◇◆ 第一章 あらすじ ◆◇ ※第一章を読んでからご覧ください。
第二章から読みたい、という方のために、あらすじを用意しました。
第一章も読みたい、という方は絶対に読まないでください。
結末を含む、重大なネタバレが書かれています。
百年前、世界史上初の人工魔物バン=Aから大ニゴラスを護った『黒衣の魔術師』ことエインツ=タカオ。彼は、時が止まった場所シャムセン寺院から、百年ぶりに人里に姿を現し、大ニゴラスでハルバーツ学園の非常勤講師となる。彼は周囲に対して、「奴隷ハーレムを建築するために、大ニゴラスへ来た」と語る。そして、その仕事を通して、転生者で学園教師の『筋肉音楽家』の田臥龍一郎と友誼を結ぶ。田臥とタカオ、二人の共通点は、転生者の血族に見られる固有魔法を操ること。田臥龍一郎は、音楽のモチーフとなっている情景、物体などを演奏中のみ具現化する魔法。タカオは時空を操る魔法を用いる。やがて、ある事実が発覚する。それは、バン=Aは百年前、倒されたのではなく、タカオの時空魔法によって当時から起算して百年後に飛ばされただけである、という事実である。そして、その百年後は、丁度、今年である、と。『黒衣の魔術師』が百年ぶりに大ニゴラスに現れた理由とは、今一度、バン=Aを百年後の未来に飛ばす時空魔法を行使することであった。エインツ祭百周年に大ニゴラスの人々が盛り上がる中、タカオはその決戦の地でバン=Aが現れる時を待つ。そして、時空魔法の行使は、また百年間、タカオがシャムセン寺院に籠るという事実を示していた。そのことを許容できない田臥は音楽魔法を用いてバン=Aを倒すことを決意する。田臥はバン=Aが現れた直後、『ラ・マルセイエーズ』を歌い大軍を召喚する。その歌唱は何時間にも及び、その戦闘も何時間にも及んだ。やがて、田臥の声帯は限界を迎え、声が出なくなるが、その時、タカオは田臥に時空魔法を使い、田臥を歌唱可能な状態に戻すことで、戦闘の継続に成功する。そして、二人は無限に戦うことができる状況を手に入れ、消耗戦の末に、バン=Aを倒す。そして、タカオは、その褒章としてハーフエルフを高級奴隷として手に入れた。
ライトノベル新人賞登校時に求められる あらすじ(800字)を意識して書きました。
-------------------------------------
作中に扱われている楽曲は総て権利者の死亡からの時間経過により、著作権が消滅しています。
・ルシェ・ド・リール『ラ・マルセイエーズ』(フランス国歌)




