↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/6

3ハンティング

「姉ちゃん姉ちゃん!」

「何よ」

「レベル上がる度に握力すげー上がってんだよ!」

「よかったわね」

「いやいや、人外一直線だよこれだと!」

「なら異世界に行くの辞めなさいよ」

「それは無理!」


 テンション上がりすぎて子供みたいになってしまった…反省だ。俺は24歳俺は24歳。クールだ。クールであるべきだ。 よし!


「ふっ」

「キモッ」


 うちの姉は酷いです。






☆★☆★☆★☆★☆★☆






「何か気になる仕事ありましたか?」

「んー。ないですね。 また次に来た時にじっくり探してみます」


 俺は今ハローワークに来ている。 失業手当をもらう為には定期的に来ないといけないんだな。 仕事か…浮気したクソ女思い出してしまうな…。 異世界でレベルアップしたのを有効活用できるような仕事はないだろうか? 土木…いやいや、重機使うからそこまで関係無いか。

 ボクシング…格闘系とかどうだろうか? いや待てよ。異世界の物をこっちで売るとか! 未知の鉱物発見!→手に入れたのは誰だ!→御用だ御用だ! 


 んー。明日考えよう。 明日になったらまた明日考えようってなると思うが!



 トゥルルル…トゥルルル…



 誰だ? あー…賢治か。 賢治は高校の時の同級生だ。


「わーたーしーだっ!」

「カイ…まだその電話の出方してんのかよ。 今暇か?」

「ふー…社会人がこの時間暇なはずないだろ」

「夜勤の人どうすんだよ。 つか会社クビなったの知ってるから」

「誰だバラしたの! まぁいいけど。 どした?」

「今日俺休みなんだけど、休みの連中集めて野球してんだけど来いよ」


 どうすっかな…今日はジム無いし…行くか!


「オッケー。 今から行くわ。グローブ余ってんのあるだろ?」

「あぁ。 んじゃ一時に河川敷沿いの野球場な」


 ってな訳でバイクで河川敷へ。

 途中で高校生くらいのガキが原付をパイーン!パパパイーン! って吹かしながら行ってたので横をスン!!って抜いてやったよ。 煽られたと思ったのか追いかけて来たけどぶっちぎって逃げた。 よくよく見てみたらボクシングジムに居たモヒカンのクソガキだったので、振り返って指差して笑ってやった。

 まだまだ俺もガキだな…。 あ!次ジム行ったとき絡まれそうだな…





「おーカイ来たか」

「よっ! んー知らない人結構居るな」

「会社の同僚とか、まぁ色々な人だよ」

「まぁ同級生だけだったら、お前ら何の仕事してんだってなるけどな」

「そゆことー。 んじゃカイは急遽って事で…レフト守ってな」

「おけおけ。 んじゃ楽しみまっか」



 カキーン!



「オーライオーライ…おら!レーザービィィイイイム!」


 俺の守ってるレフトにフライが飛んできたのでキャッチして…バックホームに投げる!



 シュルルルル!!



 うん。 異世界でレベルアップしたせいか…結構速い送球だわ。 レベル上げ続けたら200キロとかいけんじゃないだろうか? 



「カイ。 次お前の打順だぞ」

「お? 俺の番か。 よし!ホームラン狙うぜ!」

「はいはい」


 バッティングは腰の捻りやらなんやらが大事だが…パンチ力も大事だろ。 ふふふ。今の俺は握力も82キロ!ならば結構行けるんじゃないのか? というわけでホームラン狙いじゃぁああ!



「ストラーイク!!」

「ストラーイク!!」

「ットラーイクッッアウツ!!」



「かすりもしねー」

「カーブとかお前打てないのな…」

「素人にカーブとか使うなよ…」


 

 レベルが全く関係なかったよ…てな訳で草野球終わって家に帰る。

 さて、異世界行ってレベル上げすっかな! 肉屋で血の滴る鶏肉を買ってきたからこれを使って魔物をおびき寄せよう。




 ~ガイアース~




 鶏肉を仕掛けてっと…。んー焼肉とかしたほうがいい匂いしそうだけど、どっちがいいんだろう? まぁいい。 木の上に乗って、銃で魔物ぶっ殺す簡単なお仕事です。 弾が切れたら…どうしよう。 俺じゃ買えないだろうしな…

 タバコに火を付けてプハー。 ヘブンスターうめー。翼のマークなんだけど…スター関係ないな。 なんてくだらない事考えながら待つ。




「フゴッフゴッフゴッ」


 お。きたきた。猪か…頭に狙いを定めて…



 タァーーン!!



 キラキラキラ…



「毛皮と宝石かー。 毛皮とかどうやって使うんだよ…地球じゃ売れないだろうな。 失業保険切れるまでに何とかせねば」



 んでしばし待つ。




「グギャグギャ!」

「ゲッゲッ」

「ゴーブブブブブブ」



 130センチくらいの緑色の肌した二足歩行の生物が現れた…目が赤いし、魔物か? ゲームとかで見るゴブリンに似てるからゴブリンなんだろう。 でもこの世界の一般人かもしれないな。何喋ってるか分からないけど…どうするか…

 もし一般人だったらいきなり攻撃するのは…まずいよなぁ。 木の上に居るし…相手が持ってるのは棍棒みたいなのだけ。

 ここまで届かないだろうし、銃構えて話しかけてみるか。



「こんちわー。 どっかに村とかないですかね? 道に迷ったんですけど」

「ゲキャー!!」

「ゴブホホホホ!」


 あ、これあかんやつや。 めっちゃ棍棒振り回してる。殺気だしてるし… 人型か。 うう。ブルっとくるね。 



 タァーン! キラキラキラ…



 よかった…魔物みたいだな。 んなら容赦しなくていいか。



 タァーン!タァーーン!!




「宝石…だけか。 回収回収っと。 しかし…人型殺ったのに吐き気とかなかったな。 猪解体してるから耐性あるのか? それともレベルアップで精神耐性が上がってるのか…? 殺しても何も思わない…か。 よくないかもしれないな…今更異世界来るの辞めないけどね」 



 それからオオカミも3匹倒し、またゴブリン3匹倒す。 毛皮とか…使いようがないんですけど!


「レベルは…2上がったな。 んー…次の魔物倒したら帰るかな」



 ガサガサガサ…



「よし。 出てきたやつ倒したら帰るぞ!」

「グォォオオオオオオオ!!」

「転移!」


 めっちゃでっかい熊出てきたから帰った。 怖えぇぇええ!



 ~地球~



 異世界から帰って速攻シャワー浴びた。


「明日香ちゃんかーわいぃねぇえ」

「きゃぁー♪」

「あんた…ロリコンじゃないでしょうね…」

「ちゃうわい!」


 姪っ子と楽しく遊んで寝た。




 ~次の日~



「あー…今日はボクシングジム行く日だったな」


 昼に起きてのんびり準備してボクシングジムへ行く。



「ちわーっす」

「おう。 御堂君のんびり運動していきや!」

「おっす」


 ストレッチして縄跳びする。 いつもより…疲れない。 体力も上がってるのか…握力計ってないから計ってみよう。


「ふんぬばらぁああ」


 95キロ…か。 見た目の筋肉変わってないんだけどなー。 サンドバック本気で撃ってみるか。


「おいコラおっさん! ワレ昨日煽ったやろが!」


 

 ビリッ…



「あー…胸ぐら掴むからシャツ破けただろうが。 弁償しろよ?」

「あ゛ぁ!!」

「怖くねーよガキが。 今度は恐喝か? 警察行くか? 何だ?次は殴るのか? カスが粋がってんじゃねーぞ。頭ワリーお前は生きてる価値もねぇんだよ。生きてるだけで他の人は迷惑なの。わかる? 分かるはずないか」


 イラついて煽ってしまった…やったら止まらん。


「てめぇええ!!」

「やめんか天童! 御堂君も煽りすぎだぞ」

「あー…すんません。シャツ破られたんでカッとなってしまいました。 どーしてくれるんですかねコレ」

「あ゛ぁ!?」


 このクソガキ…!!


「オーナー。スパーリングさせてください。 お互い殴り合わないと気が済まないでしょ」

「ったりめーだ!」

「あー! わかったわかった! コーチ!御堂君の準備手伝ってやってくれ!」




「大丈夫かい御堂君。 天童はプロ目指してるから強いぞ。 御堂君…スパーやった事ある?」

「はは…ないですよ。 あのガキがプロに? あんなの世に放ったらダメですって」

「まぁまぁ。 プロになったら喧嘩もできなくなるから少しは大人しくなるって」

「いや…あいつは無理でしょ」


 コーチと話をしながら準備をする。 ヘッドギア付けて…視界わるっ! マウスピース…息しにくっ!



「それじゃあお互いここですっきりして遺恨残さないように。 いいね?」


 コクりと頷く。



 ドゴッ!



「っつ!」

「こら天童!!」


 野郎…ゴング鳴る前にやってくれたな…地獄見せてやんよ!


「あー…いいですよ。全く効いてないんで。じゃ、ゴングお願いします」

「あ゛ぁ!?」

「天童!!」



 カァーーン!!



 さっきゴング鳴る前に貰った一発…対して効いてない。少し衝撃があっただけだ。 もしかしてだけど…体力やら防御力やらレベル上がった時に全部上がってるのかもしれない。 握力だけかと思ったんだけどなぁ…あ、ジムで運動してた時に体力上がったの分かったけど! まぁいい。 今は目の前のクソガキだ。


 

「シッ! シッ!」


 クソガキが軽やかにジャブをしてくるが…見える! 動体視力も上がってるか! 体も動くぞ!

 キュッキュッっとステップを踏みながらジャブを放つクソガキ。


「シッシッ! シッ!」


 グローブでガード、スウェーで回避。 負ける気がしない…

 俺は手をだらりと下ろしファイティングポーズをやめる。


「どうした? 打ってこいよ。 ハエが止まるクソパンチをよぉ」


 クソガキが顔を真っ赤にさせながら俺の顔面にパンチする。


 

 パン! パンパン! ドゴォ!!



「っつ!」


 ははは。 防御力…上がってるな。 そこまで痛くないわ。 

 んじゃ…反撃と行きますかね!



 キュッキュッ…



 軽やかにステップをしながらクソガキの攻撃を躱し…ボディブロー!!


 

 ドンッ!!



「あがぁ……」


 顔面は止めといてやるよ。 というより死んだら困るからね。


「シッ!シッ! フンッ!!」


 ドッ!ドッ! ドゴォ!!


「がぁああ! う…う…おぇぇええ」

「ストップ!ストップだ御堂君!!」


 クソガキが腹押さえてゲロ吐きながら転げまわってる…。血は…吐いてないな。







 うん。  やりすぎた!!






 良くも悪くも人間臭いのを書きたい。 怒るし、泣くし、憎むし笑うし。良い人もいれば悪い人も居るってやつを…。


 文章力無いから無理だな!

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。