高校時代
どうも。芹沢綾乃です。とある学校での出来事より書くことにしました。多分、20話位の完結を目指しております。今回は第一話として高校時代。外山来翔の活躍を楽しんで!
僕、外山来翔は高校時代、国公立大学に行こうとした。元から頭は良かったが家が貧しかった。だから高校入学後に、何としてでも国公立大学に進学しようとした。
そして国公立・難関私大専門コースに所属し難関国公立大学を目指していた。しかし、大学卒の人が優秀とは限らないと姉が愚痴をこぼしていた。
『大卒はプライドが高過ぎると。』その日から大学進学が恐くなった。何で皆、自分自身にプレッシャーをかけて首を絞めるような大学に行くのか分からなかった。僕は高卒で就職の方が良いだろうと思った。
高学歴社会と言われるこの世の中で短大卒や専門卒、ましてや高卒は馬鹿にされるようになった。
所詮、大卒を凌駕する実力の持ち主は、大学院生のみである。しかし、彼らは研究者の道や大手一流企業と呼ばれる大企業に進む。
私の姉が勤務している中小企業とは縁も所縁も無いのだ。
とすれば、僕が勤める先は頭の良し悪しではなく、師匠と弟子のような経験によって働くところである。
ある日、僕はめったに行かないとんかつ屋に行った。そして自慢のとんかつを食べた。
どうせ、普通のとんかつだろう。そう思っていた。
「はい!自慢のとんかつ一丁。」店長がテーブルに置く。
「有難う御座います。」
「自慢の特製ソースをかけてとんかつをお召し上がりください。」店長が続けて言う。
ナイフとフォークで肉を切る…サクサクッとした音が絶妙であった。これはさぞかし旨いんだろう。
僕は、一口とんかつを口にした。
これが最高であった。今までに食べたことの無いような食感がして幸福を感じた。豚肉は一度ガーリックを塗って焼かれており、それに衣をまぶして揚げているようだった。
サクサクとした衣とその後に喉を通って行くガーリックの香りに思わず驚いてしまった。
「何だこれは!」僕は物凄く大きな声で言ってしまった。
「とんかつですよ!」店長が言った。
そりゃあそうであるが、物凄く恥ずかしかったよ。店長のお陰で恥ずかしさが倍増してしまったではないか。
回りはしらけてその後元に戻った。
一話見ていただき有難う御座います。
11月の終わりには終わらせますのでご期待下さい。
外山来翔
県立鯰高校男子三年、比較的太っているが顔はイケメンであり、動けるデブ。とんかつ屋で働きたいと思っている。




