86 エクストラバトル 力と破壊の女神 レティア編 強き者たちの記憶
レティアは今まで旅をしてきた時の事を思い出す。多くの者と闘い、触れ合った。遥か昔の旅を。
「イールミ……シュレイ……リュージュ……今まで多くの強き者たちを旅で見て来た……でもあなたの強さは別格……何かが違う!」
「リー・メイリャン! 月のチカラを継し者! この力は本来、神と戦う時にしか使わない! でも使いたくなった……! ドラゴッ……デウスッッ! セイグラム!!」
「はぁああああああああああ!!」
「zz…にゃ?!」
寝ている状態でもその気迫に驚くと、メイリャンは後ろに距離を大きく取る。そしてそのころ、鋼鉄とレインはー
「レイン! スーツの再起動まであと何分かかる?!」
「申し訳ございません。マスター。現状、システムがダウンしており、リブート中です」
「システムダウンだと?!」
「システム復旧まであと15分はかかります。マスター」
「くっ……このままではメイリャンが……?!」
「どうしたのでしょう、マスター」
「いや、何かがおかしい。さっきから二人とも動かない! 直立したまま……」
「解析……完了。二人とも精神が別のフィールドに行っているとおもわれます」
「何だと?!」
~バトルヴィジョン~レティアの記憶
「ここは……?」
「zz?」
多くの窓にレティアの記憶が映し出されて再生されている。レティアはそれに触れようとするが衝撃がポワンと水のように波打つだけで中には入れない。
レティアの記憶~1000年前~
「流石ね! 音速のあざなは伊達じゃないようだわ」
「へっ! お前こそやるな! スピードで俺に付いてくるなんて!」
「それに、横にいる大楯の……」
「……リュージュだ……」
「そう……あなたが鉄壁のリュージュ。あら、案外かわいい顔してるじゃないの。メイティアが喜びそうだわ」
「ッッ?!」→顔を赤らめる。
「しかし、このコンビネーション……崩すには骨がいるわねっ! はぁっ! ギアを一つ上げる!」
「なんだと?!」
「安心して攻撃しろ! シュレイ! 防御は私が担う!」
「おう! だがその前に、お前! 名前はなんていうんだ? 聞いておきたいんだ」
「お前じゃない……レティア……」
「そうか! かわいいなレティア! それに強い!」
「なっ?! シュレイ!! 戦いに集中しろ!」
「かわいいて言われた……イールミ以外に……でも、あなたたちを倒さないとイールミが喜ばないし、能力は回収できないし、はあ……」
「なあレティア、次の一撃で決着にしないか? それならっ! お互いあと腐れない!!」
赤らめていた顔が少女から闘士の顔つきになると、深く腰を落とし構えを取る。
「ふふふ……いいわよ……わたしの全力の一撃で! はあああ!」
『地獄へ行きなさい!! ドラゴニック・ヘル!!!』
『流星一閃! ストレイトネビュラァ!』
そして、わたしはこの時思っていたの。スキルだけではなく、パワー、スピード、テクニック。全てが高くないと絶対にダメだって。でもそうじゃなかったわ。圧倒的なスキルでも、時に相手を上回る事があるって。この戦いでわかったの。初めて土を付けられた……すごい悔しかったのを覚えているわ。それからのわたしは能力だけではなくスキルも重視するようになった。ただ、強くある為にー
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