黄昏の忘街編 第5章、第6章
第五章希望までの案内人
「ん、、何してんのぉ?」
エリド達がマンホールの前で立ち止まっているとどこからか少女が現れた。
「、、え!今!どこから??」
エリドが目の前の光景に驚いた。少女は突然何も無い場所から現れたのだ。目の前の人物はお化けなのかと不安になる。
「ん〜、てきとー。っしはリイサ。んたらは?」
リイサはエリド達に向けて自己紹介をする。
「俺、エリ、、」
エリドが自己紹介をしようとした時、リイサは突然言う。
「ごっめん、っしさ。そろそろ行かないと」
リイサは手に付けている時計を見て何も無い場所まで慌てて走っていく。
その光景をエリド達一向は不思議そうに見ていた。そして、突然ドアが現れる。
「おいでよ。黄昏のとこまで。さ。」
エリド達の考える時間を飲み込むようにリイサはそう告げた。
第6章さあ!黄昏に追いつけ!!
「それは、一体、」
マエルの疑問を待つことなくリイサはドアの向こうへ行ってしまった。
「どういうことなんだ。黄昏は何のことなんだ、、」
マエルは目の前に山積みになっている問題を直視する。
『とにかく、あれこれ考えてもしゃあないし。あの子を追いかけてみない?』
シュツはエリド達に残された唯一の道しるべを示す。
「だよね!俺もそう思う!行ってみよう!」
エリドはシュツの意見に賛成する。
そして、エリドはドアを手にかけ回す。
回す。回す。まわ、ま、回らない。
「鍵、、かかってる?」
カチカチ、その後も何度も試してみるもそのドアが開くことはない。
「むにゃむにゃ、あっち行けぃ。眠ってまーす」
「うわぁ!だっ、だっ!」
しばらくするとドアが喋った。
「こ、こっちは止めておこう!何だか気味悪いや。」
エリドがそう言い放つ。それを汲み取ったようにマエルは
「なら、俺たちが入れる場所は、、」
マエルはマンホールの方を向く。
3人は何とか力を込めてマンホールをこじ開ける。すごい形相で。。
エリドを先頭にマンホールへと降りていく。想像通り下水道が延々と続く道だ。
「どっちに行ったらいいのかな、、」
エリドが行く方向を渋る。
『『こっちです〜よ。』』
すると、下水道の穴からどこからか不思議な生物が現れて告げた。
その姿は人間とは言い難く人外と呼べるよいな代物であろう。身体は小さく。きちんとした服を着ていた。
「なんだこいつは、!」
マエルはすぐさま、自分の剣を構える。
『『わわ!やめ〜てください!』』
謎の生物は慌て、両手と首を左右に振り敵意がないことを示す。
『『黄昏の元へと案内しますよ。あなた』』
そう言うと、謎の生物はシュツの方に指を向ける。
『!俺、?』
シュツは前に出てその生物に着いていく。
マエルとエリドは目を合わせ、自分たちはどうしようかと行動に詰まる。
「、、!シュツ止まれ!」
マエルが何かを察してシュツ達の前に出る
マエルの予感が的中したのか、黒い紙のように散らばった何かが一点に収束し始める
そして甲高い笑い声を上げる。
「はっはっはっ!はっはっはっ!はーはっはっはっ!!!、、はぁ」
エリドとマエルはすぐに身構える。
「遂に!!この時よ。このフォレが実力を示せる!!フォレはこの世界を悪で染めてみせよう!!はっはっはっはっ!!」
エリド達の前にはだかった敵は厨二病さんだったのだ。
「シュツ!こいつは俺達が食い止める!だから先に行け!」
シュツはその掛け声と共に自身の音符を周りに展開し、ジグザグに配置していく。
そして、それを飛び越えていく。敵の頭上を通過する。その後一つの音符を壁に巡りこませ体を斜めに向けた状態で加速し、壁を走っていく。
「逃がさんぞ!モルモット1!!」
敵はシュツを止めるように己の鎌を出し、斬りかかる。
シュツは自身の死を覚悟する。
の、瞬間だった!
マエルがその攻撃を受け止める。
敵はすぐさまマエルを弾き飛ばす。
「このフォレのデスdeath鎌の一撃を受け止めるとは、、貴様!我に敵対する意思を示せ!!」
マエルに戦う動機を示すよう敵は促した。
マエルは自身の剣先を見据え構える。
「、、俺はただ思い出の居場所を知りにきただけだ」
そう言い放ち、敵へ啖呵を切る。




