YESでもNOでも結局はGO
一瞬ログインできなくなって
めちゃくちゃあたふたしつつも投稿できましたw
パソコンの扱いって結構シビア・・・(汗
「今・・・・・・何て?」
マホと言い争っていた最中、クロマから無視し得ない発言が聞こえた気がした。
―――――いや、「気がした」訳じゃない。
「ん?せやから、『死神』が現れたんや」
聞こえてしまった。
「・・・・・・ユウ?」
シェーナさんの心配するような声を無視し、俺は自分の左腕の袖を肩まで捲り上げた。すると、
「なっ・・・・・・!」
「マジか!」
左肩にある紋様を見た人達が次々に表情を変える。
その中で驚かなかったのはライナ、メリルさんそして何とクロマだった。
しかし、さっきまで大人びた表情を見せていたクロマも眉をひそめる。驚かなかったのはメリルさんから話を聞いていたからかもしれない。
「――――――間違いない。本物や」
近づいてしげしげと見詰めた後、断言するクロマの顔に冗談やおふざけも無い。明らかにド真面目だ。
「これと何か関係があるんじゃないか?」
「せやな。しかも、このパターン・・・・・・かなり上位の死神のヤツや。暗冥王に結構近い奴につけられとったんちゃうん?」
「ハデス?」
急に出てきた厨二チックな人物名に思わず問い返してしまった。もし俺の口から一般例を出していたら、記憶喪失キャラが既にバレかけているライナだけでなく、このギルドメンバーからも相当怪しまれていただろう。
首をかしげた俺を見て無知だと覚ったのか、クロマが踵を返してメリルさんを見やる。
「メリル、ユウにこれに関してどのくらい教えたん?」
明らかに声音の違うクロマに対して、メリルさんは首を横に振った。
「彼がそれを持ったことを知ったのが昨日の今日だったもので・・・・・・」
「そか・・・・・・ああ、別に責めてる訳やないから気にせんでええよ」
そう言ってメリルさんの考えを読み取ったかのように勝ち誇った笑みを浮かべる。なんだか、本当に子供か大人か区別のつかない人だ。
「せやな~、ユウも記憶にないことやしなぁ・・・・・・」
またもやくるりと回って俺の方へニヤニヤしながら歩みよるクロマ。「記憶にないこと」と言ってくれているが、その表情を見る限り普通に怪しまれているようだ。
やがて思い付いたかのようにぽんっ、と手を打って、突然声高に告げた。
「今から死神討伐の任務を発令するっ!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・・・は?」
突然の宣言に思わず間抜けた声を出してしまった。
「参加者の定員は4名!その内で誰か希望者はおるか」
「では私が」
「もちろんあたしも行きます」
「はぁ!?」
続けて迷いなく参加を希望したメリルさんとライナの正気を疑った。
あれ?これって異常事態なんだよね?何でこの2人の志願に違和感持たずに定員の数字にだけ不思議そうにしてるの?というか何で他の人誰も挙手しないの?何でなの?
「・・・・・・他はおらんみたいやな。ならユウ!」
「は、はゃい?」
未だにこの姉妹の志願に混乱している中、クロマが急に俺を指差す。
「自分もこの任務に参加な」
「「「「はぁ!?」」」」
よかった、みんなこれに驚く常識はあったらし・・・・・・
「代わりにウチが護衛役やってやるかんな♪」
「「「「ふぅ・・・・・・」」」」
おい待て何でみんな安心しているんだコラ。どうみたって割に合わないだろコラ。
あと、そこの文字通りの詐欺師。何で「グッドラック」みたいに親指立ててるんだよ。中指立てて返事してやろうか?
「そんなら決行は明日、場所はバレケイル大会議場。それまで3人はしっかり休んでおくこと!」
「え、ちょっと・・・・・・」
「以上、解散っ!!」
―――――と言うわけで、俺は美女・美少女と共に未知なる凶悪ボスと戦うことになりました。
「めでたしめでたし♪」
めでたくねぇよっ!
さて、ここまででお気づきだろうか?
最初からユウに発言権のハの字も無いことを!
ユウ「うるせー機会音痴!ブラインドタッチできるからって調子の――――――」
そういえば、ユウの設定上、デバイスとかの使用スキルゼロに・・・
ユウ「サーセンした。まことにサーセンでした」
・・・こほん、では次回はついに強敵キャラ出現・・・かもしれませんw
ではまた次回ノシ




