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119 緊急クエスト


 ウィディア神はレティア神のところで特訓していたメイリャンを迎えにいっていたようで、衣服がボロボロになっているのがその凄さを物語っていた。


「メイリャン! 修行はもういいのか?! しかし……その衣服は……すごいな」


「ばっちりアルね! それより、この紅いの、なにネ?」


 メイリャンはシンディのことを指さして頭を捻る。紅いのと言われたシンディは怒りを抑えてプルプルしている。だが、次第に怒りを抑えきれなくなり、爆発した。


「てんめぇ! いい度胸じゃねぇか……!」


「これこれ! 仲間割れはよすんじゃ!」


「仲間だと?! 俺は仲間になった覚えはねぇぞ!!」


「おぬしは太陽の継承者じゃ。ならば月の継承者であるメイリャンと行動を共にするのが必然じゃ?」


「月の継承者~?! こいつが?」


「こいつじゃないネ! わたしはリー・メイリャン! 16才ヨ!」


「大丈夫か? レイン」


「損害は軽微です。マスター」


「ウィディア神、わたしたちは一度、研究所に戻ります。メンテナンスと補給をしなければいけない」


「ダメじゃ!」


「?!」


「これはワシからの緊急クエストじゃ……!」


「鋼鉄、それにレイン、シンディ・バーンズにリー・メイリャン。おぬしらはこれからサンタ・マグノリア大聖堂に赴き、星の七姉妹、セブン・シスターズと接触するのじゃ!」


「セブン・シスターズだと?!」


「危険度Aランク以上だと思われます、マスター」


「各々がアーティファクトの武器、聖極器の使い手である、星の七姉妹!」


「そうじゃ。鋼鉄よ。ワシの目がただしければ、おぬしにも星のチカラが流れておる……」


「それを覚醒させるため……ですか……」


「それもあるが、おぬしは剣と銃しか持っておらぬじゃろう? 他の武器も持つのじゃ」


「倒して奪えと?」


「ふふふ♪ それは任せるわい」


「それと、シンディよ」


「なんだ? ばばあ」


「ばっ……! まあよい。おぬしには、七姉妹のあとに強敵が待ち構えておる。気を抜くなよ」


「強敵だと? いいぜぇ……!そのクエスト、受けてやるよ!」


「よし! それでは、ワシがみんなを大聖堂まで空間転移で運んでやるからのう! ほいっとな!」


 両手をパン!と叩くと、空間が歪み、全員を包み込む。待ち受ける新たな敵の不適な笑みが、大聖堂の影の中で光っていたー




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活動報告に全体のストーリーラインを上げてますので、良ければ見ていってね~! 小説家になろう 勝手にランキング
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