第185話
ヒトミさん達が戦い始める
私も…ローラとかって女とやらないと!
「んふー♪よいしょっと!」
……?
ローラが…座ってしまった…?
「ち…ちょっとアンタ…何やってんのよ?」
「まぁまぁ、アッチの方を見てからにしましょうよ?モグモグ」
か…観戦でもしろって言うの!?
のんびりと…しかも、お菓子まで喰ってるわ…
「な…何を…アンタバカなの?」
「ウフフ♪はい、あなたも食べるかしら?」
「ナナ!ソイツの言う通りにしときな!焦る事は無い」
…まぁ…ヒトミさんが言うなら…
「つうかアンタら…なんで私達の居場所が分かったのよ?」
私はローラに質問する
「フフ…前回あなた達に会った時、あなたに発信機を付けておいたのよね」
う…気が付かなかったわ!
「そのブレザーの襟の後ろをご覧なさい?」
私は慌てて発信機を探す
「あ…あったわ…いつの間に…」
「…フフ…アイナちゃんもただの新人じゃなくってよ?」
あ…アイツか!?
ーダンッ!!ー
私達が話していると、ヒトミさん達がついに戦い始めた!
アスカが一気に間合いを詰めてきたわ!
「せりゃあ!!」
バスターナックルとか言う奇妙な武器がヒトミさんに襲いかかる!
ーガキィッ!!ー
ヒトミさんは野太刀で弾く
「…ほう…随分と良いエモノを使ってるじゃねぇか?」
ーダッダッダッダッ!!ー
「今度は私だよ!!!」
ヒトミさんがものすごいスピードでアスカに向かって走る!
ーズガンッ!!ー
振り下ろしたヒトミさんの野太刀をバスターナックルで防御するアスカ
ーグッ…ギッ…ギチッ…!ー
奇妙な鍔迫り合いの様な形になる
見た感じ…お互いにパワータイプっぽいな…
アスカというのは背が高くてまるでバレーの選手みたいだ
180センチ位はあるんじゃないかな
かたや、ヒトミさんも身長はアスカ程ではないけど…
以前、ヒトミさんと戦ったから…分かるわ…
あの人は力で押すのが好きなタイプだわ
ーギィィィ!!ー
「オラァッ!!」
ードガッ!ー
「グホッ!!」
!!!
あのバスターナックルを…スライドさせてそのままヒトミさんの懐に潜り込み、ボディに重たい一撃が…!
「フン…これがバスターナックルの特徴さ…防御から、隙を与えずに一気に攻撃に転ずる事が出来る」
「ゲホ…!チッ…厄介な代物だ…」
「このバスターナックルを使いこなせば、お前程度なんて…」
「ヌラァッ!!」
ーズドン!ー
「ウゲォッ!!」
今度はヒトミさんの素早い蹴りがアスカの腹に刺さる
「解説なんていらないんだよ!バカタレ!!」
「うぐ…くそ…良い蹴りしてんじゃねえか…!」
「良いからかかってきな!!」
ーガキィッ!バシィッ!ゴンッ!ー
重たい一撃同士が、交錯し合う
あ…あんなの…どちらの攻撃も喰らいたくないわ…
しばらく、激しい攻撃が繰り広げられる
「はっ!!」
ーガシィッー
アスカが……ヒトミさんを…捕まえた!!
「捕まえたぜぇ!!」
「…!!」
「喰らえオラァ!!!」
ーズド!ドガッ!バキッ!ドッ!ー
ひ…ヒトミさんに、バスターナックルでものすごい攻撃を浴びせるアスカ
ードッドガッ!バキィ!ズドン!ー
「グハッ!オゴッ!ッ…グァッ!」
ヒトミさんが声を上げる
「トドメだ…!ヌラァ!!」
ーズドンッ!!ー
ボディに重たい一撃が…!
ーズダンッ!!ー
ヒトミさんが倒れこむ
「ハッハッハッハァッ!どうだ?これが最強とも言える近接戦闘の極みだ!」
アスカが…高笑いをする
「…………………」
ヒトミさんは倒れたまま動かない
「案外、あっけなかったねぇ…ガーディアンの隊長だからって期待してたのによぉ」
「………………」
「ひ…ヒトミさん!!」
思わず私はヒトミさんの名前を叫ぶ
まさか…
やられてしまったというのか…?




