弁当
今日でみんな旅立つ
朝食を準備しながら弁当を考える
売れなかったら収納を試すのに使えばいい
朝食
いつものベーコンエッグ
春菊の辛し和え
コーンスープ
パン ご飯
弁当
木の皮で作った弁当箱
おにぎり三つ 鶏の照り焼き
ポテトサラダ グロッコリーマヨ和え
弁当は動かないよううまく詰める
受付へ置く
出発の準備を終え
荷物を持って朝食を食べる人たち
台所を奇麗にして受付へ向かう
「ゆっくり召し上がれ 食器はそのままで」
と声をかける
受付へ向かい見送りの準備
馬小屋へ行っていたハウスさんが受付へ入った
私も横に並んで馬の様子を聞く
「馬の世話はハウスさん一人に任せてしまいました」
「いえ 家つき妖精たちがパンと交換で引き受けてくれました」
思わぬ答えにびっくりする
「妖精がいるんですか」
「はい 宿屋になったときやってきました
パンと交換で仕事をするか聞いて
手を挙げた妖精と契約しました
後の要請には仕事を見つけたら話しかけてね
と言っておきました
今いる妖精は馬が好きな妖精が3人馬小屋にいます」
「見に行った時には会わなかった…」
「馬が来てからです」
「なるほど」
「世話になった」
昼弁当4000ポイントと札を見て
「一つとり一緒に清算してくれ」
荷物をあまり持ってないなと見ていると
腰のポーチへ弁当を入れた
あら収納がついてるポーチ?
じっと見ていたら笑われた
「初めて見るのかい」
「はい」
「収納魔法がかかったポーチなんだ
高かったけど便利だ」
もちろん初めて見た
キリルスさんは腕もたつ商人かな
「お気をつけて 良い旅を」
楽しそうに話しながら
先に荷物を積み込みに行った二人
三人姉妹の女性たちが最後のお客様
残っ長女が清算するようだ
「食事とても満足したから弁当も期待だね」
と言って弁当3個大きめリュックへ入れた
一緒に宿をでて塀の側まで見送る
準備を終えた荷馬車にリュックを積み
幌を開けたまま乗り込んだ
順番に馬を操るようだ
「お世話になりました
この街道を通るときは寄ります」
「お待ちしています 良い旅を」
馬を操り街道へ戻っていく
三叉路の側なのか
それさえも知らないし気になることは無かった
宿屋のことや自分のことで精一杯だった
もう少しこの世界 大陸を知りたいな
外へ目を向ける余裕ができた
食堂からワゴンで食器を運び
洗いながら いつもの片づけは身体を動かす方が性にあう
魔法を使うこと 何に使う
そこで思考停止
ステータス画面は伝言みたいだった
魔力を好きに使う事たくさん使う事が
この世界へ良い影響を与えるのかしら
魔力は多すぎてもダメなのかしら
私から見たら自由に使えるエネルギーが
無限ということになる
首を傾げる 解せんが言われた通り楽しんでみよう
向うではできないけどこちらならできることが増える
使うために知らなくては




