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聖貨を集めて、ぶん回せ!  作者: 青木紅葉
26章・領都の北側

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 南街をダラダラ喋りながら通り抜けて、東街の冒険者ギルド前の通りにまでやって来た。


 ここ最近任務の関係でこの時間帯にここら辺に来ることも多いが、日に日に通りを行き来する人の数が増えて来ている。


 もうほとんど雨季以前の数に戻っているんじゃないかな?


 雨季が明けて、元の生活に戻って来たってのもあるんだろうな。


「それにしても……ちょっと中央通りっぽくなって来てる?」


 通りを行き交う人の恰好を見ると、屋台目当てにこちらに来ている街の住人もいるんだが、やはり冒険者の方が割合はずっと高い。


 屋台を除けば、冒険者ギルド本部を始め冒険者関連の店や施設が固まっているんだし、それ自体におかしいことはないんだが……出歩く冒険者たちの雰囲気が、そこはかとなく穏やかというか若々しいというか……こざっぱりしているというか。


 今までここを通る際に、知り合いを見かけたら挨拶をするくらいはしていたんだが、行き交う冒険者の様子をわざわざ見たりはしていなかったため気付かなかった。


 俺の言葉に、隊員たちは「だろ?」と苦笑している。


「なんかあったっけ?」


 通りの雰囲気が変わった理由は、出歩く冒険者の変化だってのはわかったが、じゃあ、何故そうなったかだよな。


 俺も冒険者ギルドに常駐しているわけじゃないし、冒険者たちの間で何かが起きた……ってことまでは把握出来ていないが、それでも自然にこうはならないはずだ。


「……アンタんとこの奥様が、王都から冒険者の姉ちゃんたちを連れて帰っただろう?」


「……うん。もう大分馴染んでるとは聞いてるよ」


 俺たちと一緒にリアーナにやって来たルイたちは、当初はウチの冒険者同士の衝突の原因になったりもしたが、それから通常の活動や騎士団との合同任務などを経てから、すっかり打ち解けている。


 顔と腕の良さに加えて、テレサが彼女たちに何かと仕事を振ったりしていることもあって、冒険者間だけじゃなくて街全体での評価も上がっていると聞いている。


「若い連中はあの姉ちゃんたちに良い恰好をしたいんだろうよ」


「まあ……ガラは良くなったよな。その分俺たちが浮いちまうけどな」


 そう言って彼らは互いを指して笑っている。


「あぁ……それがあったかぁ」


 そう言えばルイたちが最初に揉めごとに巻き込まれたのは、彼女たちに良い恰好をしたい連中が切欠だったっけ?


 テレサが間に入って、かなり厳しめに処分したからもうそんな事態は起きていなかったが……こういう方向で再発したのかな?


「まぁ……皆にとってはどうかはわからないけど、悪いことではないよね」


 今回ウチの隊に参加している冒険者は、若いのもいるがベテランが多めだ。


 今更そういう雰囲気には馴染めないんだろう。


 んで、好みの問題もあって、この通りの屋台はちょっと避けている……って感じか。


 通りを見る限りだと、屋台はどこも繁盛しているし……彼らが他所の店に流れても売り上げに影響はないだろう。


 それが良いことなのか悪いことなのかはわからないが、住み分けだな。


 ◇


 通りを奥まで歩いていき、冒険者ギルド本部と隣接する解体所が見えて来た。


 通りの人の多さから予測は出来ていたが、冒険者ギルドにやってくる者の数も増えている。


 馬車が何台も停まっているし……中の職員たちは大忙しだろうな。


 んで、そちらを見ながら隊員たちは暢気に喋っている。


 その一人が、冒険者ギルドと解体所を指して「さて……どっちにいるかな?」と、訊ねた。


「俺たちにコレを頼んだんだ。流石に向こうだろう?」


 解体所は臭いが凄いからな。


 いくら軽食だとはいえ、食事を出来るような環境ではない。


「解体だって時間はかかるだろうしな。もしかしたらまだ手を付けていないかもしれないし……先に下で飯でも食ってからにしないか?」


「そうだな……。じゃあ、さっさと行こうぜ」

セラ・加護・【隠れ家】+1【祈り】【ミラの祝福】【風の衣】

恩恵品・【浮き玉】+1【影の剣】+1【緋蜂の針】【妖精の瞳】【竜の肺】【琥珀の剣】【ダンレムの糸】【蛇の尾】【足環】【琥珀の盾】【紫の羽】+1【赤の剣】【猿の腕】・1枚


セリアーナ・【範囲識別】・【】・0枚

エレナ・【】・【緑の牙】【琥珀の剣】・4枚

アレク・【強撃】・【赤の盾】【猛き角笛】・10枚

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― 新着の感想 ―
いい格好しいでも治安がよくなるならまぁ…w
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