【本編とは無関係】
私はお嬢様と一蓮托生だ(そうであってほしい)。
でも、お嬢様は他の女と同様に誰かの物になった。覚悟は出来ていたので受け入れる事は出来た。
お嬢様があの男の傍にいるために多くのものを捨ててこられたのを私は見てきたから、私はお嬢様が捨てられたものを忘れないようにした。
スペルさえ覚えていないあの男になど分かるわけがない、7文字で表されるお嬢様と私の絆。
ある日、男はお嬢様と離れた。そのままお嬢様には私が残り、前のように戻るだけなのだと安易に考えていた。
だけど、違った。元通りになんてならなかった。
お嬢様はあの男に大部分を侵されてしまっていた。
私は?
その恋慕の情は、私より優先すべきなのですか?
その下らない男と「運命」で結ばれたかったのですか?
愛する事が出来ないにしても、私とこんなにも強くつながっているのに?
もし、そうであるならば私はあの男を赦さない。「運命」という言葉を軽々しく吐いた罪は重い。
お嬢様が私との強い絆を思い出してくださったとしても、私はあの男を苦しめる。
お嬢様と私の世界には2人以外に誰も入ってはいけないのだから。
お嬢様であっても、もうこの世界に異物を入れるだなんて許さない。
溺れる者は藁をもつかむ。
だからどんなに拒絶されても私は、お嬢様を離さない。最悪、あなたの枷にも鎖にもなってやる。
寄生虫扱いをされても絶対に噛みついた手を離さない。
自分のせいで私が悪に染まっていると知った時、優しくも無垢なお嬢様はもう二度と私から離れないだろうけど。
今度こそ抜け出せないよう、念のために共依存に落とすから。
先に裏切ったのはお嬢様、でも唆したのはあの男。
あの男のいない世界がこれから始まる。
だから…。
「また2人でやり直しましょう、お嬢様。」
~ ~ ☆☆☆☆☆ ~ ~
世界設定がよく解らないとコメントをいただいたので、設定を書き記しました。
試行錯誤しましたがどれも説明が上手くいかず…すみません。
【世界設定】
・人間界と魔界に分かれており、人間界は貴族が政を行い平民が貴族の統治下で生きる世界。魔界はよく構造が分かっていないものの、大陸のずっと向こうにある場所で、魔族とその眷属・従属が住んでいる。
・魔界は魔族の中でも特に優れた種【魔王】持ちまたはそれに準ずる者で統治される。人間界に魔族が侵攻してきたり、統治者の代替わりの際に魔界で内乱が起こった結果亡命してきたりして魔種族と呼ばれる魔族の従属が人間界に住みつく事がある。その魔種族たちには人間と同等の権利が与えられていない事が多い。
・人間をはるかに凌駕する魔族の侵攻を食い止めたり、平和な世で人間界に住む魔種族をダンジョン運営という仕事のみに従事させ犯罪防止につなげたり人々に娯楽を提供したりするために、冒険者というフリーランスの職業が存在している。冒険者には貴族がバックについている事が多い。
・魔道(魔法+魔導+魔術)について
人間の力を超えた魔族の侵攻に対応するため、魔族・魔種族の兵士が使っていた術を模倣したのが魔法で、個人の魔力量によってその精度は左右される。
主である魔族を失ったか内乱で亡命してきた魔種族が、人間に魔族から自分たちを守ってもらうために教えたのが魔導で、魔法使用に加えて高度な知識を必要とする。人間では、魔法使いの中でも賢い者が魔導を究める事が多いため、「魔導師」だと「魔法使い」より一目置かれる。
その後の戦で、魔法・魔導を使っても魔族に押されてきたので精霊などの人外に力を借りた結果使えるようになったのが魔術。
・都会(王都・ライター伯爵領)と田舎(リーゼル辺境伯領)周辺の違い
都会は貴族と平民の差、貴族間の位・財力の差が権力の差となってはっきりしている。
田舎はそうでもない。治めている貴族によっては身分差がはっきりしている場所もあるようだけど、リーゼルは曖昧な方である。でも辺境伯は信頼があるから権力は領内に通っている。
・大体は、王族>伯爵≧辺境伯 の順に権力を持つが、ライター伯爵家(母方)とリーゼル辺境伯家(父方)では事情によりリーゼルの方が上の立場である。
・貴族は政のために王都にあるシティハウスに約半年住み、残りを地方の自分の領地の屋敷で過ごす。国会議員みたいなものだと考えてほしい。領地が隣国や危険地帯などの近くにあり国を防衛する必要のある辺境伯は出席を免除されているため、アリーシアの祖父はめったに王都に行かない。
●この話の大筋について
(建前)
王子様から婚約破棄されちゃった可哀想なお嬢様と、主人一筋のパーフェクト従者のゆめかわいいスローライフ♡
王子様が運命の相手のベティーナ姫と幸せになる、王道のプリンセスストーリー♡
(本音)
すぐ病みかける豆腐メンタル令嬢と、主人と共依存になりたいので悪事を働きたい従者のやみかわいいスローライフ♡
運命で結ばれたビッチな姫と王子様が幸せになろうとあがく、逆シンデレラストーリー♡
※12部分まで書いた現在、アルバン氏の立ち位置についてはアリーシア側・アレクサンダー側・その他の王族側で何か認識が違っているようですが、ちょっとここでは理由を書けないです(汗)
3方の「情報量の差」と言っておきましょうか…。
●どこが恋愛ジャンルに当てはまるのか
(建前)
王子様とベティーナが運命の大恋愛をして幸せになる所
(本音)
アリーシアの未練タラタラな失恋事情
ベティーナによる逆ハーレム内閣の組閣と人事
アルバンの必死なアリーシアへのアプローチの一部
「ベティーナ逆ハーレム内閣をぶっ潰す会」の選挙活動
※ここが「ざまぁ」要素
アルバン先生と楽しむネガティヴキャンペーン
※ここが(アルバンの)「万能クズ」要素
結論を言ってしまうと、闇属性のアルバンはアリーシアと恋愛的な意味で結ばれない。
そういうのを期待した方がいらっしゃったらごめんなさい。
(訳:色々考えてきたけどどうしても状況を上手く説明できない事を悟ったので諦めました、本当にごめんなさい。でもコメントありがとうございます。)
コメントいただいた方、ありがとうございます!
それなのに「ああでもない、こうでもない」と対応が遅れてすみません…。
本編を外れたこの機会に、作者のしょうもない小ネタを一つ。
「なろう 気持ち悪い」とかで調べたら、なろうサイトに掲載されている小説の量産性を批判する記事がいっぱい出てくるじゃないですかww
ざまぁ設定に対する批判の一部に、「自分を主人公かキーパーソンに仮託してるのが分かる。それで自分の憎い相手にざまぁしてスカっとしてる自己満足」みたいな事があったんですよね。
えっ…どうしよう、「ざまぁ」要素がある以上、この駄文は作者がアリーシアかアルバンに感情移入して書いているって事になるのか?
作者は未練タラタラなメンヘラか、DQNかつ監禁野郎って思われてるのか…?!
自己満と言われても仕方ないし、文章力の無さも甘さも否定はしないけど…ww
ただ、感情移入の有無については当てはまらないとしてください。
作者は…メンヘラでもないし、DQNでもないし、監禁もしてないです。
特に後半2つは完全なシロです、安心してください。
作者は注文する時に「あっ、ハイ…オ願イシマス」って店員さんの顔色伺うぐらいのチキンですww




