137 エクストラバトル 恋と因果の女神メイティア編1 ラム・デュクセル
ただ、無心に踊っている。深紅のツインテールにメリハリがある爆裂ボディー。ハイヒールをものともせずにとても妖艶に。そんな彼女が鋼鉄たちに気づくと、踊りを止め、腰に手をついて元気に話しかける。
「あら? とうとう来たのね!!」
「お久しぶりです。メイティア様」
「勇者くんの時以来かしら? 鋼鉄とレインちゃんは」
「そっちのチャイナドレスにかわいい包を頭にしてる子は、月のチカラの継承者ね!! そうでしょ?」
「そうヨ! リー・メイリャンある! よろしくネ!」
「あらかわいい……♡」
メイティアはメイリャンをグッと引き寄せると、潤んだ瞳で抱きしめた。
「チッ……! 出やがった! メイティア姉の悪い癖が!!」
「アイヤ~♪ このお姉さん、めっちゃいい匂いするアル~……!」
『触っただけでわかるわ、凄まじく溢れるパワー……この子、さらに覚醒しかかってるわね……レティア姉サマが弟子に取る訳だわ……』
「シンディ?」
「……なんだ? メイティア姉」
「あなたも新たなるチカラに目覚めたよう、ね?」
辺りが重い空気に変わる。メイティアの体からボウと炎が迸り、それがシンディに向けられると、大きく唾を飲んだ。
「ごくっ……! いい雰囲気出しやがるじゃねえかっ……! あんたとはハイフリード・ギアをもらってから戦えてねえんだったな……!」
「わたしがあなたにギアを渡した時、絶対にギアが進化をすると思っていたわ……」
「それをわたしに見せて頂戴? そして、試練を美しい合格にして見せてっ?!」
「来るぞ?! レイン!!」
「はい、マスター」
恋と因果の女神 メイティアが勝負をしかけてきた!
「ラム・デュクセル!」
メイティアが右手を前に出し呪文を唱える。
「これは?! いきなり上位の魔法か?!」
なんと、辺り一面にポン、ポンと大きなキノコが生え始めた!
「アイヤー? でっかいキノコね~」
「それに近づくと……」
「火傷するわよ?」
「いかん! メイリャン!」
キノコが突然爆発し、メイリャンを襲う!
「ちぃっ! レイン!」
「解析……完了。キノコに擬態した爆発魔法かと思われます」
「ブレイカー! アイヤー娘の手当てしてやれ!」
「魔法使いには近づいてぶっ倒しゃいいんだ……よっ! うらぁ!」
シンディの蹴りがメイティアに目掛けて繰り出される!
「うふ♪ い~っぱい楽しませてね♡」
第二の試練、始まるー!
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