表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
32/52

クリスマス

本編があんなことになってますがクリスマスなので…


※二人は付き合ってないです。




12月25日 その日は交際している男女がいつもと違う場所や雰囲気で過ごす日である。




(どうしたものか…)

蓮也は一人悩んでいた

(前のハロウィンのように上手くいくか?)


蓮也の悩みは他でもないヒナと過ごすクリスマスのことだ

(ケーキは仁也達に手伝ってもらって予約してある、なのに肝心のヒナを誘うことができないなんて…)


学園は昨日から冬休みで今ヒナは葛葉と出かけている

帰ってくるのは四時過ぎだと言っていた

(とりあえず、帰ってくるまであと二時間近くある、その間に気持ちの整理と言葉を考えておかないと)

蓮也はリビングのソファーで一人頭をぐるぐる回転させるのであった。



時間がたち窓の外がオレンジ色に染まり始めたころ

蓮也はまだ頭を抱えていた


「何も思い浮かばない…」

今まで蓮也は誰かを何かに誘ったことがあまりなかった

ましてや異性の想い人となるともっと話は難しくなる


「ここはいっそのことストレートに……いやいや、もっとスマートにかっこよくした方がいいのか?

あーでもあいつストレートに言わないと伝わらなそうだし…くそっ何も思い浮かばない」

蓮也が頭を抱えソファーから立ち上がった時後ろから声をかけられた


その声の持ち主は蓮也が振り向くと首をコテン?っとかしげてから蓮也を見つめにこりと笑った。



「なんで固まってるの…?」

ヒナの帰りを予想だにしていなかった蓮也はその場に固まるしかなかった


(いや、帰り早くないか? だって帰りは四時過ぎって…)

そう思って時計を見ると短針は四に長針は二に差し掛かっていた

(完璧な四時過ぎだな…)


「急に立ち上がったり頭抱えたりして…どうしたの? 悩みあるなら聞く…」

ヒナは心配そうな表情を浮かべた

(うっ…そういう風に見えたのか、てか見てたのか)

「いや少し考え事をな?」

「何もないならいいんだけど」

(どうする、今誘うか? いや雰囲気は大切な方がいいのか?)


「なあヒナ、今日はクリスマスだな」

結局ハロウィンと同じ様な切り出し方しかできず自分がチキンだということを改めて知った蓮也だった


「うん、葛葉が仁也のおもてなしに期待してた」

「おぅ、仁也も大変だな」

「蓮也も何かしてくれるの?」

ここからどうやって誘おうか考えていた蓮也はかけられた言葉の意味を一瞬理解できなかった


「ん? 今なんて言った?」

「あ…いや、考えてなかったなら全然いい」

「いやいや、ちゃんと考えてるよ、大丈夫!」

蓮也は焦って少し大きな声で言う

「ふふ、ありがとう」

蓮也の大声に少しびっくりしながらヒナは微笑んだ。



ヒナが帰って来てから数十分後、予約しているケーキを二人で取りに行った


「ケーキ予約してたなんて、知らなかった」

「まあ、知られないようにしてたから」

「ん、嬉しい」

ヒナはそういうとにこりと笑った。


ケーキを受け取り店を出たときには辺りはもう暗くなっていた

「もう暗いな、急いで帰ろうか」

「ん、そうだね」

そう言って二人は歩き始めた


「ねえ蓮也」

歩き始めて数分ヒナが蓮也に話しかけてきた

「ん? どうした?」

「寒いから手、繋いでいい?」

ヒナの突然のお願いに蓮也は戸惑いを隠せなかった

「ど、どうした? 急に」

「ちょっと繋いでみたかった、だめ?」

「ダメじゃない…です」

「なんで敬語?」

ヒナのお願いに弱い蓮也はすぐにOKを出した






この後二人がどんな時を過ごしたのかはご想像にお任せ…





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ