九十六話
ジオフロント地上出入り口付近で展開している住民と鬼獣との距離は、ざっと800メートル
無数の鬼獣は、猛烈な火力を浴びながらも同類の死骸を超えて雪崩れ込む勢いで接近してくる
他地区からの増援住民と十七地区の住民、並びに戦闘用アンドロイドオメガは上空から空気を
引き裂き降り注ぐ砲爆弾と連携しつつ各鬼獣の殲滅を続ける。
数百トン砲爆弾で、無数の鬼獣は単なる肉塊に変えられているはずなのだが、その被害を微塵も
感じさせずに続々と後方から新手の鬼獣が続々と出現する
砲声と銃声に混じって怒号が響き渡る中、幻想種族モデルの戦闘用アンドロイドオメガの
大集団は、砲弾が降り注ぐ爆炎の中、 竹槍や火炎瓶、まさかり、鎌などのおもいおもいの
武器を持ち鬼獣の進撃を阻むため、何の躊躇いもなく突っ込んでいく。
「ここにいるアンドロイドオメガを全て突っ込ませても構わない!! 何が何でも鬼獣の進撃を
止めるんだ!!」
砲声と銃声に混じって怒号が響き渡る中、この現場の責任者らしき男性住民が吠える様に
命じていた
「戦区長!! 緊急の報告があります!!
偵察形アンドロイドオメガからの報告よると、鬼獣の後方にはさらに500万にも膨れ上がる
鬼獣が こちらに向かってきていると言う報告が上がっています!!
さらに、明日こちらに増援と送られる予定だった20万体規模の戦闘用アンドロイドオメガが、
十七地区 内で戦闘中の住民の1人にあるだけ全て買い取られたため送れないというご報告が!!」
幻想種族モデルのホビットのアンドロイドオメガが、大声で伝えてきた
「では、いつこっちが注文したアンドロイドオメガ合流する!?」
責任者らしき男性住民は、砲声に負けないほどの大声で尋ねる
「早くても明後日になるという連絡が!!」
幻想種族モデルのホビットのアンドロイドオメガが、大声で応える
「隣県や他地区からの支援航空隊の一部をラブホ建設予定地に向けさせて、一時的でもいいから、
鬼獣の進撃を遅らせろ!!その間に防衛線を立て直す」
責任者らしき男性住民は大声で告げる
「それでは、十七地区全域が危機に陥る可能性があるのでは!?」
幻想種族モデルのホビットのアンドロイドオメガが応えた
「問題ない!! 隣県や他地区からの支援部隊の全てが十七地区に向けられているんだ!!
航空部隊をこっちに向けさせてもさほど問題はない!!
それと、戦闘用アンドロイドオメガには絶対後退はさせるなっ!!」
責任者らしき男性住民は大声で告げた
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