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登場人物


ネタバレを含みますので、ご注意ください。

(キャラ登場で追記します)


▫️ア行


 阿形《あぎょう》:狛犬像に宿る付喪神

  社に祀られた主祭神を守るために納められた狛犬に宿った付喪神。

  “宝珠《ほうじゅ》”を口に咥えた、白っぽい狛犬。


 彩《あや》:人間の大人

  景の母親。食品関係の仕事に従事。

  景と同じ黒髪、ツンツンした長い髪、景と同じ地黒。目つきもきつめ。

  夫にちょっかい出しがち


 宇美《うみ》:人間の大人

  湊の祖母。阿吽の守る社の宮司だった人物の娘。

  学校を卒業後、暫くは権禰宜《ごんねぎ》として兄と父母を支えていた。

  人が居なくなった後の社は、町ぐるみで社家や畑のメンテナンスを行い、皆で新しい宮司を待ち続けた。

  若い頃は手が早く、とある事故から阿形の恐怖の対象となった。


 吽形《うんぎょう》:狛犬像に宿る付喪神

  阿形と同じく、社に納められた狛犬に宿った付喪神。

  “独角《どっかく》”を頭に生やした、灰色っぽい狛犬。


▫️カ行


 一輝《かずき》:人間の大人

  友人の大翔《ひろと》と、その彼女である陽菜《ひな》と違って、霊的なものに縁のない普通の男性。警察官(刑事)。

  大翔とは幼い頃からの友人で、大翔に憧れ続けて同じ仕事に就いた。

  見た目が完全に女性なため、普段一緒にいる大翔には彼女がずっといなかった。(周囲にカップルと誤解されていた)

  ちょっとした事件から大翔に彼女ができてしまい、時間を持て余し気味だったが、心に垣根のない女友達ができて、ストレスは無くなった。


 和子《かずこ》:人間の大人

  景の祖母。地元の漁師の娘。

  夫の昭一《しょういち》を支えながら、友人の宇美《うみ》と町内を支える人物の一人。

  茶色と白の混じる髪、娘の彩《あや》と似ている。メガネ

  湊の祖母である宇美とは同級生で、長い友人。  


 楓《かえで》:意思の宿った禍《まが》

  気の巡りが悪い僻地にある朽ちた家で生まれた災《わざわ》い。

  長い独りの時間でラジオの電波を解析し、知識だけは得てきた。

  側にあった黒い着物を着た人形が朽ちた時、その姿を託された。

  凪《なぎ》に心から必要とされ名をつけられた時、存在が確定した。


 公勝《きみまさ》:人間の子供

  湊《みなと》、景《けい》、凪《なぎ》の同級生。

  身長は友人の間では一番大きい。

  運動神経がよく、勉強と友人が好き。

  困っているものを助け、暴力を嫌い狡猾に対処する。地頭も良い。

  習字の時間に書いた縦書きの名前を読み間違えられてから「ハムカツ」と呼ばれ出した。


 国治《くにはる》:人間の大人

  阿吽が守る社に宮司《ぐうじ》としてやってきた男性。

  凪《なぎ》の叔父、凪の母である瑞穂《みずほ》の弟。

  この地に来たのは、病状が悪化した姉と凪が心配なのも理由の一つ。

  瑞穂に似て中性的な容姿で身長が高く、物静かな所が原因か友人がいない。

  姉と凪、自然が好きで、神の存在を信じ、独り言が多い。


 クマさん:人間の大人

  夏に阿吽のいる土地に遊びに来た、霊的なものが見える男性。

  見た目で通り名を付けられてしまったが、本名にクマの字は入っていない。

  スマホで流行りを追うのが好きで、風流なものが特に好き。

  本能のままに綺麗な景色を見に行き、旨いものを食べ歩く。

  子供と動物が大好きで、長時間動き続ける事が苦手。

  縦にも横にも大きい体をしており、厳《いか》つい顔の割に、おっとりとした性格。


 景《けい》:人間の子供

  阿吽《あうん》の守る社がある土地から、親の仕事の都合で引っ越した湊《みなと》の友人。

  真っ黒な直毛で日焼け気味。湊と同じくらいの身長。

  湊と同じように阿吽の声が聞こえ、お守りの加護で霊体も見える。

  結《ゆい》との繋がりから、突っ走る癖が抜けてきた。かも。


▫️サ行


 昭一《しょういち》:人間の大人

  景の祖父。“食堂彩(いろどり)”の主人。

  白髪、細身。

  公私混同を嫌い、仕事中は客を優先する。

  湊の祖父母とは旧知の友人で、当時の宇美を恐れた人間の一人。

  孫(景)が大好き。


▫️ナ行


 直樹《なおき》:人間の大人

  景の父親。システムエンジニア。

  勤めている会社が移転し、引越しせざるを得なくなる。

  メガネ。黒髪(やや灰色)、吊り目、ボサボサの髪。

  妻が怖い。


 凪《なぎ》:人間の子供

  湊《みなと》、景《けい》の友人である公勝《きみまさ》と同じクラス。

  公勝だけは、浮きがちな凪をよく気にかけてくれていた。(公勝は凪に限らず皆を見ている)

  ごちゃごちゃしたもの、黒が好き。

  無表情、ジト目で前髪ぱっつん、おかっぱ、後ろ髪はくくっていて長い。(恐らく母親である瑞穂《みずほ》の趣味の影響)

  母と同じ理由で体が弱く、急に気の巡りが良くなった町のせいで体調を崩すが、禍(楓)と色々あって、体の事情も改善しつつある。


▫️ハ行


 英彦《ひでひこ》:人間の大人

  湊の祖父。農業に従事。

  宇美の一家が神社と農業の兼業だったため、その農業側を親とよく手伝っていた。

  今でも手を繋いで歩き、ちゃん付けで名前を呼ぶ口数少ない愛妻家。

  周囲の農家とも交友が深い。


 陽菜《ひな》:人間の大人

  禍津日神《まがつひのかみ》の加護が込められたお守りを持つ女性。大学生。

  日によっては人より多くの呪詛を吐き、相手の体調にも影響する。

  とあるきっかけで、仕事中の大翔《ひろと》と一輝《かずき》に出会う。

  大翔と一緒にいる時、周りは基本的に見えておらず、大翔とほぼ一緒にいる一輝の顔は、あまり覚えていない。

  大翔の勧めでお参りに行き、恐らくは彼女を監視・抑制する意味を込めて、神より加護を与えられた。

  今は大翔と加護のおかげで、日常生活は一般的になった。


 響《ひびき》:人間の子供

  幼い頃に買ってもらった玉の入っていない玩具の銃とゴーグルを持ち歩く。

  氏神から邪気にのみ効果のある気の玉を授かっており、それは狙った邪気を追尾して確実に命中する。

  湊や景より割と年上。


 大翔《ひろと》:人間の大人

  直毘神《なおびのかみ》の加護が込められたお守りを持つ男性。警察官(刑事)。

  同期の一輝《かずき》と一緒に行動することが多い。

  幼い頃から霊的なものが加護もなく見えており、人間だけでなく“そっち”にも首を突っ込んでいた。

  そんなやりとりのひとつに直毘神が祀られる神社があり、恐らくは彼の危うさを監視する意味を込めて加護を与えられた。

  陽菜の存在に依存気味。


▫️マ行


 禍《まが》:邪気、穢れ、澱みが降り重なって生まれた災いに宿った意思

  →楓《かえで》を参照


 瑞穂《みずほ》:人間の大人

  宮司である国治《くにはる》の姉、凪《なぎ》の母。

  凪より強めの体調不良(気の巡り不順)が数年続いたが、凪と禍(楓)の献身的な看護で復調。

  弟と我が子が大好き。オタク。


 湊《みなと》:人間の子供

  阿吽《あうん》の守る社がある土地に住む子供。

  阿吽の町の活性に向けた思いと似た願いを持ったことから引き合わされる。

  茶髪でクセのあるふわふわした髪の毛。景と同じくらいの身長。

  阿吽の声が聞こえ、お守りの加護で霊体も見える。

  氏神の予想を越えた行動力から、想定されない結果を招くことがある。


▫️ヤ行


 結《ゆい》:いたずらに祀られた石に宿った付喪神

  かつてあった温泉宿の娘に拾われて神棚に祀られたことで、時間をかけて付喪神が宿った。

  宿った石は邪気を帯びており、その周囲の気の流れを乱したが、結果的に窪地に建った温泉宿へと気を呼び込む流れを生んだ。

  氏神にそのことを聞かされたが、自身が邪気だと誤解していた。

  時間と共に、拾った娘も天寿を全うし、その子らも離れていった。

  景に自身を拾った娘と同じ名前をつけられて以降、名前を呼ばれる度《たび》に娘を思い出し、容姿や話し方がその娘に似ていく。


▫️ワ行


 若葉《わかば》:人間の大人

  玉依姫命《たまよりひめ》の加護が込められたお守りを持つ女性。IT関連の仕事に従事。

  仲の良い両親、特に母親が大好きで、幼い頃からずっと結婚に憧れがある。

  ただ理想が高く、複雑な趣味嗜好のため、結婚には至らない。

  自分以外の人間が幸せそうな顔をしているのを見るのも好きで、結果的に周囲のサポートばかりになった。

  最近は漫画で見た理想の人物に出会えて舞い上がっている。


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