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82 エクストラバトル 力と破壊の女神 レティア編 試練の刻


 親友との激闘を経て、さらに強くなったメイリャン。ウィディア神の元へ戻った一行は、月のチカラをレティア神に認めてもらう試練を受けてくるのじゃと言われ、竜の扉をくぐり狭間の世界を再び訪れる。そこにいたのは、以前とは比べ物にならないくらいの覇気を纏ったレティア神だった。「久しぶりね……鋼鉄、レインちゃん、メイリャン」「レティア神、そのお姿は……!」「これは、大事な用事の時に着る服よ」「わたしが薄着以外を着るなんて滅多にないもの」「特別な試練……ということですか」「そう……試させてもらうわ、月のチカラにふさわしいかどうかをっ!!」レティア姫のパワーが高まっていく!……試練の刻、始まるー!!


~転生の間~


「体はもういいのか? メイリャン」


 親友との闘いにより傷ついた体を労わる鋼鉄。レインも少し心配そうな顔をしながら立っている。


「ばっちりアルよ! 速く次の星のチカラの継承者を探すネ!」


 元気いっぱいに両手でマッスルポーズをするメイリャン。猫口でむふ~としている。


「それなのじゃが、ワシからそなたらに大事な話があるのじゃ」


 大きな扇で口を隠しながら喋り始めたウィディア神だっだが、自分では妖艶にしようと頑張っているがピコピコしている頭のネコミミがそれを許さなかった。→かわいい


「レイン、嫌な予感がする。研究所に連絡して各装備のメンテナンス申請をしておいてくれ」


「かしこまりました。マスター」


「そうかしこまらんでよい。これからおぬしらはレティアに月のチカラを認めてもらうのじゃ」


「?!」


 メイリャンと鋼鉄たちが大きく驚く。


「ほ? レティアて誰アルか?」


「な~にをいっておるのじゃ。この前会ったばかりじゃろう」


 以前会った時はメイリャンは眠っていたことをウィディアは忘れていたようだ。


「ウィディア様。以前会った時はメイリャンは眠っていましたから」


「お~そうじゃったのう! 最近忘れ物がひどくていかんわい! ひょひょ」


 鋼鉄が指摘すると困った顔をしながら扇を仰ぐウィディア。そこにメイリャンが話しかける。


「そのレティアて人は強いアルか?」


 メイリャンのその一言に、鋼鉄は黙り、レインは鋼鉄の顔を凝視し、ウィディアはムフフと笑う。黙っていた鋼鉄が戦った記憶を思い出しながら語り出した。


「強いなんてものじゃない。力と破壊の女神、レティア様……私が相対した神の中でも三本の指には絶対入るだろう。パワー、スピード、テクニック。どれをとっても最高峰。ゴッドスキルのドラゴニック・セイグラムはそれらをさらに強化する。できればもう戦いたくない相手だ」


「しかもレティアはホンキを出していなかった……じゃろ?」


「そうアルか? 鋼鉄」


「……」


「ま~た黙りこくりおって! 鋼鉄よ! やはりおぬしはまだまだじゃのう!」


「安心せい。鋼鉄よ。あれはお主にドラゴニック・セイグラムを授ける為の試練。ガチの戦いではない。それにのう……」


 何か含みのある言い方をするウィディアに対して、鋼鉄は意を決して訪ねてみた。


「な、何でしょうか? ウィディア神」


「今回の試練。レティアには一切手心を加えぬように申し付けてある……」


「?!!」


「馬鹿な?! 正気の沙汰ではない!!」


「望むところアル!」


 メイリャンはガッツポーズをしやる気を出している。鋼鉄は顎に手を当て少し考えた後、ウィディアにあることを申し出る。


「ウィディア神」


「なんじゃ? 鋼鉄よ」


「感情オーバードライヴを解除してください」


「……ダメじゃ」


「しかし! このままでは……!」


「言ったじゃろう。これは月のチカラの試練じゃと」


「もしもおぬしが星のチカラに覚醒した暁には、感情オーバードライヴの封印を解いてしんぜよう」


 少し儚い表情。何か考え事をしながら鋼鉄の方向に扇をピシりと刺す。


『ここで寿命を縮められたらワシの計画が全て台無しじゃ……鋼鉄よ、わかっておくれ』


「そのかわり、リフュージョンソードは使ってよいぞ。あ! でもブライトホープはダメじゃ。あれは少々逸脱しすぎておる」


「むぅ……かしこまりました」


「さあ! そこの龍の扉から狭間の世界に行くのじゃ!」


「行こう、レイン、メイリャン」


 龍の扉へ向かう一行。そこにウィディアがメイリャンを引き留める。


「メイリャン、ちと待つのじゃ」


「ん~? なにアルか?」


「女神の加護があらんことを……」


「あんがとねっ! 神サマ!」メイリャンのグッドサインがキラキラと輝いていた。


~狭間の世界~


 そこにいたのは、以前とは比べ物にならないくらいの覇気を纏ったレティア神だった。


「久しぶりね……鋼鉄、レインちゃん、メイリャン」


「レティア神、そのお姿は……!」


「これは、大事な用事の時に着る服よ」


「わたしが薄着以外を着るなんて滅多にないもの」


「特別な試練……ということですか」


「そう……試させてもらうわ、あなたたちが月のチカラにふさわしいかどうかをっ!!」


 レティアのパワーがぐんぐん高まっていく!


 ……試練の刻、始まるー!! 




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活動報告に全体のストーリーラインを上げてますので、良ければ見ていってね~! 小説家になろう 勝手にランキング
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