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「頑張れ」はやめて  作者: いしの riko


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馬だ

宿の入り口から出ると 敷地に巡らしてある塀ごしに

荷物を積んだ馬と男性 男性は手をだし外から閂を開けようとしています


ハウスは小走りに塀へ向かうのを 宿の入り口から見ていました


言葉は通じると判っていても初めての異世界人遭遇

どきどきです

まだどう手伝うか段取りできてません うろうろするよりハウスからの指示を待つことに


「いらっしゃい お泊りでしょうか?」と

声をかけ塀の入り口を解放して中へ迎い入れました


「あかりさんお泊りです宿の受付お願い」と大声で指示してくれました


「馬は馬小屋へ入れておきます 荷物をもって宿のほうへ」と声をかけ

馬をひいて小屋へ連れていきます


「はい わかりました」と返事して


階段の下で 柄のついたブラシを渡し「靴の汚れを落としてから中へどうぞ」



簡単に汚れを落とした男性はロビーへ

私は宿の受付へ入り 宿帳を出します


「こちらへ記入ください お一人一泊素泊まり10000ポイント 

食事は一食4000ポイントです

支払いはギルドカード前払いでお願いします」


「食事は食べたとき支払いでも大丈夫ですか?」

「だいじょうぶです」


名前は ライトさん 4日分の宿泊料を支払い済

部屋の鍵を渡します「部屋へご案内します」


二階への階段を登り一人部屋へ

自分で鍵を開けてもらいます


「部屋にはベッド トイレのみ 一階に男女別の風呂があります 

入口服掛けの下に部屋番号のついたスリッパと靴おきがありますので

風呂へ行くときに使ってください」


必要最低限のことを説明して質問がないか聞き部屋を出ます


緊張した バイト初心者の私には高いハードル


受付にいるハウスさん

「馬小屋には 水と藁の用意済です」


「馬 初めてです 観てきていいですか?」


苦笑しながら「どうぞ 今日は客待ちですからね」


小走りに馬小屋へ


個室になってます 馬にも性格があるので一緒にしないようです 

足元は藁 水が飲めるようになっていてエサ入れの箱は2つ 

雑穀 果物や人参 草食なんだ

馬を見ると優しい目をしています まつ毛長い  鞍を外しブラシをかけてもらったようです


仕事できすぎハウスさん


鞍は 鍵のかかるロッカーに入っています なんとタッチパネル

ここはオカシイ 電化製品は魔石 

お金も ギルドカード任せ

すごく便利だ 地球より暮らしやすいかも

魔石があるということは魔物もいるだろうか



馬小屋を出て裏の畑へ ハウスさん妖精かしら 人間かしら 聞けないね 

最初声だけだったときはセーフハウスそのものがハウスさんだと考えていたな

昼に食べたいサラダ菜や大根を収穫して戻った



入口を開け放ってあるから二人目の客はロビーへ現れた


「いらっしゃい」


男性二人 親子かな

「荷馬車を入口横へ置かせてもらっていいか 馬は小屋へ入れさせてもらった」


「いいですよ 泊りは二人部屋ですね」



「こちらへ記入ください 食事はどうします?」



「2泊3日で食事三食 この辺は食べ物屋ないだろ」

そう言って二人分の食事つき宿泊料を支払った




旅慣れているな 車と違い生き物に頼って旅行する感覚がまだわかってない

二人の様子が不思議に写る 食堂で机を拭きながら様子見


続いてすぐ 一人客


「馬は馬小屋へ預けてきた 1泊お願い この辺には宿屋なかった

野宿でないのはたすかるね

食事は今夜と明日の朝」


女性の一人旅 この大陸は安全なのかしら

まだ何も知らないと改めて知る

それに移動は 馬車か馬?


それぞれ部屋の鍵を渡し

 

「部屋番号を確認してから鍵を開けてくださいね

こちらは二人部屋

こちらは一人部屋

部屋は二階です」と階段を指した


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