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肥田式強健術

肥田式強健術


この名前を初めて聞いた人が多いと思う。もう忘れ去られたトレーニング方法である。


この肥田式強健術というのは、大正時代から昭和初期あたりに流行した筋トレのひとつであり今で言うとアイソメトリックトレーニング(静的動作トレーニング)にあたる。


当時どれだけ流行ったかと言うと、戦前にカネボウなどの大手の会社で採用されたほどである。肥田式強健術は特異なトレーニング方法で、特殊な型を気合とともに行うことで短時間で身体を鍛え、身体の壮健に保つというものである。


創始者である肥田春充が幼少の頃「茅棒」とバカにされるほど虚弱であったのが独自の研究と自己鍛錬に励んだ上で筋骨隆々となり、肥田式強健術というメソッド本を出版し当時ベストセラーとなった。しかもこの肥田春充は脳筋というわけでもなく、肥田式強健術を開発後、複数の大学を受験し、中央大学・明治大学(商科・政治科)・早稲田大学に入学しすべて卒業するという超インテリであった。また在学中には明治大学に柔道部を創設するなど文武両道の人であった。



化け物じみたエピソードのうえ晩年はオカルトめいた言動をしたため(インテリがオカルトにハマるのは珍しくない)か、後継者に恵まれなかったのか、今ではすっかり忘れ去られたトレーニング方法となってしまった。



さて、この肥田式強健術はほんの数分でトレーニングが終わるので、筋トレがめんどくさいと思う人でも簡易的筋トレと割り切れば良いトレーニング方法だと思う。もちろんこの肥田式強健術をやればマッチョになれるわけではなく、何もしないよりは壮健になれる程度である。


自分はロードバイクに乗っているため、脚のトレーニングは相当しているが、上半身などはおざなりになっている。そのため上半身の茅棒化を防ぐ目的で肥田式強健術を行っており、最低限の筋肉は保っていると思う。


じゃあ、やってみようと思う人も若干名いれば、Amazon等で肥田式強健術の本を入手してやってみて欲しい。



ただ、腹を突き出すというけったいな姿勢をするし、かなり特異な身体の動かし方をするので、理解しにくいかもしれない。なので、本でやり方を把握しながらYou Tubeで昔の映像があるので、参考にやってみてください。



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