夏休み前
夏休みは「買いたいものができたからこっちでアルバイトする」と両親に連絡した
テストがおわり夏休み前だ
まず休み明けレポート提出
やるべきことは早めに済ませる
「おはようございます」
指定された箱へ入れる 一番乗りみたいだ
職員室 先生がたは数人 朝早いからね
廊下で提出に向かう和菓子科の安子さんとゆみさんに出会った
「久しぶり レポート出した?」
「もちろん 学年と科ごとの箱があったよ」
「ありがとう また実習いっしょによろ」
「バイバイ」
学校は部屋の前に看板がある 方向音痴を自覚する私にはありがたい
お蔭で少し迷っただけで教室へたどり着いた
「おはよう」
「おはよう ランウェイかっこよかった 服が映えるように歩いてくれてありがと」
ヒロの言葉に 頑張ってよかった 肩の荷が降ろせた
「じゃーん」 鞄から食券二枚取り出した
「ランウェイのバイト代だといって貰った 食堂一緒に行こうちゃんと二枚ある」
「いいね やったね会」
昼の予定が決まった
座学は一学期の復習がおもで 先生によっては二学期の授業を始める教科もあった
先生の個性がでる 数学なのに黒板の字が美しいことに見とれながら公式をとく
久しぶりに食堂
見回すとランウェイでモデルやってた人と作者の組み合わせが多い 食券はみんなに配ったとわかる
確かに同志みたいな共通意識を持った 名前も知らないけど顔は知ってる
つい笑顔で頭を下げ挨拶してる
「みんな一緒だね 考えることは」
「準備してくれた先生にも感謝だけど 服創って着せて ドキドキしながらもやり切った 達成感みたいなの すごく感じた」
「きっと同じ気持ち共有してる すごいね
食券 日替わり定食味噌汁付 お祝いプリン付きだって」
「プリン いやされる ♡ 」
食堂の一角ひと塊 被服科 ランウェイ打ち上げだ
毎年きっと行事になってるぽい
参加できて得した気分にさせるなんて 喜んで前向きにする 学校にやられたけど感謝だ
ちょっと食べすぎ 休む 昼休み90分ありがたや
「被服科の一体感すごいね 成績どうやってつけるのかしら」
「基礎技術はできてないと作品作れないからそこは厳しい 作品は個性認めてくれる
大衆に受け入れられるかは問われる」ヒロの答えにプロを見据えてちゃんと切磋琢磨してるんだと
創作はエネルギーがいる それはどの分野でも一緒だ なんか納得
「夏休みはどうするの?」
「私はバイト三昧かな」
「え 旅行とか行かないの?」
なんて説明しよう 旅行先でバイトかなといったら どこに旅行と聞かれるな…
「親戚の家で手伝い 内容は行ってからかな」と答えた
別の星へ行くとは言えない




