#物書きさんに聞きたい20のこと
01.書き始めたきっかけ。
母が読んでいた文庫本「あやしい探検隊 海で笑う」が面白かったから。
この人プロレス好きなんだよ、と椎名誠さんを教えてもらった。
プロレスが好きでも小説書いていいんだ!
とカルチャーショックだった。そっから真似して書いたので、僕または俺あるいはわたくしの物書きとしての本籍はシーナワールドにあると思っているのだ。
02.長編と短編どっちが得意か
短編を沢山繋げて長く続けるのが好き。
なので得意なのは短編なんだと思う。何十万文字の長編を一つ書くより、何千文字の短編で長編を作る方が向いてるんだと思う。
長く続けていれば何年かかったっていつか終わる。
03.いちばん書きやすいジャンル
ジャンルが無いので自分で作った。
不思議系小説。
とっくに廃業した映画館のぶっ壊れた映写機がガタピシしながら回り出して、破れかぶれの銀幕に投影する埃まみれの古い映画を見ている誰かの夢。
みたいなやつ。
なんだかわからないけど、思い浮かんだ情景や感情を文字にして、それを繋げて紡いで文章にしたい。そういう作品。
あと下ネタ。
04.物語を作るとき最初に決めること
別に無い。オチの時もあるし、タイトルだけ決まってる時もある。
台詞とか、情景のワンフレーズだけで作り始めることもある。
別にそれでどうだからって完成するもしないも無くて、たまさか書きあがったものが完成品になるだけ。な気がする。
05.キャラづくりで大切にしていること
昔mixiでユッケくんて友達に褒めてもらってから意識していることがひとつある。
台詞だけで誰か喋ってるか一目瞭然なのがいい。
って。これは後年に読んだプロレスラーのTAJIRIさんが書いた文章でもそうだった。
なので、台詞でキャラが分かるようにしている。
口癖、語尾、句点読点の打ち方、色々と工夫するのは楽しい。
06.プロットは細かく立てる?ざっくり?
ざっくり。あらすじもキライ。
どうせ変わるし。必要なこと、思いついた設定、書きたい場面とかメモ程度に。
そこでしっかり書いちゃうと気が済んじゃう。
07.書いていて楽しい場面
美人、暴力、不思議。
08.苦戦しがちな場面
書き出し、街並みや人混み、固有名詞を出さなきゃ伝わりにくい性行為の場面。
単語の羅列じゃバカみたいだし遠まわしにし過ぎるとまだるっこしい。
09.一人称と三人称どっちが多い
一人称。三人称にするよりも、主役のそばに一人称の語り部を置いてそいつに喋らせるのが好きみたいです。ヨシダさんしかり、他も。
故 伊藤計劃さんの「メタルギア ソリッド ガンズ オブ ザ パトリオット」でオタコンを語り部にしたのと同じ。
というかアレの影響。
10.執筆中に欠かせないもの
熱意、悪意、殺意。
11.普段はどんな本を読む?
昔のプロレスについて。評伝や自伝、検証などなど。
あと最近面白かったのは小川真さんの「きのこの自然誌」
12.タイトルは先に決まる?後?
わりと先に決めるけど、あとで変えることも多い。
13.自作でお気に入りのキャラ
タクシー運転手のヨシダさん。自作キャラであり友達。
あぶくちゃん。複数作品に登場する私のヒロイン。
OSAKA EL.DORADOシリーズはどれもみんな気に入っている。舎利寺とミロクちゃんがくっ付いたのは偶然。書いているうちにああなった。
ここでもあぶくちゃんが活躍している。
また続きを書きたい。
14.いちばん気に入っている一文
「家族はアテにもサカナにもならない」
15.世界観づくりで意識すること
あまり説明をしない。
16.会話文で気を付けること
さっきも書いたけど、いま誰が喋ってるか明確にすること。
17.推敲は何回ぐらいする?
延々やってる。出来上がっても読み返してチマチマ直す。
18.書けないときはどうしてる?
筋トレ、ドライブ、長湯、それでもだめならあきらめる。
19.物書きとして成長したと思う瞬間は?
近所の本屋さんにサインをお願いしていただけたとき。
20.今いちばん書きたいものは?
ヨシダさんの新作と、書き出し祭りと、なんか不思議なやつ。
あとアレだ。小説紹介クリエイターけんご様のお気に召すやつ。




