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僕は今から、変わっていく  作者: 湯治丸(ゆじまる)
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偶然な遭遇

さあ、忘れ物の教科書をとりに教室に戻った。

僕のクラスは2年1組。暗くて怖い廊下を足早に通り過ぎ、教室の電気をつけた。

いつも通りのクラス。だらしない子の荷物が机付近に散乱していて、通りにくい。

僕は自分の席に駆け寄り、教科書を探した。僕は勉強は好きではないが、馬鹿になるのだけはゴメンだ。

5分ほどで教科書を全部探しだし、リュックに詰め込んだ。全部の教科書の厚みは30cmちょい。リュックに入るか不安だったがとりあえず無理やり詰め込んだ。

さて、帰ろうと思って教室を出ると2年3組のクラスから明かりが漏れていた。

なんだろう…と思いながら近寄ると、そこには小学校時代からの友達の「ゆか」が居た。

一瞬驚きながら中を覗いていると、ゆかも気づいたらしく、側に寄ってきた。


ゆか「おっ! まさと君じゃん!! どうしたの?」

まさと「忘れ物を取りに来ていて....。てかなんでゆかが教室にいるの?」

ゆか「私も忘れ物☆」

まさと「えっ!同じかあ」


ゆかはロングヘアで他の男子や女子からも定評のある、面白い子。

僕は分からないが、可愛くないとは思わないかな。

別に好きとかいう感情もなく、単に友達って言う関係だ。

僕も1人で職員室寄るのは心細いと思っていたから、ゆかと一緒に寄ることにした。

実はゆかも1人は心細かったらしい。最近の職員室って入りづらいよね…。

てな訳でゆかの支度を待ち、一緒に職員室へ向かった。

外も中も暗いから、お化け出てきそうだね~と会話を楽しみながら、着いた。

2人で中に入って先生に用は住んだと報告。門を開けてもらい出ることが出来た。


ゆか「まさと君のお家って、何処らへん? コオプ方面?」

まさと「そうだよー。コオプを真っすぐ行ったところ」

ゆか「お、同じじゃん! 私はコオプを右に曲がるんだけどね」

ゆか「なんだったら一緒に帰らない?私一人じゃ怖いし…。」


とゆかにつられるまま一緒に帰ることになった。

正直に言うと僕は人生で初めて女の子と二人きりで帰ったと思う。

なんて言うんだろう、この密接感。今まで味わったこと無いほど心がドキドキと音をたてる。

コオプに着くまで、うちの組にいるリア充の話とか最近ハマった商品とか、色々な世間話をした。すっごい楽しかった。


ゆか「じゃ、私コッチだからっ!」

まさと「じゃ、じゃあね~」

ゆか「期末ファイトォ*:.。..。.:*・゜(n‘∀‘)η゜・*:.。..。.:*!!!☆」

まさと「ゆかもね(笑」


その日から僕は、心の奥深くで何かが変わったと思う。それはまだ自分でも経験したことのない何か、奥深い感情が…。

その日僕は家に帰ってもサッキの事が頭から離れず、結局勉強もせずお風呂だけ入って、寝た。

ちょっと顔文字もはさみつつ、ゆるーい感じに。

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