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【草薙陸 → 白澤 事案報告】

案件名:千年の因縁、および母・玉藻の生存可能性について

概要:

「狐憑き女子高生」の動画に端を発し、白澤より平安時代の因縁(本家・分家の入れ替わり)を聴取。父・叢雲より、争奪戦の夜の出来事(記憶が曖昧であること、亡骸はあったが詳細は不明であること)を聞かされる。九尾因子の輪廻・憑依の性質から、母が今も生存している可能性が浮上。三輪玲も、独自の調査(鷹宮からの情報提供含む)により、同じ結論に近づいている模様。三輪側にて、玲を検体No.7と連動させる実験が明日実施予定との情報を、匿名の情報提供者より入手。

結末:

実験を阻止すべく、明日出向く予定。

所感:

正直、頭の整理が追いついていない。千年前の因縁、母の名前、そして、母がまだどこかで生きているかもしれないという可能性。一つ一つが重すぎて、まだ実感が湧いていない部分もある。

ただ、はっきりしていることが一つある。玲を、あのまま実験になんてさせられない。理由は、あいつが兄弟だから、というだけじゃない。あいつ自身が、もう随分前から、一人で抱え込みすぎてきたんだと思う。

父は、まだ全部を話してくれない。でも、今回だけは、父の答えを待っている時間はなさそうだ。

未解決事項:

・母・玉藻の現在の所在、生死の確定情報

・父が最後まで語らずにいる、争奪戦の詳細

・匿名の情報提供者の正体(恐らく察しはついているが、確証はない)

以上。次の報告は、恐らく、これまでとは違う結果を伴うことになると思う。

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