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第二十八部 弟の受難シリーズ〜通知表の悲劇〜
終業式といえば、子どもにとっては待ちに待った夏休み。
でも、通知表の中身によっては、天国にも地獄にもなります。
我が家では、この日だけは弟が一番緊張していたかもしれません。
小学生の終業式の日。
弟が母に通知表を差し出した。
パラッと開いた母の顔が、一瞬で鬼になった。
「ちょっと、そこに座りなさい!」
弟は机の前に正座同然で座らされ、その横には腕を組んだ母。
しばらく母のお説教が続いていると、
ピンポーン。
弟の友達が遊びに来た。
母は何事もなかったように玄関へ行き、
「今日は遊べんとよ。ごめんね」
と、にこやかに追い返す。
そして戻ってくると、再び鬼の顔。
「私は小学生の頃、いつも一番やった!」
と、延々と説教が続いた。
気になった私は、弟の通知表をのぞいてみた。
体育と図工は5。
あとは見事にオール1だった。
吹き出しそうになった。
でも、笑ったら次は私が怒られる。
必死で笑いをこらえた。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
子どもの頃は「通知表=親に見せるもの」でしたよね。
皆さんのお宅では、通知表の日は平和でしたか?
それとも、我が家のように誰かが青ざめていたでしょうか(笑)。




