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シャドウアクティビティ  作者: モナカ
プロローグ
14/17

罠

ほんの10分前に起きた事はもう忘れる事はないだろう。 普通に生活をしていれば殺されそうになることなんてまずないだろう。 でもここは違う。 殺しが当たり前?

ふざけるな! そんな事絶対に許されるわけがない! 人の命をなんだと思ってやがる。

俺がもっとあの裏路地に行くのを拒んでいたらこうならなかっただろう...

そんな事ばかりを考えてしまう。

今日1日で色んなことが起きて頭の整理がつかない。 俺は一体何をしたって言うんだ

ただいつも通り日常を過ごしていただけだろ!

こんな事に巻き込まれるなんて...

しかし、これだけの敷地..この規模ここは一体どこなんだろう

そんな事を思いながら俺は恐る恐る建物の方に足を運ぶ。

まだ手足が震えている。 足がいつもの5倍ほど重く感じる。 心臓の鼓動も血管が破裂しそうなくらいドキドキしている。

こんなんで俺は大丈夫なのか?

ここから生き延びる事が、できるのだろうか? 中村にもらったポイントでジャブダルが言っていた事が本当ならばセーフティーゾーンで少し頭を整理しよう。

20分ほど歩くと俺は古びたデパート?の前に着いた。

「あの遠くから見た建物はデパートだったのか」

外に長居は危険だと思った俺はデパートの入り口を探す。

君が悪いくらい静かだ。

ここに来る途中ほかのプレイヤーに合わない

こんなもんなのか?

でも明らかにこれはおかしい。

デパートの入り口を見つけた俺は店の中に入ろうと足を運ぶ。

入り口に入るとブザーの音が鳴り響く。

「おい! マジかよ!」

俺は鳴り響くブザーの音に、警戒をしながらあたりをキョロキョロと見渡す。

「あー? また誰か来やがったぞ?」

店の奥の方から足音が俺の方に近づいてくる。

ヤバイ! 殺される。

俺は店を出ようとするがどうゆう仕組みになっているのだろう。 店の扉は閉まって開かない。 思いっきり蹴飛ばしてあげようと思った俺は扉のほうを見ると扉の窓は鉄板のようなものに、覆い隠されていた。

足音が俺の方にどんどんと近づいてくる。

「おい!お前誰だ?」

足音からすると俺は一人だと思っていたんだが多分目の前を歩いているイカツイめのこの男がリーダーだろう。

後ろには部下と思われる男たちが5人ほどナイフやら金属バットやらを手にしている

「すまない。 すぐにでてくよ」

「は? このゲームのルール知ってんのか?お前はここで死ぬんだよ」

部下の一人が俺に言う。

部下の一人が俺の方に何かを投げてきた?

「は? なんだこれ」

生々しい音見立てながら俺の目の前に落ちてきたものを俺は見る。

「おい! これって...」

俺のお腹から何か込み上げてくる

「うげぇぇぇ」

それはさっき俺を襲ってきた男の首だった

「おい! こんなところお前のゲロで汚すんじゃねぇーよ」

リーダー格のボスが俺に言う

それを聞いた後ろの男たちもケラケラと笑っている。

「おい! お前らこいつ殺したのか?」

「あぁこいつもお前と同じように入ってきて俺に襲いかかってきたんでな! 殺したわ」

嘘だろ!? さっきまで生きてたんだぞ!?

さっきまで俺と同じく呼吸をして言葉を話してたんだぞ!

「お前はどうする? こいつと同じようになるか? それとも俺の奴隷になるか?」

「そんなもん人殺しの言うことなんて聞けるかよ!」

「そうか」

男はそういうと、軽くジャンプをすると一気に俺の目の前まで現れた。

「な!?」

動揺する俺に遠慮なしに拳を丸め俺の顔を殴る。

俺は喧嘩なんて昔は多少はしてきた。

顔を殴られても跪くくらいで終わるだろうそう思っていたが俺は気がついたら後ろに倒れ3回転くらい転がっていた。

「いってぇ!!!」

顔を殴られてここまで痛いわけがない

こいつもさっきの瞬間移動?といいこの力間違いなくエスパーだろう。

「テメェーエスパーだな?」

「よく気がついたな。 まぁ〜流石に気がつくか」

転がっている俺の目の前にまた瞬間移動をして蹴る素振りをする。

まずいこれをもう一回食らうと骨が折れてマジでヤバイ。

俺は男が蹴ろうとするのを阻止すべく体に火を一気にまとわせる。

男は蹴るそぶりを素早くやめ後ろに瞬間移動?をして部下たちの元に戻る。

「ほぅ〜お前もエスパーか?」

「もちろん」

俺は殴られた顔を抑えながら笑みを浮かべながら言う。

「殴られて頭でもおかしくなったか?」

「いや〜お前の能力は全くわからないがどうしてかお前には負ける気がしねぇ〜」

本当はそんな事を多少も思っていないがやっぱり俺は殴られてから頭がおかしくなってしまったのだろうか? こんなハッタリで乗り切ろうとする。

「俺は宮崎翔太だ! ランキングは998位お前は?」

宮崎は俺に問いかける顔を見ると少しだけ笑みを浮かべていた。 その笑みが何を示しているのかわからないが妙に俺の中の恐怖心を煽っていた。

「仙道新! ランキング1232位 だ!」

少し声をはらせて宮崎にいう。

「そうか」

そう短く答えるとまた宮崎はぴょんぴょんとその場で小さく跳ね上がる。

これはやばい! また瞬間移動で俺の目の前にくると思った俺は体に火をまとわせる。

そんな俺を関係なしに宮崎は俺の目の前に現れ顔を思いっきり殴ろうと拳を構える

それに負けずと俺も宮崎に殴りかかる。

お互いが顔に拳を食らう。

「うぐぅぅぅぅ」

めちゃくちゃ痛い。 顔を何か金属の棒などで殴られたような痛さだ。

「あっちぃーな〜 !! おい!」

宮崎は仲間たちの元にまた戻る。

「面白い! お前俺とくるか?」

「もう不要に争うことはしたくない。お前と組みは置いといてだ」

「おいおい! 威勢のいいことだ。 ところでお前何ポイント持ってんだ?」

「50ポイントだ!」

「いつからここにきた?」

まるで尋問されているかのように宮崎の質問が俺に飛び交う

「今さっきだ!」

「さっき来たばかりで、このポイントとはお前ただもんじゃねぇーな」

宮崎が肩を揺らしながら笑うと

「とりあえず来いよ! 面白いもん見せてやるよ」

後ろの方を親指でさすと俺に背を向け中へと歩き出す。

仲間たちも何も言わず宮崎について行く感じで歩き出す。

俺もそんな宮崎に警戒しつつ歩き出す


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