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反乱ー11

王が指を刺した先には・・

「な、何で?」

そこにいたのは、私が倒したはずのリヴィアが佇んでいた。

・・でも、様子がおかしい。

「フッ、死んだはず・・いや、正確には殺したはず。とでも言いたそうな顔をしているな」

「そうだ。私が殺した。でも、正当防衛とはいえ、流石に殺しまでは・・・いや、生きているんだったよね」

「それも違うな。リヴィア自体は確かに死んだ」

えっ!でも、今。目の前に!

「こいつは、リヴィアの死体を吸収させたスルヴァ。研究所を襲ったお前達なら、原理の理解はしているはずだ」

研究所の件もバレてるか。

って、そんなことは今はどうでもいい。

えっと、リヴィアを取り込んだってことは・・


「説明はこのくらいにしよう。戦闘再開だ」

王の宣言と共にリヴィア・・・スルヴァが剣を構え、猛スピードで近づいてきた。

「うっ!やっぱり、かなり速い」

ガキンッ!

高い金属音が響く。

「ふぅ。危ない」

攻撃を反射的に剣で受け止めることはできた。

・・それにしても、姿形はリヴィアだけど・・死んだような目をしていた。


少し前に読んだ資料によれば、強さ自体は変わりはないみたいだけど。自我というものがあるかは怪しく、ただ襲いかかってくるだけ

「感情がない分、同情をすることもない!思いっきりやるぞ!コスモス」

「う、うん・・(って、来てる!)」

必死に目と、魔力感知を凝らさないとはいけないとはいえ。反応できないわけではない!

剣で・・いや!今度は魔法で

「『空間(ディメンション)障壁(・シャット)』」


発動に成功し、目の前に横にいるヴァイスを庇えるくらいの半透明な壁が出現する。

「これで、攻撃は当たらない。ヴァイス、今のうちに!」

スルヴァが目の前まで迫ってきているけど。これで少しの間は時間が


バキッ!という亀裂音が耳に入ってきた。

そして、それを認識した時には・・


パリンッ!

えっ、壁が破壊された?!

「避けるか、受けるかしろ!」

「うっ!」


はぁはぁ。

とりあえず、ワープで逃げれたけど・・ヴァイスは?

「我も大丈夫だ!避けることはできた」

それは良かったけど・・何で破壊されたの?

元がリヴィアとはいえ、流石に一発で破壊はできないはず

「考えようとしていることは分かる・・・あれは、おそらく、闇魔法だ」

闇?ヴァイスと同じ?

「スルヴァは基本、闇の力を持っている。フッ、王が作ったのも例外ではないようだな」

「うう。闇魔法ね・・」

空間魔法が、ほぼほぼ通用しないってことだよね。特に防除面で

「萎縮したくなるのは分かる。なら、今回限りは我がメインだ!それに、王がいつの間にかいなくなっているぞ」

「えっ!」

上の方を見ると、衛兵と戦っているカインとセラしかいなかった

「コスモス!お前は、上の雑魚を始末し、カインと一緒に王を追え!・・うっ!」

ヴァイスは、再び猛スピードで襲いかかってきているスルヴァの猛攻を捌き出した。

「・・・わ、分かった。くれぐれも無理しないでよ。時間はかかるかもしれないけど、翔達も後から来てくれるはず!」

「ああ!」

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