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美人だけど最恐堅物な風紀委員長が、俺の前でだけエッチなデレデレ極甘女子を演じ始めて今日も感情がない件  作者: ファッション捜査課のスカリー


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第14話 放課後、明かされる凛の秘密。前編——

昨日の会話が尾を引いて、凛との関係をどうするべきか俺は余計に悩んでしまっていた。

たぶん、いや絶対に嫌われているだろう。相手は最恐の風紀委員長。こんなスケベな学友は願い下げに決まっている。

翌日の学校では話しかけるタイミングを探しては見失い、結局、声をかけることすらできないまま気づけば六限が終わり、帰りのホームルームさえも終わっていた。


まあ仕方ない。元々そこまで話す仲でもなかったし……。

そう自分に言い聞かせていた矢先——


賑わう教室内で俺の席へ一直線に向かってくる人影がひとつ。

圧倒的なS級美女オーラと威圧感を纏い、彼女が動くだけで空気が一瞬華やぎ、そしてすっと締まって視線が集まる……そう。凛だ。


見るだけなら最高の目の保養。見るだけなら……。

でも、実際に近くに来られると、その圧にいまだ喉の奥が勝手に強張る俺がいる。

それは周りも同じなのか、教室のざわめきが一瞬だけ小さくなった気がした。


「飛鳥くん、ちょっとこのあと時間あるかしら?」

「ああ……大丈夫だけど?風紀委員の仕事でもあるの?」

「まあ、そんな感じよ。じゃあ私についてきてもらえるかしら?」

「いいけど、どこ行くの?」

「風紀委員会議室よ……ほら、急いで」

「ちょっ!?凛っ!?待ってって!」


言い終えると、いつものようにスタスタと先を歩いていってしまう凛。


(……エッ!?今並樹くん月城さんのこと凛って呼び捨てしなかった!?)

(してたしてた!こえぇ……大丈夫かな並樹のヤツ。ぶん殴られるんじゃ?どっかに連れて行かれてるし……)


なぜか俺の凛呼びに小さく沸く教室の一角。

だがそんな事気にしている暇はなく、俺は慌てて荷物を掴みその背中を追いかけた。


廊下へ出ても視線はそこらじゅうから刺さり続ける。

憐れみというか、同情というか、なんか言葉にならないやつ。これもいつものことだ。

一年の最初の頃は「羨ましい」とか言われたのだが、今は凛の性かk……いや、迫力を知ったのか、みんな遠目で眺めるだけになっていた——



————————



風紀委員会議室へ着くと、いつもの如く鍵が締まる金属音が小さく室内に響き渡り、ふたりだけの空間が出来上がる。

それに慣れはじめている俺は、言われる前にいつもの最奥に置かれた椅子に座り、入口にいる凛に話しかけた——


「えっと……凛、今日の仕事って催眠の検証とか?」

「……まあ、そんな所よ」

「おっけ、今日はどんな検証をするつもりなの?」

「それは、ちょっと待っていてくれるかしら飛鳥くん……しっかり鍵が閉まっているか確認しているから……」


今日の凛はどこかソワソワしていて、扉の鍵がちゃんと閉まっているか何度も入念に確認している。

それからしばらくカチャカチャと音を立てたあと、確実に開かないことがわかったのか、こちらに歩いてくるなりいつもと同じ俺の横の席に座った。

まるでこの位置がふたりの定位置になっているみたいだ。


「それで今日はっ……」

「じゃあ失礼するわね……飛鳥くん()()()()()()()()()()()()()()()?」

「っ!?!?」


俺が言葉を言い切る前に割って入った凛は、若干焦った様子でキーワードを呟いた。


——最近の凛は慣れてきたのか、すぐに催眠をかけてくるな……。


そう思いつつも、催眠状態を装い始める。

目の前の凛はそんな俺の目を真っ直ぐ見つめつつ、口を開いた。


「あっくん……ちょっと手伝って欲しいことがあるんだけど、いい?」

「手伝って欲しいこと?」

「そう、ちょっと一人だと難しくて」

「ああ、いいけど何を手伝えばいいの?」

「それはね…………(照)」


急に頬を赤らめる凛にどことなく違和感と強い恐怖を覚える。

そもそも、演技中の彼女がこんな感じになると大体とろくなことがないわけで……。

そんな事を考えながら身構えていると、彼女は数秒の沈黙を経てゆっくりと話し始める。


「今日の6現って体育だったでしょ?」

「うん」

「それでね、ちょっと色々あって困ったことになっちゃたの……///」

「困ったこと……?」


——いったい、何をさせられるんだ俺は?


全く話の流れが見えず、俺は彼女の次の発言を待つ。


「……ちょっと緩くなってずれちゃったんだけど、それを直すのを手伝ってほしいの///」

「ずれちゃった……?直す?えっ、なにが?」


意図が掴めず、俺は首を傾げて反射的に聞き返してしまう。

すると、凛はおもむろに羽織っていたブレザーを脱いだかと思えば、その細い両手がそっと動き出し、指先がブラウスの第一ボタンにかかり……ゆっくりとそれを外し始めた。


「ちっ?!ちょちょ!?凛!?どしたの急に!?」

「………………」


目の前で繰り広げられるそれに、俺はどうしていいのかわからず両手を左右に振りながらただ慌てることしか出来ない。あえて言うならなぜ脱ぐ?である。


しかし、凛はそんな俺の行動などお構いなしに無言のまま、真っ赤に頬を染め……ゆっくり、でも、確実にブラウスのボタンを外してゆく。


1つ……2つ……3つ……4つ……


心臓が激しく脈打ち、吐きそうだ。

淫らにはだけてゆく凛の胸元、そして、俺の前に姿を現したのは——


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