3位
宮崎の後を歩く俺はショッピングモールの奥の方へと進んでいく。
周りを見渡すと宮崎の後ろを俺と同じく歩いている仲間3人だけが宮崎の仲間だと思っていたら他にもチラホラショッピングモールの周りや入り口などにチラホラ姿が見える。
俺がざっと歩いてきてみた中で30人ほどの仲間がいるだろう。 もっといるかもしれないが一体何にひかれてこの宮崎の下につくのだろう?
しかし、デスゲームと言いながらジャブダルとモニター越しに話した部屋であった中村といい、仲間を作り固まって行動しているのだろうか? これも集団心理ってやつかもしれない。
一人でいるよりもそりゃー固まった方が安心はするだろうが、これはデスゲームつまり殺し合いのゲームだ。 当然裏切りのリスクなども背負ってくる。
そこが恐ろしいところだ。
俺は多分群れることはないだろう。
少し歩くと止まっているエスカレーターを登る。
2階に行くのだろうか?
宮崎を先頭に一列になって歩く。
「なぁ? お前今まで何人やったんだ?」
突然宮崎が俺に問いかける。
「は? お前はどうなんだよ」
「俺か? 俺はもう覚えちゃいねぇーな」
「今はポイントも全く持ってねぇーが俺はこのフロアの一個上から来た。」
宮崎が俺に背を向けながら人差し指で上を指す。
「なんでまた降りてきたんだ?」
「まぁ〜色々あったんだが俺は自慢じゃないが上のフロアでぶいぶい言わせてた。ポイントもそれなりに集めてさらに上にいこうと必死だった。 外に出るためにな」
「なら、なおさらなぜ?」
「俺は自分のこの能力が強いと思ってたんだよ! あの人と会うまではな! 」
「あの人?」
「まぁ〜お前はわからないかもしれんが3位にあってボコボコにされて殺されかけた」
「なんでそんなランキング上位の奴がこんな下のフロアに来たんだよ?」
中村といいその宮崎がいう3位といいなんでわざわざ下のフロアに降りてきたんだろう? それが全くわからない。 外に出るためにはポイントを稼がなくちゃいけないのになんでこんな初心者ばかりいるところに来るのか俺はずっと考えていた。
「それは分からんが3位に生かされた俺は今奴隷みたいなもんだ」
「奴隷?」
「あぁここで毎月500ポイントを送ってるわけだ。」
「なんでまたそんな事」
「さぁ〜な! 俺には全く分からんがとりあえずここに送り込まれたわけだわ」
そうゆうと宮崎の足が止まる。
「ほらついたぞ!」
宮崎が親指で扉の方を指す。
そこには扉を覆い隠す感じで雑に鎖でロックされていた。
何かを閉じ込めているのだろうか?
扉の外から何か不気味に感じる。
宮崎がポケットから鍵を取り出すと鎖のロックを外すと扉をガチャリと開ける。
「ほら!こいつを見ろよ!」
宮崎は顔に笑みを浮かべながら俺に言う




