↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
種蒔く者【再筆版】  作者: 星見流人
44/45

しじまの向こう

 結果として、テロリストの殲滅には一日とかからなかった。それはイザナミの情報収集のおかげでもあるが、何よりも紫電の力が圧倒的だったからだ。たとえ、一個大隊をそろえたとしても、彼を倒すことは難しい。

 彼は基本的に正面切って戦うことはしない。

 その上、人を超えた運動能力と特殊能力を自在に操る。

 任務から帰還し、マンションで眠りについていた彼の下にダキシンから指令が届いた。

「ボクの偉大なる命令だ! 世界の巨悪であるマザーを討伐せよ!」

 わざわざ音声を届けた意味が分からなかった。

 本当の巨悪はこの主ではないだろうか、とも思ったが、いつでも殺せると踏んで今は殺さない。

 了解した、とだけメッセージを送り、再び横になる。

 マザーを倒すとなれば、一筋縄ではいかないだろう。相手は世界最高峰のAIだ。こちらの動きなどとうにお見通しだろう。

 ダキシンが叛逆することも、刺客として紫電を差し向けることも。

 手の内は読まれている。

 その上で相手を超えるにはどうすれば。

 紫電は思考を止めない。

 何か一手、予想を覆す何かがあれば。

 そこまで考えて、彼はまどろみの中に落ちて行った。

 今夜は妙に静かだ。

 しじまの向こうで謀略が蠢いていることを指し示すように。

こんばんは、星見です。

1年ぶりくらいに再会しました。

少しずつでも完成させていきたいと思います。

温かく見守ってくだされば幸いです。


ではまた次回お会いできることを祈りつつ……

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。