第一章終了 登場人物紹介
登場人物紹介です。
身長に関しては………まぁ、雰囲気(笑)
・浅井茶々
通称:一の姫様/浅井の姫様
身長:169cm
本作の主人公。
流行りの異世界転生をし、まさかの戦国時代の浅井茶々に転生してしまった、元・ヲタク気味のアラサーOL。
父・浅井長政に似た、ぱっちり二重のはっきりとした顔立ち。
全体的に可愛らしい印象で、当時の「美人」とされる基準からは少々外れるものの、十分に美形の部類。
一度目の人生で史実通りに死亡。
二度目、三度目、四度目と必死に運命へ抗い続け、まさかの五度目のタイムリープ。
ここまで来ると、もはや諦めの境地。
「もうええわ。今度こそ絶対に生き残ったる!」と開き直り、生存に全振りする。
ただし、五度目の人生は過去四度とは明らかに何かがおかしい。
知っているはずの歴史が微妙に違う。
知っているはずの人物が生きている。
知らない人物まで増えている。
「……これ、本当に私の知ってる戦国時代?」
困惑しながらも、「まあ、生き残れればええわ。」の精神で、五度目の人生を爆走中。
浅井初
通称:二の姫様/お初
身長:約160cm
茶々の妹。浅井三姉妹の次女。
母・お市の方に似た、天正時代基準の正統派美人。
穏やかで淑やかな印象を持たれる一方、芯はかなり強い。
茶々曰く、「夫を蹴り飛ばすぐらい気が強い。」………とのこと。
茶々のこれまでの人生では、京極高次、浅野家、公家など、幾度も縁組を経験してきた。
五度目の人生では、従兄である京極高次との縁談がまとまり、無事に嫁ぐこととなった。
姉妹の中では、一番「しっかり者」に見えて、実は姉以上に肝が据わっている。
・浅井江
通称:三の姫様/お江
身長:約150cm弱
茶々の妹。浅井三姉妹の末妹。
父・浅井長政と母・お市の方、両親の良いところを見事に受け継いだ美少女。ただし、小柄。
両親の身長から考えると、「……長身の遺伝子どこ行った?」とは茶々の談。
北ノ庄城落城を経験したことで、戦や炎に対して強い恐怖を抱いている。
これまでの人生では、秀吉の都合に振り回され続け、結婚生活も決して幸せとは言えないものだった。
そのため、五度目の人生では、「せめてお江には、まともな人生を歩ませたい」という茶々の強い願いのもと、生き残り計画の重要人物となる。
今世では、徳川家から和睦の証として大坂城へ送られてきた於義丸と縁談が持ち上がっている。
茶々としては「……今度こそ、いい縁なんちゃう?」と、密かに期待している。
・寧々
通称:御方様/北政所様
身長:160cm
秀吉の恋女房にして、豊臣家の母。
ザ・和風美人の尾張の肝っ玉母ちゃん。
普段は明るく世話焼きで、親しみやすい人物だが、怒らせると非常に怖い。
特に尾張訛りが強くなると危険。
「戦しとる場合かね!!おみゃあさ!」と秀吉の側頭部を殴る程度には怖い。
浅井三姉妹を気に掛けており、秀吉の庇護下に置かれた彼女たちが少しでも穏やかに暮らせるよう心を砕いている。
茶々にとっては、何度人生をやり直しても変わらず頼れる存在。
・京極竜子
通称:京極の方様/京極の姫様
身長:167cm
茶々たちの父方従姉。秀吉の側室。
キリッとした正統派美人。
茶々曰く、「宝塚の男役」つまり、めちゃくちゃ男前。
小谷城時代から幼い三姉妹を可愛がっており、三姉妹に対する愛情はかなり深い。
若干どころか、かなりシスコン気味。
本能寺の変後、夫・武田元明と弟・京極高次が明智光秀に与したことで、元明は戦死。高次は敗走することとなった。
残された竜子は、実家と幼い我が子たちを守るため、自ら秀吉のもとへ赴き、単身で直談判。
その胆力を秀吉に気に入られ、後に側室となった。
ただ守られるだけの女性ではない。
必要とあれば自ら前へ出て、家族を守る強さを持つ。
五度目の人生でも、三姉妹が北ノ庄城から逃げ延びた際には真っ先に手を差し伸べ、長浜へ迎え入れた。
茶々にとって、「何度やり直しても絶対に信用できる人」の一人。
・於孝
通称:乳母殿、於孝殿、於孝様
身長:155cm
茶々の乳母。
元は浅井家に嫁いできたお市の方の侍女として仕えていた。
後世に『淀殿』の側近として知られる、大蔵卿局その人。
過去の人生では、最期まで茶々に付き従い、三姉妹の幸せを誰よりも願っていた。
茶々の無茶振りにもすっかり慣れているが、止めるべき時はきっちり止める。
「姫様がお倒れになっては本末転倒です。」
そう言って茶々を布団へ強制送還した張本人。
茶々にとっては乳母であると同時に、幼い頃から自分を支えてきた、家族同然の存在である。
・萩乃
※本作オリジナルキャラクター
身長:164cm
茶々付きの侍女。
近江出身だと言っているが、その正体は……。
甲賀五十三家の一つ、美濃部家の分家筋の娘。
近江の名族・六角家の没落により実家も大きな打撃を受けたが、浅井家に救われた過去を持つ。
浅井一族の生き残りであり、家長でもある茶々への忠誠心は絶対。
身の回りの世話から旅の支度、奥向きの雑務まで幅広くこなす。
茶々の突拍子もない行動には当初こそ戸惑っていたが、慣れた。
慣れとは恐ろしいものである。
ただし、茶々が本気で無茶をすると、於孝と共に止めに入る。
・旭
身長:155cm
秀吉の末妹。
美人画で知られる鶴田一郎の描く女性が、そのまま現実に出てきたような和風美人。
穏やかで柔らかな雰囲気を持つ一方、芯は強い。
夫・副田甚兵衛との間に一人娘・阿古をもうけている。
しかし、秀吉の政略によって夫と無理やり離縁させられ、阿古を豊臣家に残して徳川家へ嫁ぐことになる。
自ら望んだ結婚ではなく、不安を抱えているものの、茶々が付き従うことになったことで、内心かなりホッとしている。
「お茶々様も一緒なら、心強いわ。」
・仲
通称:ババ様/大政所様
身長:144cm
秀吉・秀長・智・旭の母。
美濃の鍛冶師・関家の出身。十代の頃に尾張へ嫁いだため、現在も生粋の尾張訛りで話す。
三姉妹や豊臣家の若い家臣たちからは「ババ様」と呼ばれている。
なお、これは本人が、「大政所様なんて堅苦しいわぁ。ババ様でええで。」と言って呼ばせている。
夫を早くに亡くし、四人の子供を抱えて苦労の多い生活を送ったが、持ち前の明るさ、人懐っこさ、そしてド根性で乗り越えてきた。
若い頃は村でも一、二を争う美人として評判だった。
夫の死後、実家や周囲から再婚を勧められたものの、亡き夫を偲び、再婚を断り続けた一途な女性。
――ただし、息子の女癖については「誰に似たんや……」と頭を抱えている。
どうやら秀吉の女好きは亡き夫・弥右衛門譲りらしい。
寧々が秀吉の女癖に苦労していることを心から案じている。
旭を無理やり離縁させて徳川へ嫁がせると知った時には、「あのたわけ、いっぺん殺したろか。」と本気で考えた。
普段は朗らかな「ババ様」だが、家族を傷つけられた時の怒りは豊臣家最強クラス。
・智
身長:157cm
秀吉・秀長・旭の姉。
旭同様、かなりの美人。そして、腕っぷしが強い。
幼い頃から弟たちを叱り飛ばしてきたため、天下人となった現在でも秀吉は姉に頭が上がらない。
母・仲とともに豊臣家の「秀吉ストッパー」を務める人物。
旭の離縁騒動では、「徳川へ嫁がせる?」と聞いた瞬間、蜂須賀小六に「大筒を持って来て」と頼み、弟を吹っ飛ばそうとする暴挙に出た。
「旭を泣かせた弟を許さん。」という姉としての怒りは本物。
茶々からすると、「この家、女の人の方が怖ない?」と思わざるを得ない存在。
・豊臣秀吉
通称:筑前様/関白様/関白殿下
身長:153cm
言わずと知れた天下人。
小柄ながら、短距離選手を思わせる引き締まったアスリート体型。
数々の死線と修羅場を潜り抜け、ついには天下人にまで上り詰めた戦国武将。
人懐っこく、飄々としており、人の懐に入り込むのが非常に上手い。
しかし、無類の女好き。もはや「女好き」という言葉では足りない。病気。
寧々・竜子を始めとする周囲の女性陣をたびたび悩ませ、実母・姉・弟からも呆れられている。
そして五度目の人生では、茶々からも、「秀吉……やっぱり怖い。」と思われている。
なお、本人は本人なりに家族を大切にしているため、余計に話がややこしい。
悪人ではない。だが、女関係だけは擁護不能。
・豊臣秀長
通称:小一郎
身長:164cm
秀吉と智の弟。旭の兄。
豊臣家きってのミスター調整役。
秀吉の暴走を抑え、家臣たちの間を取り持ち、政権を円滑に動かすために奔走する苦労人。
秀吉とは対照的に冷静沈着で、周囲への気配りにも長けており、長浜の子飼い衆からも慕われている。
兄の女癖の悪さには完全に呆れており、「兄さのこれは、もう病気だで。」と身内から容赦なく切り捨てる。
寧々の苦労も理解しているため、兄に対して申し訳なさを感じている。
旭の離縁騒動でも、母・姉・蜂須賀小六が秀吉を処刑しかける中で、必死に場を収める側。
「兄さが悪い。」と認めながら、それでも兄を支える。
豊臣政権にとっても、豊臣家にとっても、いなくなったら一気に大惨事になる人物。
・石田三成
通称:佐吉
身長:約170cm
秀吉の子飼い衆の一人。
後に関ヶ原の戦いを引き起こす………予定。
色白で線が細く、一見すると女性のような美人。
しかし、口を開けば理詰めで相手の息の根を止めにくる毒舌。
茶々曰く、「見た目と中身が一致せん。」
普段は淡々とした武家口調だが、身内や同じ近江出身者を相手にすると、近江訛りが顔を出す。
一度キレると手が付けられず、豊臣家では密かに「近江の雷様」と呼ばれている。
なお、本人はこの呼び名を大変不服としている。
福島正則・加藤清正・大谷吉継とは幼馴染。
何かにつけて正則と清正とは喧嘩しているが、いざという時には互いを信頼している。
・大谷吉継
通称:紀之介
身長:約175cm
秀吉の子飼い衆の一人。
三成より一歳年上という設定。
妖艶な雰囲気を持つ、どこか人を惹きつける魔性の男。
穏やかに笑っていることが多いが、茶々曰く、「何考えてるか分からない顔して笑ってる。」
しかも本人、自分の色気やどう見られているかを分かってやってるから、非常にタチが悪い。
三成・正則・清正の三人が喧嘩を始めると、間に入り、淡々と宥める役。
ただし、三人の性格を完全に把握しているため、「はいはい、佐吉も市松も虎も、そこまでやでぇ。」と、慣れた様子で止める。
豊臣家における、「喧嘩仲裁担当」兼「何となく全部分かってそうな人」。
茶々からすると、四人の中では一番警戒したくなるタイプ。
・福島正則
通称:市松
身長:180cm超
秀吉の子飼い衆の一人。秀吉の従弟。
幼い頃から秀吉に仕えた古参の家臣であり、賤ヶ岳七本槍の一人。
大柄で筋骨隆々。武功に定評のある筋肉だるま。
性格は豪快で情に厚く、細かいことはあまり気にしない。
そして、彼を語る上で欠かせないのが、無類の酒が好き。
茶々曰く、「呑んだくれ。酒で全てを吹っ飛ばす男。」
……ほぼそのまんま。
三成とは何かにつけて衝突するが、実は仲が悪いわけではない。
むしろ幼馴染として、互いをかなり大切に思っている。
正則は「仲良しやで!」と公言しているが、三成は絶対に認めない……らしい。
三成を肩に担いで強制退場させるなど、妙に扱いが雑。
・加藤清正
通称:虎之助
身長:約193cm
秀吉の子飼い衆の一人。秀吉の再従弟。
正則と同じく早くから秀吉に仕えており、兄弟同然に育った。
賤ヶ岳七本槍の一人であり、武功にも優れる。
そして、デカい。とにかくデカい。城壁が歩いてんのか?と思うぐらいデカい。
茶々曰く、「城の話しかしない熊。」
武勇に優れる一方、築城にも非常に熱心。
城の話を始めると止まらなくなり、よく吉継に止められてる。
正則とは非常に仲が良く、三成とはしょっちゅう喧嘩をしている。
しかし、三成・正則・吉継を含めた四人の絆は深く、「喧嘩はする。でも大事な幼馴染。」という関係。




