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捜索編2




「このスーツ組合の連中じゃないか?」

「ええ、私もそう思うわ」

蓮也の問いに真由美が即答する


「でも何で組合の人たちが?」

そういったのは葛葉、その疑問は当然だった

(なんで、組合はヒナを連れ出したんだ?)

「その疑問はもっともだねぇ」

ここでずっと黙っていた光太郎が口を開いた

「けどね、もっと問題なのはこれ以降ヒナちゃんが帰って来てないことなんだよ」

この指摘に烈斗以外の全員が息をのんだ

「確かにヒナちゃんが帰ってこないことに組合が関与しているかは断言できない、けどもし関与していなかったとしてもなんで半日も帰って来てないのかってことになるからね、どこかで話を聞かれているとしたら時間がかかりすぎだし、解放されていたとしても知らないところに連れて行って話だけ聞いてここまで送ってこないのも対応の問題がある、そうなるとまだヒナちゃんは組合に捕まってる可能性が高い」

光太郎の考えを聞いて全員が納得した



「それで、具体的にはどうする」

「そうだな、俺はヒナの行方を追う班と本当に組合が関与しているか調べる班、それから色々な方面への連絡と監視カメラを使ったヒナの足取り調査、まあサポート役の班で分けるのがいいと思ってるんだが」

蓮也は的確に説明していく

「具体的すぎるな…」

蓮也の指示に若干武尊達が引いていたが蓮也は話を進める


「役割は今言った通りにするつもりだけど何か質問は? ないなら誰が何やるか決めるぞ」

ここで仁也が手を挙げた

「サポートの色んな方面への連絡ってなんだ?」

「基本的に四方位の当主さんたちに現状を報告してほしい、後は組合が悪いことをしていたときのために軍への連絡を当主さんたちに頼むことかな」

「なるほどねぇ」

仁也が関心したように頷いた


「思ったけど、ヒナっちを追う人って蓮也以外に適任いなくない?」

ここで葛葉が意見を言った、この意見に全員が肯定の意を示した

「そうなると必然的に僕も追う方に入るね」

武尊は少し遠慮がちに言った

「なら俺はサポートに入ろうかな」

仁也はさっきに説明を聞いて自分に向いているのを見つけたらしい

「仁也が行くなら葛葉もサポートでいいか?」

「え、うん」

葛葉が意外そうな声で答えた

「何か問題があるか?」

「え? ああいや、そういう理由で決めていいのかなって」

「なんだそんなことか、別にいいんだよ、仕事はちゃんとやるだろ?」

蓮也は笑いながら言った、その蓮也の表情に葛葉は少し驚きながら「うん」と元気よく答えた


「なら私もサポートに入ります、四方位に連絡するなら私と綾子がいた方がスムーズですので」

「ありがとう、綾子もそれでいいか?」

「ええ、いいわよ」

「じゃあ、親父たちにはカメラでの足取りを頼みたい、もしかしたら頼むことが増えるかもしれないけど」

「ああ、いいよ」

蓮也の頼みに烈斗は笑顔で答えた



「連絡はスマホで頼む、基本的に無理はしなくていい、それじゃあみんなよろしく」

「「了解」」




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