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第10話

50メートル走が終わった後の授業。太郎は先生の話を聞きながらピカピカを眺めていた。

走った時に包まれていた光はもう消えている。これはピカピカ団子が完成したあとから少しずつ練習して出来るようになったことだ。


手にピカピカを集めることが出来ると分かってから、ピカピカ集めに熱中した。手から肘、そして肘から腕全体と集める範囲を広げられるようになった。


一度コツを掴んでからは早かった。最近では体全体にピカピカを集めることが出来る。集めたピカピカは少し時間が経つと勝手に消えていくことも分かった。


そして驚いたのはピカピカを集めるとすごく速く走れることだった。それを学校の50メートル走で使った。


走り終わってから先生もみんなも興奮して話しかけてきた。太郎にはすごいことをしたという実感はない。


「キミはなんで消えないんだろう?」


太郎についてくるピカピカ団子は急にくるくると太郎の周囲を回り始めた。その動きに巻き込まれるように教室内のピカピカが渦を巻き始めた。


太郎は授業もそっちのけで光景に見惚れていた。

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― 新着の感想 ―
[一言] 10話まで読みました。 続きが気になります!更新頑張ってください! ブックマークさせていただきます^_^
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