オカシイとは思っていた
ごきげんよう
私はゆっくり歩いてソファとローテーブルの向こうへ行き
挨拶をした
いらっしゃいませ でしょうか?
いろいろありすぎ
判らないことは棚上げにして今を迎えてるから
その答えがこの後 解るかもと期待していたりして
「だいぶ前から君のことを見ていたよ
どうかかわるのか思案したけど
この部屋を君が見つけてくれた」
「この部屋はあなたのでしたか」
「創って使っていたのは僕だ しばらく忙しくて留守にしたんだ」
「人のぬくもりを感じなかったし 私の好みだったのでかってに使ってました」
「そうだ その上 ぞき窓をドアに変えてくれたようだ」
「ドアノブが手に触ったのでドアだと…」
「思い出して ドアを開けてすぐは草原だっただろう?」
「はい」
「で どうした?」
「どうしたとは 私が何かしたのでしょうか ? 」
そう口に出してみて記憶を探ってみる
そういえばびっくりしてドアを閉め もう一度ゆっくりドアを開けたとき
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セーフハウスを造りますか
( yes no )
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と 画面が出たんだ
yes を選んだ そのことかな?
ため息のあと「なるほど やっぱり君が創った」
しばらく無言だ
下手に話さず待つことにする
なにしろこの部屋もなぜあるのか不思議で そのことを考えないといけないのに
考えるのを捨て あるがまま受け入れて今に至るわけで
言い訳すればするほどこちらが不利な気がするし
先に話すのはなしだと本能が言ってる
壁側に置いた湯沸かしポットの側へ行き 水をペットボトルから注ぎ二人分のお湯を準備をする
何日か前に運び込んでおいた湯呑もだしてインスタントだがお茶を入れる
ソファ前のローテーブルへ湯呑を出して自分は対面のマットをひいた床に正座する




