表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
22/52

決着




武尊が突進してくる

(考え無しではなさそうだな)

蓮也は避ける方が安全だとは分かっていたが、あえて受ける方を選んだ、

そして蓮也は自分の腕に今までより強い自己強化を付与し構えを取る



あと少しで武尊の腕が蓮也に当たる所で蓮也が動く

蓮也の体が右に傾き武尊の攻撃から軸を外し、懐に潜り込み引き込んでいた左手を本気で打ち込む

その瞬間大きな地響きが起こった




そして会場の中央には倒れている武尊と武尊を上から見下ろす蓮也がいた




「うっ……かなり強くやったね」

「ああ、加減したら負けかねないからな」

「その評価を受けただけで僕は嬉しいよ…」

武尊は笑いながら目を瞑った




「いやー、すごかっなぁ」

「ほんとね~」

「蓮也、怪我はない?」

終わると同時に、仁也、葛葉、ヒナが会場に降りてきた

「大丈夫だよ、でも武尊を保健室につれていかなきゃな」

「それは俺と葛葉に任せな、審判様もこれからやることがあるらしいから先に帰るって言ってたし、お前は坂宮さんと早く帰りな」

「あぁ、悪いな任せた」

「ん、蓮也帰ろ?」

そう言ってヒナは蓮也の服の裾を握ってくる

その手は少し震えていた

(もしかして、心配してくれたのか?)

そう蓮也は思ったが口にすることは無かった

「そうだな、家に帰ろうか」

そう言って蓮也とヒナは歩き出した



その一時間後

「ん、………うぁ、はぁ」

「お?起きたか?」

武尊は目を擦りながら仁也のことをみる

「仁也が運んでくれたのかい?」

「まあな」

「それは手間を取らせたね」

武尊は起きようと思ったが体が思うように動かず寝たまま感謝を述べた

「派手にやられてたな」

「仕方ないね、彼は予想以上に強かった、ただそれだけだよ」

「そうか、 どうだ? また学園に来る気になったか?」

「そうだね、彼がいるなら面白そうだし、また通うことにするよ」

「南川のことはいいのか?」


「ははっ、そうだね、そこは心配だけど頑張るよ、僕自身彼女のことは嫌いじゃないからね」

「向こうは嫌いみたいだぞ?」



「そりゃね、仕方ないよ、僕は彼女にとって栞さんの仇だからね」



武尊は悲しそうな顔で言う

「俺は詳細を知らないから深くは言わないし聞かないが、一回南川と話してみたらどうだ?」

「あぁ、そうだね、考えてみるよ」

そう言って武尊は窓の外の『あの日』と同じ燃えるような赤い空を眺めた。




同時刻

帰り道ヒナはずっと蓮也の服の裾を掴んでいた

「ヒナ、どうしたんだ?そんなに心配だったのか?」

さすがに蓮也も気になり正直に質問をする

「………怖かった、勝つって信じてた、けど東強かった無傷で帰ってくるとは思えなかった…」

(そっか、ヒナも思う所があったんだな、これは俺が反省だな)

「ごめんな、これから無茶はしないよ」

「じゃあ、お詫びとして今日は寝るまでそばにいて」

ヒナは縋るような目で蓮也をみる

「寝る前まででいいのか?」

「え?……一緒に寝てくれるの?」

「嫌か?」

「……うん、一緒に寝たい」

少し頬を赤らめながらヒナは呟く

(早く片付けてそばにいてやりたいな)

この日蓮也はヒナの隣にいることを強く心に決めた。


ここまでがpixivで更新されていた分です

次回から新しい章に入ります

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ