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「頑張れ」はやめて  作者: いしの riko


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なにしようとしてた?

まったりした気分 時間がゆっくり流れてる


「寒天は味しないね」

「はい 天草という海藻で水を固めています 食物繊維が多くてカロリーは無いそうです」

「小豆は?」 「小豆という豆を煮て砂糖と少しの塩を加えています」

あまりにも簡単な説明だけど 関心あるかどうかわからんから様子見 

関心ありそうなら何日も説明したい気持ちを抑えている

神様の気持ち?が大切


「あかりといると癒される 草原の様子はどうだった?」


説明はこれでいいようだちょっと残念 小豆の煮方説明したい思いを抑えて

「草原は優しい風が吹いています 動物などは見かけないです」

「もう少し経つと面白い光景が見えるよ セーフハウスから庭に出てみたかい?」

「あ 今日ドアから反対側を見てみようと計画中です」

「反対側には畑と果樹が少しある 好きに使って食べていいよ」

「ありがとうございます」

ニコっと笑顔を置いて行ってしまった 忙しいのだろう 


聞き忘れたせんべいとお饅頭の感想 

水屋が増えているのだ きっと気に入ってくれたと納得




さて 反対側見に行こう

セーフハウス 庭へでるドアを開けてみる


外側のドアを見ると

(こちらに手のひらを置き登録してください)とアナウンス 柔らかい女性のような声

手のひらを押し付ける

(登録完了 セーフハウスの持ち主と確認しました ご不明な点は質問ください 

ハウスと呼べば答えます)

スゴイ 喋る家だ「ありがとう 質問がしたくなったら呼びますね」と答えた

(いつでもどうぞ お待ちしています) 会話できるありがたい


三段の木の階段を降り地面に足をつく ベランダとは反対側だ

森がすぐぞばだ 

その前に丸い木が等間隔に立ち間に木の板が繋がり塀になって畑 果樹 家を囲んでいた

敷地だ この中は自由に使っていいということのようだ

塀の端に両開きの戸 塀は私の胸くらいの高さ 戸も同じ高さだけど両端の丸太は三メートルほどあって上には弓なりの細い木が渡してある

ここから誰か入ってくることがあるのだろうか

戸には閂がある


果樹は低めに整えられている レモンとオレンジ イチジク?かな

お茶の木もある 畑はハーブ類 知らないものもあるな

動物は見ない 

あいた畑に何を植えよう 楽しみ


昔見たことのある手押しポンプの井戸があった


セーフハウスはマンションと同じ仕様 ただ木材でできている気がする

排水とかトイレ メンテナンスはどうするのかしら

聞いてみることができた


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