↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
59/60

第五十九部 ゴーカートに乗った息子が消えた!

子どもが小さい頃は、今思えば「よく無事だったな」と思うようなことが、いろいろありました。

今回は、その中でも私自身が一番びっくりした出来事です。

長男が、幼稚園児くらいの頃だったと思う。

姉家族と私たち家族、それに父と母も一緒に、遊園地へ行った時のこと。


長男がゴーカートに乗りたいと言うので、私が運転し、隣に長男を乗せて走っていた。

しばらく走っていると、遠くのほうから、みんなが一斉に私たちに手を振っている。

「みんな、こっちに手を振ってる!」

そう思った私は、一生懸命に手を振り返した。

ところが、だんだん近づいてくると、何かがおかしい。

みんな、どう見ても笑っていない。

何か叫んでいるし、顔も怖い。

よく見ると、手を振っているんじゃない。

私たちを指差している!

「何?」

そう思いながら、隣に座っている息子を見ると――

いない!!

「えっ⁈」

慌ててブレーキを踏んだ。

ゴーカートを止めて、後ろを振り返る。

すると、遠くのほうに長男がポツンと立っている。

「いたーーー!」

私は慌ててゴーカートを降り、長男のところまで走った。

それにしても……

いったい、どこでどうやって落っことしたんだろう?

不思議に思いながら、みんなのところへ戻ると――

当然、みんなから思いっきり怒られた。

本当に、無事でよかった。

今思えば、ゴーカートに乗っている途中で息子を落とすなんて、笑い話では済まない出来事です。

それなのに、みんなが手を振っていると思って、私まで手を振り返していたとは……。

今でも思い出すと、自分で笑ってしまいます。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。