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「頑張れ」はやめて  作者: いしの riko


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1日目からハンバーグだす

魔法の話は明日午後にと話し

夕食の支度をするために食堂へ行く



窓から作業する人たちの様子が見える


殻を洗い中の薄皮を剝がそうとしているようだ

捨てることなくそれぞれが素材


薄皮は水のような液体の入った瓶に入れている

殻は大きさをそろえるように丁寧に切り分けている

殻の粉も捨てることはなさそうだ


作業はそれぞれ使い道が違うのか大きさも違うような…

7人は毎年一緒に集まっているようですごく仲が良いと判る

時々笑顔を向け話している



台所へ入り

パンの準備から始める

きざんだブドウを混ぜ焼いてから切り分けるよう食パンにしよう

塩パンは小さく手に取りやすい大きさ

成型をして温めたオーブンへ入れる


米は7合炊こう 残ったらおにぎりにしておけばいい


軽く洗いとぎ汁は別にしておく

一時間くらい置ける その後鍋で炊くつもり

炊飯器はないみたいだから


煮込みハンバーグは温めるだけになっているので


付け合わせの根菜をレンジで柔らかくする

魔石レンジでも大体同じようにできることは確認済みだ

ハンバーグのソースを小鍋へ出して柔らかくなった根菜をいれ

あじをなじませることにする


スープに入れるのは玉ねぎと香草

鶏がらで出汁はとった


愉しい 自分が創った料理を食べてもらえる


鶏がらで出汁をとったとき一緒に火を通した胸肉

家から持ってきたポリ袋を使って火を通してみた

冷めたので割いてサラダに使うつもり


夕食時間前に炊けたごはんをお櫃に入れ替える

木のお櫃 いいね 家にもほしいな


下準備が終わり 食券機のスイッチをオンにする


ハウスさんに聞いたとき驚いた

金銭の扱いはこっちの世界の方が便利だ

ギルドカード万能


10歳から誰でもギルドカードを持つ

12歳からはお金の出し入れも本人が責任を持つ

甘くないけどカードには本人しか使えない

安全が魔法で守られているようだ


親子や家族の絆は強いが

孤児でも地域が責任を持つようだ


まだ知らないことも多い

こっちで働いて数日だもの



食券機が使われた

食堂に注文品の表示が出る 便利


夕食セット2つ

最初にきた親子かしら?

トレイを二つだし ハンバーグと付け合わせを乗せると


「パンとご飯 一人づつ」とハウスさんの声


パンはブドウパンと塩パン ハンバーグ と鶏がらスープ サラダ

ご飯はどんぶりによそった 二つのトレーを出すと

ハウスさんが配膳してくれる


なんと箸とスプーンを使うようだ

ナイフとフォークもある 日本と同じだ

和洋混在 異世界だけど違和感ない

旅をするからか食事に使う道具は自分持ちだ

皿とどんぶり 箸 スプーン フォーク ナイフ 湯呑

最低それくらいは持って旅をするという 

聞いたときは合理的だと感心した


次々注文が入り忙しくなったが

7人だからすぐ手がすいてきた


日本茶とだいふくを人数分

サービスで出そうと準備した

ワゴンに乗せて 食堂へ向かう

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