【第一篇第五話以降の主要な登場人物】
* アルベルト・ヴァレンシュタイン
アルヴェイン大公国を率いる大公。戦場での判断力と大胆さに優れ、アレクの才能に早くから目をつける。答えを直接教えるより、自分で考えさせることでアレクを育てようとする人物。アレクにとって最初の「主君に近い存在」であり、戦の指揮官として大きな影響を与える。
* オットー男爵
アルベルトに仕える重臣の一人。堅実で実務能力が高く、ヴァイスブルク防衛ではアルベルト不在時の城を任される。派手さよりも確実に役目を果たすタイプで、アルベルトからの信頼も厚い。
* ゲオルク
アルベルト配下の騎士。アレクと行動を共にすることが多く、戦場では護衛や補佐役に近い立場になる。アレクの未熟さを理解しながらも、その能力を徐々に認めていく。
* トーマス
アレクと年齢の近い少年。兵としてアレクとともに行動し、戦場でも軽口を交わせる友人に近い存在。大公や騎士たちとは違い、アレクが比較的自然体で接することのできる相手。
* フリードリヒ・ベルン伯爵
ヴァイスブルクへ侵攻するベルン軍の総大将。アルベルトとは以前から面識があり、互いの能力を理解している好敵手。単純な力攻めではなく、陽動・内応・兵站への攻撃などを組み合わせて相手に「正解のない選択」を迫る知将。
* コンラート・ヘルマン
フリードリヒ配下の有力な指揮官。武勇に優れた騎士で、当初は十五歳のアレクを軽く見るが、策によって負傷させられたことで認識を改める。その後はアレクを年齢ではなく一人の敵として警戒するようになる




