120 セブン・シスターズ 星の七姉妹編1 サンタ・マグノリア大聖堂
見るからにわかる高価なステンドグラスからのまぶしい光りが、鋼鉄たちを照らしつける。突然、4人が何もない空間から出てきたのだ。4人はキョロキョロと辺りを見回している。
「ここが、サンタ・マグノリア大聖堂か……」
奥には天使の像が4体配置されており、今にも動きだしそうなほど精巧な造りをしていた。
その造りに見惚れている鋼鉄は、もっと近づいて見ようと顔を近づけた、その時だった。
ビュンッ!ガキィン!一瞬の出来事。どこからか矢が飛んできて、それを鋼鉄がすばやく剣を抜き矢を切り裂いた。
「挨拶にしては荒い……な?」
影の中から1人、また1人と出てくる。7人全員が揃うと、鋼鉄たちに対して深く御辞儀をする。
「試すような真似をして申し訳ありません。我ら、セブン・シスターズ、その名を落とすわけには参りませんので……」
「この人たち、全員シスターの格好してるネ!」
「ええ、わたしたちは、シスター(修道女)でありシスター(姉妹)イカシテるでしょう?」
妖艶な顔をして微笑みかける。それを見てシンディが大きく叫ぶ。
「こいつら、なんかヤバいニオイがしやがる!」
シスターズが口々に話し出すと、レイン、メイリャン、シンディが構えだした。
「先ほどの斬撃を見て確信いたしました。鋼鉄様。やはりあなたも、星のチカラを継ぎし者」
「なに?!」
「でも、まだ星機甲を呼ぶまでには覚醒していない……」
「あの一矢は、聖弓ルシールの渾身の一撃。それを凌いだ……」
「あなた方が星のチカラにふさわしいのかどうか」
「わたしたちが」
「試させていただきます!」
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