ファイル1 5/3(日)P.M.19:14 Player : KOGA LV.1
―主人公は,受け身ラシイ―
「どうだった煌雅。初プレイの感想は?」
夜ご飯を食べているときだった。父の待ちきれない雰囲気が伝わってくる。
「いろいろと唐突だったけど……斬新だったな、感情を制御するなんてさ。よく思いついたよね」
「だろ?あのデバイス、『ネストデバイス』は革新的なんだ。だから周りの人にはまだ話さないでくれよ?」
父は俺にそう話した。まぁ、こんなの周りに知られたらそりゃまずい。
「わかったよ。ところで、なんで俺がテストプレイヤーなんだ?ただの高校生なのに。」
「だってだって~!そりゃ初見の人にも意見がもらいたいじゃないっ!それに自分の息子に意見がもらえるなんて!なんか新鮮だよ~」
お母さんが洗い物をしながらウキウキな声で言う。
「あ、そうそう煌雅。このゲームな、煌雅以外にもテストプレイヤーが3人いるんだ。ゲーム内で合流できるように、同じデータファイルを配布してあるから、合流も念頭に置いてプレーしてくれ。」
「ふーん。どんな人たち?」
「ゲームクリエイター仲間のお子さんとかね、大丈夫同年代だからっ!高校生だったはずよ」
「あんまり人と話すの得意じゃないんだよねぇ、まぁいいけど……」
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コウガ:
さてと……確か前、エフェリーを制御し切ったとこで終わってたね。とりあえずいろいろ聞きたいことがある。まずこのオーラはなんだ?
先導者:
それは通称、『アクセプトオーラ』と呼ばれます。そもそもオーラとは、コウガ様が持つ想いの具現化です。アクセプトオーラは、相手の感情による攻撃を受け止めることで、相手の感情を制御します。メニューから、ステータスを確認してみてください。
コウガ:
うん
<メニュー>
ステータス ◀
持ち物・装備
地図
スキル
コウガ:
なるほ…………っておいちょっと待て!え!?
ステータス
<コウガ>
体力:40(30→40にアップ)
攻撃:0(30→0にダウン)
素早さ:35(30→35にアップ)
防御:40(30→40にアップ)
オーラ:アクセプトオーラ
コウガ:
攻撃0って!?なんで!?やばいじゃん!!?詰むの早くない!?
先導者:
アクセプトオーラは、基本相手の感情を受け止めることが基本となります。相手の感情を受け止め切ることで、相手の感情を制御するためです。よって致命的な弱点として、『攻撃』ができなくなります。
コウガ:
攻撃できないプレイヤーとか前代未聞だろ……マジか。この先俺やっていけるかな……
先導者:
その分、アクセプトオーラ所持者は、圧倒的な体力と防御力が付与されます。ご安心を。
コウガ:
えぇ……。……まぁいいや。で、この暴れてたエフェリーは大丈夫か……?立てる?
エフェリー:
……アリガトウ。オレ、ナニシテタ……?
コウガ:
怒り狂ってその辺の木に八つ当たりしてた。なんでああなったか、心当たりとかないか?
エフェリー:
マエニ、アノカザンガフンカシタセイデ、ドジョウガオカシクナッテ、ショクモツウマイコトツクレナクナッタ。
コウガ:
だから八つ当たりって……安直だな、色々試してもダメだった感じか?
エフェリー:
アア。ナニヲヤッテモ、ショクモツガソダタナイ。ソシタラ、キュウニアバレタクナッテ……
先導者:
…………。
コウガ:
火山の噴火、か。確かに噴火すると火山灰とかで被害出るよな。ふーん、なるほどな~
エフェリー:
オレイシタイ。オレ、アノブルーツリーノジュウミン。アンナイスル!
コウガ:
お、いいのか?サンキュー!
先導者:
………………
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コウガ:
……でっかい木だな。上が見えないんだけど。
エフェリー:
ココカラハイレル。オレノミセ、アンナイスル
コウガ:
店?何の?
エフェリー:
ヤサイヤ
コウガ:
八百屋、か。なんかあるといいな。にしてもすごいな。木の下ってのに、この賑わい。地下鉄のショッピングモールみたい。いろんなお店が並んでいる感じ
エフェリー:
ココダ。ジャアアラタメテ……ナニカヒトツトクベツニサービスシテヤル。エラベ
先導者:
ここは「ヤサイヤ」と呼ばれていて、主に食べ物や食材、素材などが売っています。体力の回復アイテムをはじめとして、様々なサポートアイテムを買うことができます。
コウガ:
お金は?
先導者:
基本的にお金は、道中で拾える『鉱石』で賄います。よく道中で拾ったりすることや、エフェリーの制御に成功した際に、礼金または制御代としてもらうことができます。今回はサービスでものをもらえるようなので、何か買ってみましょう。
コウガ:
えー、じゃあ……
ブルーツリーの樹液:一回だけ体力を全開させて復帰する ◀
カシワモチ:体力を半分回復する
テンネンスイ:素早さを上げる
ブルーナッツ:エフェリーの間で人気。美味しい
コウガ:
樹液もらっていい?これあれば、俺がやられたら先導者に助けてもらえそう
エフェリー:
ドウゾ。ア、アトコレ。セイギョダイ。
▶コウガは100ラズリ手に入れた。
コウガ:
ありがとう。じゃ、俺そろそろ行くわ。元気でな!
エフェリー:
オタガイオタガイ~
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先導者:
この木の町には、他にも様々なお店があります。装備を整えるのにもいい場所です。
コウガ:
そういえば、この持ち物にあったフィンガーグローブ、つけてなかった。つけとこっと。
▶コウガは『フィンガーグローブ』を装備した。防御:40→45
先導者:
コウガ様は攻撃は不可能なため、基本装備は『防具』が主になっていきます。
コウガ:
まぁ、一旦このグローブもつけたし、いっかな。
先導者:
基本的に、各町には「料理屋」か「宿泊地」が必ずあります。そこに行くと、体力を全開することができます。
コウガ:
へぇ、今腹減ってないし……宿泊地かな。
先導者:宿泊地はこの地下2階にあります。行ってみましょう。
コウガ:
うぃ~
コウガ:
ここか。地下2階すべてが宿泊施設って。大胆だね
先導者:
先ほどの100ラズリを使って、宿泊可能です。
コウガ:
一泊したい。いくらだろうか?
オーナー:
5ラズリデス
▶コウガは一泊し、体力等全開した。
先導者:
おはようございます。
コウガ:
プチ旅行してるみたいだった。行くか。てか次の目的地はどこになるんだろうな~
エフェリー:
ン?ミナイカオダナ!キイタカオマエ!
コウガ:
ん?聞いてないけど
エフェリー:
『シンエンノキョダイコ』ノ、スイリョウガゾウカシテイルラシイ!!
コウガ:
ん?シンエンの……なんて?
先導者:
『深淵の巨大湖』。ここから東北に位置する巨大な湖です。ここからだと距離があります。
コウガ:
水量が増加、ね~。今はどうにもならなさそうだな、覚えてはおくけど。
▶コウガは大樹の外に出た。
コウガ:
お、あの地下街を抜けると、大樹の外に出られるんだな。
先導者:
……お連れしました。『シキ』様。
コウガ:
……?何言って……?
???:
君かっ?英雄さんは!!よいしょっ!!!
▶???が大樹の上から降ってきた。???に13のダメージ!!!
コウガ:
……誰なのかは知らんが、コイツがバカであることだけはよくわかった。誰だ君は。
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こんにちは!こっちを更新している暇があるならミラーメトロを更新してほしいところかもしれませんけど,書けちゃったんで更新しました。
主人公がまさかの攻撃不可能とは。絶対聞いたことないでしょうねwなんだかんだ構想はあるし,面白い物語になりそうなんで,期待して待っててください!
また次回!!




