成立
4、第二子以降は、3条に当たらない。もしくは、第一子を見届けるのを1とした場合、第二子以降は、0.5、0.333...とその力を分散する。
っていうのは?
と恵里菜が言うと、安紀は、眉をひそめて、「うーん。」と言った。
5、一人の子にかける、労力を1とした時、その1は、1週間に1度、抱っこをすることと、それと同等の行為とする。2人になった場合は、0.5、0.5となるから、2週間に1度ずつ抱っこするので、同等とする。
と、安紀は言った。恵里菜は、しばらく呆然と黙っていたが、急に少し笑って、「賭け、遊びを入れていい?」と聞いた。安紀は、「分からない。」答えた。
6、もし、3人以上子どもが生まれたら(流産も含む)、その子たちを認知し、母親と籍を入れる。
どう?
「それは、嫌だよ。君はそのくらいのことやってのけるもの。」と、安紀はあっさりと言うが、恵里菜の身体は、前の出産で大分、傷んでいた。「あと2人」は安紀が思うほど軽くない。恵里菜は、医者に言われたことを説明する。いかに、今回の出産で自分の身体が傷んだかを……。安紀は、黙って聞いて、「ふーん、なら、3人。ただし、流産を1人と数えるのはないよ。」と言った。恵里菜は、「分かった。」と頷いた。「じゃあ、あなたはこの子の「父親」ね。」と言って、恵里菜は、キスをする。安紀は、眉1つ動かさない。




