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日照り

男が持った斧が僕に届く事は無かった。


「君大丈夫?」


僕の前には、銀髪青目の整った顔立ちをした少女が僕の前に立ち、男の斧を少女が持っていた剣で止めていた。


「ッチ、その服……そうか高騰(こうと)の学生か!おい、野郎共この女を殺せ!コイツを逃がすと後から面倒なのが来るぞ!」


斧を持った男は、他の全身タイツ達に命令を下すと全員で急に現れた女を遅い始める。


あの女性、体こそ子供ですが動きが達人のそれですね。さて、彼女に視線が向かっている間に僕は立ち上がり家の廊下から出て玄関まで向かい自分の靴を履く。


何でここまで現実感のない事が起きてるんですかね?僕は靴を履いた後、走って公園に向かいベンチに座る。


一度落ち着いた所で、さっき男に殴られたお腹を確認するが、傷痕は一切残っていなかった。

もしかして、さっきの薬が……今はどうしようも無いので頭の片隅に追いやる。


やはり、今一番の問題は夜なのに安心して眠れる場所が無い事ですね。流石に今から家に帰る程動転はしてないですが……仕方ないですし今日はホテルにでも泊まりますか…そういえば財布持ってくるの忘れてました。


今日はここで朝になるまで、この公園で待ちますか…


僕がそんな事を考えながら、ベンチに座っていたが、そんなある時公園近くに車が止まり中から数名の黒服を着たSPのような奴等が出てくる。


やはり、来ましたね。問題は黒タイツ集団なのか、それとも高騰と言われた集団なのかです。

まぁ、どちらにしても逃げる方法は無いですし大人しく捕まって起きますか。


SPの様な男達は僕に近づき、手鎖を渡してくる。


「我々も穏便に終わらせたいのでご同行願えますか?」


SPの中の一人が優しげな声で僕に話しかけて着た。僕は自分の腕に手鎖を嵌めSPの男達に着いて行き車に乗せられる。


車の中は外と内で全く違う物だった。外から見た時は小さくは無いが大きくも無いといった感じの車だったが中は4畳ある部屋になっていた。


「これは驚きましたね。一体どんな構造をしてるので?」


やはり聞いてみても答えてはくれませんか。


僕がそのまま部屋を通され、奥に進まされる。奥にはさっき僕と男の間に割って入った女性が部屋に座っていた。


どうやら、あの黒タイツ集団はどうにかなったみたいですね。僕も家には帰りたいですが返してくれそうな雰囲気では無いですよね…


「さて、さっきはどうして逃げたのかしら?」


女性の顔は笑っているが眼は全く笑っていなかった。


「あそこに要るのは危険だと判断したので出ましたが何か問題でも?」


「はぁー、もういいわよ…実は数日前から貴方の事を調べさせて貰っていたの。それでさっきの奴等に心当たりはあるかしら?」


「さぁ?知らないですね。私は単なる学生ですから」


「只の学生がこの状況でそれだけ喋れる分けないでしょう……夜空光15歳、学校周りに友達はおらず必要最低限しか喋らない、テストでは基本満点を取り特に数学や物理は学生の域を越えている。また父親の名前は夜空啓一、世界に名を轟かせる株主で彼を敵に回したら世界では生きていけないとまで言われている。で、これの何処をどう見たら一般人になるのかしら?夜空光君?」


「飽くまでお父様が凄いのであって私は一般人に過ぎませんから。それより私を拐ったのは、そんなバカな事を聞く為ですか?」

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