雨音&よつ葉 カルテNo.5
雨音「よ~つ~葉~ちゃん♪ 限定スイーツ買って来たから、一緒に食べよう」
よつ葉「ケーキ?」
雨音「あったりぃ!」
よつ葉「わぁーい。葉月さんが見てるよ。思いっきり何やら言いたげな眼差しで!」
雨音「あっ……ねぇねぇ、よつ葉ちゃん? そちらの方は……」
よつ葉「司会進行を務めてくれる葉月さん!」
雨音「あっ……あぁ! はじめ……」
葉月「はじめましてじゃないですよ!」
よつ葉は、そんな2人を放置して、アイスカフェオレの準備を始める。
雨音「そうだ! よつ葉ちゃん! ホラー書いたんだって?」
よつ葉「そうそう、書いたんだよ!」
雨音「好評だったみたいじゃない?」
よつ葉「完結の日なんて、pv873だったんだよ」
雨音「大人気だね!」
よつ葉「感想もたくさんもらったの!」
雨音「皆様の反応はどうだった?」
よつ葉「怖い。って言ってくれたし楽しみにしてるって」
雨音「初挑戦は大成功だったね! もうホラーは書かないの?」
よつ葉「今日のお昼からホラーの第2弾が始まるんだよ! 前後編の2話!」
雨音「話せる範囲で宣伝しちゃいなよ!」
よつ葉「今作は、武頼庵様にご協力いただきましたシナリオを、ひな月雨音様と執筆した作品となります。タイトルは、『深淵へと誘うコール音』ですよ〜」
雨音「もうホラーは書かないの? なんて言ったのに、私も書いてるんだよね。恥ずかしい」
葉月「忘れてたんですか?」
葉月さんがカフェオレを飲みながら会話に参加してくる。
黙って葉月さんを見つめるひな月。
雨音「…………誰?」
葉月「すぐ忘れるっ! 皆様に愛されてる、葉月ちゃんです! 忘れないでください!」
雨音「はぁい。おっけぇ、おっけぇ」
葉月「きっと……次回も、はじめましてなんだろうなぁ」
雨音「葉月さんはさぁ」
葉月「はい」
雨音「自分のこと、葉月ちゃんて言うんだね?」
顔を赤くした葉月さんは、早く忘れて下さいと願うのでした。