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捜索編15




蓮也が壁を殴った瞬間、今まで実験室だった部屋が崩壊していき

最終的に1つの道になった

(どう原理なんだ……)

蓮也は戸惑いながらも先を急いだ




「報告します!」

男が薄暗い部屋に勢いよく入ってくる

「どうした?」

「只今一門の破壊が確認されました」

「なに!? 何故だ!」

「こちらも分かりません、ですが早く退いた方がよろしいかと」

「そうだな、今度は彼女も連れてこい」

「了解しました」



「させると思うか?」



「「!?」」

今男達がいる部屋は2人しかいなかったはずが、聞き慣れない声が男達の耳に届く

「誰だ!」

「いや、今俺の話をしていただろ」

「そんな馬鹿な! お前が西条だと言うのか!」

「あぁ」

「なぜここにいる! 一門の位置からここまでは少なくとも10分はかかるぞ」

「走ったからな」

(なぜだ、何故こんなにも早く現れるんだ、この間には二門と三門があるんだぞ……破壊されたという報告は上がってきていない、何故だ……)

男は自分の立てた作戦がことごとく潰されて焦っていた

「なんだか理解が追いついていない様だが、これは現実だ」

この言葉で現実に引き返されたように男はハッとする

「退避しろ! 今すぐに転移を使え!」

「は、はい!」

部下の男は慌てて転移を構築させる

「逃げられると思うのか?」

「「な!?」」

男の構築していた転移が蓮也の放った波動によって破壊された

「そんな馬鹿な……」

「ありえない」

2人の男はまたも唖然としていた

「ヒナを攫っておいてタダで済むと思ったか? ヒナはどこにいる」

男はスイッチを押した

そうすると後ろの扉が開きまた白い一本道が姿を現した

「……この先にいる」

「分かった、この後お前ら組合を一斉に掃除してやるからな、覚悟しておけ」

男達は膝から崩れ落ちていった、それと同時に男の携帯と無線からほぼ同時に通知が鳴った




ようやくヒナと会うことができる

蓮也といえど強力な敵と戦い大勢に攻撃されれば疲労もする

そんな疲れ切った体でさえ頭では走ってヒナのところまで行きたいと思うほど

今の蓮也は彼女を必要としている


歩くこと数分、蓮也の目の前に大きな扉が姿を表した

「この先か」

蓮也が扉に近づくと扉は自動で開いた

その中は青黒く少し広い空間が広がっていた


その中央には、美しい銀髪に少し小さい身長、そして蓮也が求める彼女がいた

「……ヒナ」

「……蓮也」

2人は離れた位置から見つめ合いゆっくりと近づいていく

蓮也は今すぐに走ってヒナを抱きしめたかった

しかし少し残った理性がそれを許さなかった

(今抱きしめてしまったら止められる気がしない)


 そうして2人は手を伸ばせば届く距離まで近づいた

「おまたせ」

「うん、待った」

「悪いな」

「ううん、大丈夫信じてたから」

「あぁ、ありがとう」

「心配かけてごめんなさい、蓮也のことが心配で……」

「あぁ分かってる、こうして無事に会えたんだ謝ることはない、さぁ帰ろうか」

「……うん」

この時ヒナの目元には水があった






本当は書きたいものがもっとあったのに……


今回の話でようやくヒナが蓮也と会えました

ですがまだこの章は終わりではありませんので

今日ももしかしたらもう一本……?

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