあるもんだ、と剽軽な医者のオジサンが言う。

なるほどそんなもんか。


20年ぶりぐらいに胃カメラもしました。

二十歳そこそこのとき、どうにも胃の調子が悪くてエコーやら胃カメラやらしてもらったときがあって。あのときの拷問みてえな体験から

「二度と胃カメラなんか受けねえ!!!!」

と心に決めていたのに。

アッサリ人間ドックの項目に含まれていたので受ける羽目に。

ただまあ技術も進歩してるし、喉じゃなく鼻から入れるやつだし、なんとかなるだろ。

と先生方や医療技術を信じてイザ胃カメラ。


最初に検査室前の椅子に座って、そこでなんかしょっぱいような甘いようなぬるい飲み薬を紙コップで流し込む。胃の中の泡を消すらしい。その次が麻酔。

鼻の中にチューっと流し込む。

冷たくて甘いが、アルコールみたいな刺激臭がする。というかアルコール大丈夫ですかって聞かれたからアルコールなのかもしれん。

そんで、左右どっちの鼻の穴から内視鏡を通すか決める。

それっぽい柔らかい模型を鼻の穴に通してみて、若いお兄さん先生が「右のほうが通りますね、右からにしましょうか!」と右からに決定。

そのまま模型を鼻からぶら下げて歩き、検査室へ入る。

マヌケだったろうなあー。

鼻から模型をぶら下げたまま技師の先生の話を聞く。学校だったらブチ怒られるぐらい不真面目な様相だが、仕方がない。

そのまま施術台に横たわり、姿勢を決めたら模型を抜いていよいよ挿入。

ドキドキするね。

結構太い。

黒い。

もちろんしっかり潤滑剤を塗ってある。

挿入したら撮影である。

最初だけ抵抗を感じるけど、そのままスンナリ入って行った。痛みは殆どない。

苦しい感じもしなかった。20年前の悪夢と思えば大幅に改善された。

スルスルとホースでも巻くようにケーブルを操り、テキパキと撮影してあっさり終わった。そのあと麻酔のせいでずっと喉や鼻の奥がマヒしてたけど、それにしたって楽になった。しょっちゅうは無理だけど、たまになら我慢できるくらいにはなってると思った。


次の検査までには内視鏡どころか透視出来るといいんだけどな。


終わったら視力と目の中の血管を調べて、聴覚検査。

それと数値が基準を超えてるんで、保健指導というのを受けまして。

要するに頑張って痩せましょう健康的になりましょう!というわけなんだけれど、管理栄養士さんがとことん明るくて、元気の塊みたいな人だった。

仕事でこんな明るかったら私生活もっと元気なのかな、それとも大人しい人なのか。

タイガー・ジェット・シンも普段は物静かな紳士らしいし。


で終わった後で保健指導室というところから、その栄養士さんがメールを送ってくれる。今後メールを通して指導や報告を行うためのテストなんだけど、そこにもちゃんと丁寧な文面と

無事に届きますように

のひとこと。天使か、このひと。

空メールでいいということだったんだけどこれがもしよくある事務的な

このメールに返信してください。

とかだけだったら私も空メールで済ませてたかもしれない。でもちゃんと書いてくれたものには一応ちゃんと返事をしたくて。

こんな親切な人が居るんだなあ、と驚くやらうれしいやら。


終わってお昼ご飯。

昼食券がついてて、中華弁当と書いてあった。

まあ仕出しの、冷えた揚げギョーザか野菜炒めでも詰めたやつだろう、と思ってたら院内に普通に中華料理屋さんが入っている。

街にある中華屋さんだ。外見は検査室だけどメニューが張り出されたり看板が出たりして、そこだけお店なのだ。窓から外の見える明るい場所にテーブルとイス。

熱、出たときの夢みたいに唐突に中華料理屋さんが始まっている。


で、そこにちゃんと小さな冷菜9品盛り合わせと、温かいゴハンと卵スープがついてきた。普通のランチ一食分ぐらいは食えたし嬉しい誤算でした。


昼飯が済んだら脳ドックだ。MRIに入ってイザ検査。

私MRIって正直かなり好きなんだよね。

あのカタコンカタコンカタコンカタコンゴウンゴウンゴウンピーーーーーキュキュキュキュみたいのが心地よくてグッスリ寝てしまう。バカでかい機械の中に小さな石野卓球さんが潜んでいて、好き放題に音を鳴らしてる。と思えば結構快適で面白い。


耳栓して頭を固定しているからしっかり寝れる。

クッションとかバスタオル丸めて、体とマットレスの隙間に詰めて寝ると気持ちよくない?あんな感じ。


終わってもまだ12時半。

そのまま病院を出ると炎天下。朝は雨がザっと降ったけど今はカンカン照りだ。

結果は来月半ば。


果たして!!!!


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